救援新聞・北九州版 2011年11月15日

 ☆「資料集」に戻る☆

☆★☆★☆★☆
★ 目  次 ★
☆★☆★☆★☆

 ■人権と民主主義を守る絆をもっと大きく
  北九州総支部第29回大会ひらく
 ■「無実の人は無実に」宣伝行動に参加を
 ■自由ヶ丘高校 M先生おめでとう!職場復帰かちとる
 ■生存権裁判 最高裁・口頭弁論開始を連絡
  上告棄却の声を最高裁にとどけよう!
 ■たたかいの教訓を生かし発展させよう
  心こもった定温闘争終結集会
 ■学習に署名に拡大にいっそう頑張ろう
  若松支部28回大会
 ■解放運動無名戦士第24回北九州追悼会
 ■会員拡大,会費完納,年末カンパにご協力を!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■人権と民主主義を守る絆をもっと大きく
 北九州総支部第29回大会ひらく

 国民救援会北九州総支部第29回大会が、11月4日戸畑生涯学習センターで33名が参加して開かれました。
 大会はM常任の司会で始まり、議長にYさんを選出。 T総支部長が「総支部は29回大会、僕も30歳になります。 総支部と同い年です。 今年はM先生が職場復帰し、爪ケア事件も勝利した。
 いまの政権下で権利侵害がふえるのではと思われます。 このような厳しい情勢をふまえ、より良い社会をつくるためにいっそう頑張りましょう。」と挨拶しました。
 来賓の共産党北九州市議のFさんは、共産党と国民救援会が共に闘ってきた歴史を救援会初代事務局長・O氏とのエピソードなどをまじえて話され、1年後に迫った市議選、その後の参議院選挙などへの支援を訴えられました。
 S県本部事務局長は、「震災や原発事故は日本のありようを問うている。 先日の天神やTNC前での街頭宣伝への干渉・干渉は、国民のたたかいの前進の表れ、街頭宣伝には警察の許可はいらない、旺盛に宣伝しよう」と判例を引いて話されました。
 K事務局長の議案提案、Kさんの監査報告に続いて8名が発言しました。

★選挙制度について Mさん
 最高裁の1票の格差が「違憲の状態」判決を受け、定数改正が迫られているが、それを好機に比例の削減がされようとしている。
 定数削減を許さないたたかいを。

★芦屋基地滑走路延長について Kさん
 防風林9000本以上を伐採して滑走路延長がされようとしている。 反対の現地調査を11月10日に行うので多くの参加を。

★暴力団排除を口実に憲法じゅうりん許されない Yさん
 市の施設を利用するのに住所・氏名など個人情報を警察に通報することを了解しないと利用させないというのは許されない。 撤廃の運動を広げましょう。 

★職場に帰りました Mさん
 11月1日職場に帰りました。 9月27日最高裁から決定が送られてきて、賃金も振り込まれました。
 4月から教壇に立ちます。 ありがとうございました。

★裁判で闘います。 ご支援を イワキ工業不当解雇事件 Fさん
 イワキ工業はボルトを主に製作・販売する会社で営業部で働くNさんと二人が3月30日突然「解雇予告通知書」を手渡された。 何度も会社に撤回を申し入れたが聞き入れられなかったので、JMIUに加盟。 団交を行ってきたが撤回されないので10月末仮処分を申し立てた。 ご支援をお願いします。

★九州定温輸送 9日に報告集会を開きます Hさん
 地裁では前進した内容だったが、高裁は滅茶苦茶な判決だった。 大衆的な闘いに取り組み、8月3日に和解が成立した。 9日の報告集会に多くの参加をお願いします。

★生存権を守る裁判  いよいよ大詰めです。 ご支援を Fさん
 いま生存権裁判は9ヶ所でたたかわれている。
 福岡高裁勝利判決は朝日訴訟以来50年ぶりの勝訴。 お年寄りが笑顔でくらせるように、いっそうの支援を。

★北九州市教頭分限降格事件 控訴審へのご支援を Hさん
 北九州市立中学校教頭だったが、2004年「管理能力の向上」の職務命令を受け、その後、退職強要を2回拒否すると分限処分を受け教諭に降格された。 処分取り消しを求めて闘っている。 現在高裁で審理中。

 大会には地区労連、健和会労組、北九市職労、八幡西民商、名張毒ぶどう酒事件の面会人・Hさんから祝電、メッセージを頂きました。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■「無実の人は無実に」宣伝行動に参加を
 足利事件、布川事件の無罪判決をたたかいとることができましたが、再審を求めて闘っている東電OL事件や袴田事件、名張毒ぶどう酒事件、福井女子中学生殺人事件、名張毒ぶどう酒事件、東住吉放火殺人事件でも最近大きな動きがあり、重要な段階にさしかかっています。
 すべての事件の勝利をめざして全国でいっせい宣伝行動が取り組まれます。 多くの人の参加を呼びかけます。

12月4日(日)14時
小倉駅前





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■自由ヶ丘高校 M先生おめでとう!職場復帰かちとる
 11月1日、私たちの気持ちそのままの秋晴れのもと、M先生は自由ヶ丘高校の教壇に復帰することができました。
 当日8時前にM先生の職場復帰を祝ってもどす会、地区労連、私教連、国民救援会の仲間が校門前に集まり、ささやかな激励集会、記念撮影、先生は颯爽と校内の坂を上って3年8ヶ月ぶりの出勤です。
 裁判は9月27日付で最高裁がI先生の上告もM先生の学園側の上告も「上告理由に該当しない」という理由で棄却決定しました。
 これによりI先生の不当解雇は確定してしまいましたが、M先生は直ちに自由ヶ丘高教組、私教連と共に団交を申し入れ、10月29日「原職復帰」、未払い賃金の支払いを勝ち取ることができました 。しかし解決金の支払い、理事長の謝罪などについては拒否の回答で継続して交渉することになりました。
 11月1日の登校では、校長先生が「同じ職員としてがんばりましょう」と挨拶してくれ、M先生も「全国のみんなのおかげでここに立っている」とお礼のあいさつをされたそうです。
 いまは学期の途中なので正式の教団復帰にはなりませんが、4月からは正規に教壇に立たれます。
 また、お世話になったみなさんへのお礼のオルグの為の7日間の特別休暇も認められました。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■生存権裁判 最高裁・口頭弁論開始を連絡
 上告棄却の声を最高裁にとどけよう!

 昨年6月福岡高裁で勝利判決を勝ち取り、北九州市の上告により最高裁で闘っている生存権裁判は、最高裁から「来年2月24日午前10時30分より口頭弁論を開く」と弁護団に連絡がありました。
 口頭弁論を開くことは高裁の判決が見直される可能性がでてきたということです。
 上告棄却を求める運動を直ちに強めましょう。
 署名、はがき、上申書などを最高裁に集中しましょう。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■たたかいの教訓を生かし発展させよう
 心こもった定温闘争終結集会

 去る8月3日ワイ―ケーサービスと和解が成立した九州定温輸送解雇事件の終結集会が11月9日、60名余の支援者が参加し、戸畑生涯学習センターで開かれました。
 集会では激励の挨拶をされたすべての人々から、5人の原告が最後まで団結を崩さず闘い抜いたこと、地裁判決の成果は労働者みんなで闘いとった成果であること、若い青年たちが闘うことで多くの人に勇気を与えたなどと、それぞれ裁判に負けたけれど闘いでは大きな成果だったと話され、このたたかいの教訓を次に引き継ぎ、発展させようと決意を新たにしました。
 最後に元原告のNさん、Kさんから10年余の闘いの想い出とともにお礼と決意が述べられました
 また、新たに闘い始めたイワキ工業の労働者が支援を訴えました。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■学習に署名に拡大にいっそう頑張ろう
 若松支部28回大会

 10月29日、若松支部28回大会が30名の参加で開かれました。
 大会では2月に取り組んだ国公法弾圧2事件の署名の教訓に学び、署名の取り組みを強めるとともに、学習会開催、会員有権者比0、2%復活をめざして奮闘することが決定されました



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■解放運動無名戦士第24回北九州追悼会
 今年は東京・青山の「無名戦士墓」に北九州で活動されていた24名の方が新たに合葬されました。 亡くなられた方々を顕彰し、遺志を引き継ぐ誓いを新たにする式典に多数の方のご参列をお待ちします。
 11月27日(日)14時〜
 レインボープラザ(地下1階) 八幡東区中央2-1-1



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■会員拡大,会費完納,年末カンパにご協力を!



△▼目次へ▼△


 ☆「資料集」に戻る☆