救援新聞・北九州版 2008年5月15日

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 ■全国大会成功めざす会員拡大に全力を!
 ■片岸みつ子さん メーデー会場でお礼の挨拶
 ■上映会案内中
  周防正行監督作品「それでもボクはやってない」
 ■九州定温輸送解雇事件
  4・23争議解決埼玉総行動でワイケーサービス本社に抗議要請
 ■おめでとう、片岸みつ子さん
  「無罪を祝う会」盛大に開かれる
 ■知ろう!学ぼう!裁判員制度
  司法を国民のものにするために



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■全国大会成功めざす会員拡大に全力を!
 4月7日、日本国民救援会は創立80周年を迎えました。 いま全国の救援会は7月26日から開催される第54回全国大会に向けて組織拡大運動に取り組んでいます。
 4月5日開催された第52回中央委員会で決定された「会員へのアピール」では『「戦争をする国づくり」と「新自由主義」に基づく構造改革・生活破壊の進行が国民との矛盾をますます深める下で、国家権力による国民監視・抑圧体制の強化、言論弾圧や冤罪事件が多発している実態が明らかにされ、‥‥深刻な社会矛盾の解決を司法の場に押し付けているなか、各地の裁判所で治安機関の一翼を担うような裁判が強行されている』これに対して国民救援会が全国各地で言論・表現の自由、政治活動の自由、冤罪の根絶を考える学習会やシンポジウムなど活発に取り組み救援会への期待が高まっており、組織が飛躍的に発展する条件がいまほど大きく広がっているときはないと述べられています。
 総支部の常任委員会では全国の運動に学び、最高時を回復するために、3名拡大に多くの会員がチャレンジするようにしようと申し合わせました。
 まずメーデーで積極的に働きかけようと署名に取り組むと同時に会員拡大を訴え、3名の新しい会員を迎える事ができました。 また、解放運動無名戦士追悼会に参加した新遺族に訴え、4名が入会してくださいました。


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■片岸みつ子さん メーデー会場でお礼の挨拶
 今年のメーデーでは「各団体の訴え」で救援会から引野口事件の片岸みつ子さんが「みなさんの大きなご支援の力で無罪を勝ちとり、控訴も断念させることが出来ました。」とお礼の挨拶をおこない参加者から大きな拍手が寄せられました。
 メーデーでは、例年のように署名コーナーのテントに、救援会や治安維持法国賠同盟、定温輸送の原告団、生存権裁判支援する会、アスベスト被害救済を訴える仲間などが署名を訴え、19事件・539筆の署名、3500円のカンパが集まりました。


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■上映会案内中
 周防正行監督作品「それでもボクはやってない」

 とき :5月24日(土)14時から
 ところ:若松市民会館 視聴覚室にて


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■九州定温輸送解雇事件
 4・23争議解決埼玉総行動でワイケーサービス本社に抗議要請

 「会社解散は労働組合つぶしが目的だった」と解雇撤回を求めてたたかっている九州定温輸送の原告団、支援共闘会議は、4月23日、建交労埼玉県本部、埼玉県労連の協力で九州定温輸送の親会社ワイケーサービス、メーンバンクのりそな銀行、九州定温輸送の荷主だった全農チキンフーズの本社工場に要請行動をおこなった。
 代表団は北九州から原告団4名と支援共闘会議、建交労代表の総勢7名で日帰りの強行スケジュールではあったが、精力的に活動し大きな成果と、自信を土産に帰北した。
 行動には埼玉から4名が参加し、まず午前中2班に分かれて全農チキン埼玉営業所とりそな銀行戸田支店に要請をおこなった。
 全農チキンはワイケーサービスとは取引がないと断られたが、りそな銀行は「銀行としてどうこうすることはない」との返事でしたが、裁判に至った経緯と原状を訴え、早期解決の働きかけを要請した。
 2班に分かれていた要請団が合流しいよいよワイケーサービス本社へ。
 事前の連絡に「係争中であり来社お断り」の連絡を無視して訪問。 在社していた社長と元定温の課長が戸惑いながら事務所の外で応対。
 要請書は受け取らなかったが、「裁判じゃ決着つかないから話し合いで早期解決がお互いのため」というわれわれの話にうなずく場面も見られた。
 要請後、本社前で近辺へのビラまきとマイク宣伝を行い最後はシュプレフコールで抗議行動終了。 午後は会長宅付近にビラいれ。濃密な1日の行動に要請団は非常に実のある行動だったと確信を持ちました。
 (原告Nさんレポートより)

 2月28日おこなわれた裁判では、木田信人元取締役が証言台にたち、Y弁護士の、「整理解雇4要件の遵守、一方的な『リストラ』『合理化』は行なわないとなっているが、解散に際して、その情報を隠して直前になって発表したのは協定違反では」の質問に「これはリストラ、合理化じゃないですもん、会社の解散ですから」。 とうそぶき、労働者の死活にかかわる事に「事前に通知したから」と何ら違法はないと強弁していました。

次回公判
 5月15日14時〜


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■おめでとう、片岸みつ子さん
 「無罪を祝う会」盛大に開かれる

 5月10日、片岸みつ子さんの無罪を祝う会が、レインボープラザで全国から駆けつけた160名の参加で開かれました。 集会には最高裁の不当判決を受けていま再審の準備をしている筋弛緩事件・北陵クリニックの守大助さんのご両親や布川事件の桜井昌司さん、大崎事件の事務局福一さんなども参加しました。 記念講演は北九州大学のB教授がおこないました。


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■知ろう!学ぼう!裁判員制度
 司法を国民のものにするために

 と き :6月24日(火)18時30分〜
 ところ:戸畑生涯学習センター
 講師:A弁護士
     (北九州刑事弁護等委員会副委員長)


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