救援新聞・北九州版 2008年6月15日

 ☆「資料集」に戻る☆

☆★☆★☆★☆
★ 目  次 ★
☆★☆★☆★☆

 ■知ろう!学ぼう!裁判員制度
  6月24日(火)18時30分 戸畑生涯学習センター学習会に参加を
 ■5万名会員を達成し、創立80周年
  第54回全国大会を成功させよう!
  3名拡大会員にチャレンジ・4名が達成
  生存権裁判のFさん8名を拡大
 ■九州定温輸送解雇事件
  1日も早い争議解決を願って
  総行動第2弾,東京・埼玉へ
 ■無実の人を救おう
  全国いっせい宣伝行動
 ■福原学園,自由ヶ丘高校のI先生,M先生の解雇撤回闘争にご支援を

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■知ろう!学ぼう!裁判員制度
 6月24日(火)18時30分 戸畑生涯学習センター学習会に参加を

 いよいよ来年5月から私たち国民が参加する裁判員制度が始まります。
 「選ばれるならなってみたい」、「何にも知らない私たちが、人を裁なんて出来ない」、「国民参加などというけれど、えん罪の手伝いなんか出来ない。 欠陥制度だ」、などとこの学習会を取り組む中でも多くの意見が寄せられています。
 いろいろ意見はありますが、実際あなたが裁判員に選ばれるかもしれません。
 99,9%が有罪になるという日本の裁判の問題点、民主的な司法制度を実現させるためにも、裁判員制度について学習し、問題点を解明し、改善の運動に取り組みましょう。
 一人でも多くの会員の参加を。


△▼目次へ▼△


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■5万名会員を達成し、創立80周年
 第54回全国大会を成功させよう!
 3名拡大会員にチャレンジ・4名が達成
 生存権裁判のFさん8名を拡大

 創立80周年・第54回全国大会の成功をめざして全国で会員拡大がすすんでいます。
 拡大統一行動や、支部活動交流会開催するなどして「何はともあれ足を出そう」と行動し新しい仲間を迎える支部がたくさん誕生しています。
 北九州総支部でも常任委員会で「3名拡大会員にチャレンジしよう」と申し合わせ、拡大運動に取り組んでいます。 生存権裁判の事務局で総支部の常任委員でもあるFさんは、9条の会の活動や日常の行動の中で引野口事件や大石裁判に参加していた人たちに入会を訴え、8名の会員を拡大しました。 中には「片岸さんの勝利を祝う会で救援会の入会を決めていた」といって申込書を書いてくれた人もいて、「片岸さんの勝利や大石さんのたたかいは救援会への信頼を高めている」とFさんは事件を離さず活動する救援会が多くの人に受け入れられていると感想を述べていました。
 また、若松支部では映画会「それでもボクはやってない」の上映に尽力してくれた人が入会しました。

救援会の強化が求められています
 「年金生活になってお金がない」、「ガソリン代など日常的な物価が高くなって余裕がない」など私たちの生活は厳しい状況にあります。
 しかし、自衛隊のイラク派兵は憲法違反だという判決が出たにもかかわらず、政府は自衛隊派兵恒久法づくりに狂奔しています。
 また、ビラ貼りや、ビラ入れに対する弾圧や干渉、職務質問での手荷物検査などがおこなわれていることも報告されています。
 このような情勢は救援会の強化を求めています。
 あなたも創立80周年にふさわしい救援会建設のため会員拡大に力を!訴えます。


△▼目次へ▼△


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■九州定温輸送解雇事件
 1日も早い争議解決を願って
 総行動第2弾,東京・埼玉へ

 法廷では証人調べも始まり、重要な段階を迎えている「九州定温輸送解雇撤回」のたたかいは、5月23日「勝利解決ツァー・第2弾」として全労連・東京地評争議支援総行動に8名の代表が参加し、九州定温輸送の親会社である潟純Cケーサービスとワイケーの取引先企業であるJA全農ミートフーズ鰍ノ争議解決を要請しました。
 ワイケー本社の要請行動には、地元埼玉から埼玉県労連や建交労埼玉県本部、戸田地区労連などから10数名が応援に駆けつけてくれ、その力に驚いたのか面会拒否を通告していた会社も社長が代表団の話を聞き、要請書も受け取りました。
 また、JAミートフーズでは、代表団が九州定温輸送とワーケーサービスとの関係、不当労働行為の数々を説明し、早期解決を働きかけてくださるよう要請しました。
 つづいて、代表団は全農ミートフーズなどの労働組合の上部団体全農協労連を訪問し、全農について教えてもらうとともに支援を訴え、組織的に取り組んでいただけることになりました。
 (分会ニュース「青いイナズマ」より)
 いま支援共闘会議では裁判所への要請署名に取り組んでいますが、全国の労働組合や民主団体、救援会に郵送したお願いに続々返信が届き、その数は約700団体、10000筆に達しています。

次回公判
7月3日(木)10時〜


△▼目次へ▼△


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■無実の人を救おう
 全国いっせい宣伝行動

 5月29日遠賀中間支部が海老津駅で、6月8日北九州総支部が小倉駅前歩道橋で「無実の人は無罪に」とチラシを配り、小倉駅前では「取り調べの可視化を求める署名」とあわせて取り組み、海老津駅には9名が参加し650枚のチラシを配布し、小倉駅前では11名の参加で500枚のチラシをくばり、97筆の署名が集まりました。


△▼目次へ▼△


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■福原学園,自由ヶ丘高校のI先生,M先生の解雇撤回闘争にご支援を
 2006年11月16日、自由ヶ丘学園の家庭科教諭のI先生は、生活文化科の廃科を理由に解雇を通告されました。 労働組合が団体交渉を繰り返し、学園は一度解雇を撤回しましたがその後、形式的に家庭科全教諭に希望退職を募り、希望者がなかったということで、07年3月31日、I先生に整理解雇を通告しました。
 現在、I先生は、福岡地裁小倉支部に解雇無効の提訴をしてたたかっています。
 M先生は当時、I先生の解雇撤回を支援する自由ヶ丘高等学校教職員組合の副委員長でした。
 組合はは学園のビラ配布妨害、仕事はずし、一時金の差別支給などの不当労働行為を県労働委員会に救済の申し立てを行い、M先生はその証人として証言しました。 これを嫌った学園は、「生徒に『I先生を自由ヶ丘高校に戻す会』のビラ配布の手伝いをさせた」、「ビラ配布の手伝いをした生徒がそれが原因でうつ病にかかり、登校不能な状態になり他校への天候を余儀なくされた」など、まったく事実を捻じ曲げた言いがかりを7項目もつけられて解雇されました。 M先生も福岡地裁小倉支部に提訴してたたかっています。
 5月27日福岡地裁小倉支部でおこなわれたI先生の公判には学園側から副校長が証人として、赤字経営を強調しましたが、I先生の弁護団の反対尋問で、副校長が主張する計算方法は文科省も疑問視する方法で赤字には根拠がないことが暴露されました。
 また、I先生の証人として法廷にたったM先生の証言は、I先生を整理解雇する理由がないことを明らかにしました。

次回公判
6月17日(火)13時30分〜


△▼目次へ▼△


 ☆「資料集」に戻る☆