救援新聞・北九州版 2008年10月25日

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★ 目  次 ★
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 ■全会員の奮闘で第26回総支部大会を成功させよう!
  日本国民救援会北九州総支部第26回大会
 ■九州定温輸送解雇裁判いよいよ大詰め
  許すな!証拠もみ消しの会社解散,全員解雇 決起集会に参加しよう!
 ■解放運動無名戦士
  第21回北九州追悼会に参加を
 ■すべての争議の早期解決をめざそう!
  北九州激励交流決起集会盛大にひらかれる
 ■生存権裁判
  「人は高齢になるほど人やお金の援助が必要」
  医師や支援専門職員、生健会役員が証言
 ■公判・集会
 ■訃報
 ■お知らせとお詫び

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■全会員の奮闘で第26回総支部大会を成功させよう!
 日本国民救援会北九州総支部第26回大会

 日時・11月19日(水)18〜
 場所・北九州生涯学習総合センター

 当日北陵クリニック事件・守大助さんのお母さんが参加されます。

 救援会創立80周年の今年は年明け早々の1月、選挙弾圧・大石事件の最高裁不当判決に抗議するたたかいから始まりましたが、3月5日の引野口事件の無罪判決、控訴を許さず確定させるという画期的な成果を挙げることができた年でもあります。
 昨年9月成立した福田内閣は1年で政権を放り出しその後を受けた麻生内閣は、総選挙を口にしながらずるずると、インド洋への自衛隊派兵を延長させる新テロ特措法などの悪法の成立を強行しています。
 しかし総選挙は目の前です。 また来年は2月1日投票で北九州市議選がたたかわれます。 のびのびと活発な政治活動、旺盛な宣伝行動を!

救援会の役割は重要です。

 超多忙な最中、左記のように総支部大会を開きます。
 九州定温輸送、生存権裁判は最終盤です。 また、自由ヶ丘高校や春日病院、新栄病院など新にたたかいが始まった事件もあります。 すべての裁判勝利のために皆さんの知恵を出し合いましょう。
 当日は、いま千葉刑務所で再審の準備をしている北陵クリニック事件の守大助さんのお母さんが訴えにこられます。
 多くの会員の参加を訴えます


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■九州定温輸送解雇裁判いよいよ大詰め
 許すな!証拠もみ消しの会社解散,全員解雇 決起集会に参加しよう!

 裁判は11月13日と12月4日の証人調べで実質審理がおわり、来春に判決が予想される九州定温輸送のたたかいは、最終盤を迎え、署名と要請ハガキの取り組みに全力をあげています。
 また、10月30日には決起集会をひらきます。
 派遣や、契約社員、日雇い雇用など非正規雇用が激増し、労働者は日々不安におびえながら働いています。 正規雇用といっても九州定温輸送のような解雇を許すなら多くの労働者が「明日はわが身」となります。
 建交労と支援共闘会議、原告団は親会社・ワーケーサービスと、関連企業であるJA全農などに早期解決を求める要請行動を強めています。
 決起集会に参加し、たたかいの支援を強めましょう。

 日時・10月30日18時30分
 場所・ウェル戸畑 多目的ホール



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■解放運動無名戦士
 第21回北九州追悼会に参加を

 日時・11月9日(日)13時〜
 場所・八幡東区  レインボープラザ
 志半ばで倒れられた先人のたたかいに学び、遺志を引き継ぎ、発展させる事を誓い合う式典です。 多くの参列を訴えます。


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■すべての争議の早期解決をめざそう!
 北九州激励交流決起集会盛大にひらかれる

 10月1日、ウエル戸畑において北九州地区労連と、福岡県私教連、北九州総疑団共闘会議の共催で、すべての争議の早期解決をめざす北九州激励交流決起集会が170名の参加でひらかれました。
 集会には、JRや九州定温輸送、自由ヶ丘高校などのすでに闘っている争議に加え、裁判所への提訴を準備している新栄会病院や春日病院の解雇者が参加し、それぞれ事件の経過とたたかいの現状を報告しました。
 集会は、北九州のうたごえ連絡会による開会演奏に始まり、市職労保育所「もも」による激励の和太鼓で大いに盛り上がり、Y弁護士の基調講演があり、各事件の訴えがありました。
 Y弁護士は、その講演で「北九州の労働争議について感じること」と題して、先生の生い立ちから、大学に行くのにバイトと奨学金で親の援助なしで勉学できたと現在の教育費の高さに触れ、現在との違いを具体的に話され、改めて格差社会の実情が浮き彫りなりました。
 先生は労働、雇用のルールが軽視・無視され九州定温輸送のような新しい「全員解雇」などが出てきている。 この現状を打ち破っていくには、「個別から全体へ」「全体から個別へ」と常にたたかいの輪を広げていくことの大切さを、カネミ油症の闘いを例に話されました。
 また、裁判闘争の大きな力である弁護団との連携について、裁判だけでなく弁護士を鍛え、ともにたたかっていく事の大切さも強調されました。
 この集会には、連合参加の勝木工業所で争議中の仲間も参加され、支援を訴えました。


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■生存権裁判
 「人は高齢になるほど人やお金の援助が必要」
 医師や支援専門職員、生健会役員が証言

 生活保護を受けている70歳以上の人に支給されていた老齢加算の打ち切り取り消しを求める裁判が10月16日福岡地裁で開かれました。
 この日の法廷は、弁護側の証人として大手町病院のN先生と、ホームレス支援機構の職員Sさん、八幡生健会会長のYさんが証言しました。
 N先生は、「人には平均寿命と健康寿命がある。 健康寿命とは健康で自立した生活を送れる年月で、平均寿命から健康寿命引いた年月(平均6〜8年)は何らかの障害を持ち、さまざまな形で支援がいる。 高齢になればなるほど、特別な手立てが必要なことは国の諮問機関でも確認されてきた事である。」とご自分が実際診察している高齢者の例など引いて、老齢加算の必要性を証言しました。
 また支援機構のSさんも、自分が日常的に支援している人々が「文化的な最低限度の生活」を送るためにはどれくらいのお金が必要かなどを計算し、「高齢になればなるほど弁当や給食、入浴などさまざまなサービスを受けるためにはお金がいる」と老齢加算が必要なことを述べました。
 Yさんは、老齢加算があった時となくなってからでは、高齢者の生活がどう変わったかを具体的に証言しました。
 裁判は年内で証人調べは終わり、年明けに書面の整理がおこなわれ、春には判決が予想されます。 一層の支援を訴えます。


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■公判・集会
▽九州定温輸送決起集会
 10月30日(木)
 ウエル戸畑
▼生存権裁判
 11月5日(水)10時
 福岡地裁
▼自由ヶ丘高校・M先生解雇事件
 11月6日(木)10時
▽解放運動無名戦士北九州追悼会
 11月9日(日)13時
 レインボープラザ(八幡東区)
▼九州定温輸送解雇事件公判
 11月13日(木)13時30分
▽北九州第一法律事務所40周年記念集会
 11月15日(土)15時
 リーガロイヤルホテル
▽日本国民救援会北九州総支部大会
 11月19日(水)18時
 北九州生涯学習総合センター
▽生活保護裁判報告集会
 11月21日(金)18時30分
 ムーブ
▽マスコミ批判集会
 11月28日(金)18時30分
 毎日会館5F
▼九州定温輸送公判
 12月4日(木)14時


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■訃報
 西鉄を解雇され、その裁判闘争の経験を活かし、救援運動に献身されていたSさんが、10月15日亡くなられました。 ご冥福をお祈りいたします。


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■お知らせとお詫び
 10月21日予定していました「もしあなたが裁判員に選ばれたら」の学習会は都合により延期いたしました。


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