救援新聞・北九州版 2008年1月15日

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★ 目  次 ★
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 ■えん罪・引野口事件
  3月5日には必ず無罪判決を勝ちとろう
 ■年賀状ありがとうございました
 ■名張毒ぶどう酒事件
  奥西勝さんから新年のメッセージ
 ■選挙弾圧・大石事件
  1月28日に最高裁判決
  判決宣告日撤回,口頭弁論開けの要請を最高裁に集中させよう!
 ■木田九州定温輸送元専務取締役・部長
  従業員の労災事故理由に尋問延期
 ■生活保護・老齢加算廃止取り消し裁判
  「老齢加算廃止は、働く人の賃金や年金にもかかわる問題です。
  勇気をふるって原告に加わりました」 原告意見陳述
 ■憲法9条守ろう!「新テロ特措置法」断固反対!


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■えん罪・引野口事件
3月5日には必ず無罪判決を勝ちとろう

 「同房者の供述を証拠に有罪判決は許せない」と日に日に無罪判決を要請する声が高くなっている「引野口事件」の判決がいよいよ3月5日に迫りました。 守る会では残された一月半悔いなく闘おうと街頭宣伝や署名、ハガキ、集会などでの訴えに東奔西走の奮闘をしています。
 また、2月3日には「市民の集い」を計画しています。
 いま全力をあげて取り組んでいる要請ハガキは3000枚以上が裁判所に届けられ、署名も35,690筆を提出しています。
 守る会では、手書きのハガキ(絵手紙など)を裁判官に出そうと、絵手紙を趣味にしている人への協力も呼びかけることにしました。 また、2人でも3人でも訴えを聞いてくださるところがあれば手分けして出かけようと申し合わせています。 是非皆さんの周りで訴える機会をつくってください。 救援会の事務局に連絡くだされば守る会から伺います。
 残された事件、無罪判決を勝ち散るためにみなさんのいっそうの奮闘をお願いします。

◆守る会の行動予定
(1人でも多くの参加を)
黒崎駅前宣伝
 1月18日(金)13時〜14時
 1月25日(金)13時〜14時
 2月 1日(金)13時〜14時
 2月15日(金)13時〜14時
 2月22日(金)13時〜14時
 2月29日(金)13時〜14時

小倉駅前宣伝
 2月9日(土)13時〜14時

裁判所要請
 1月25日(金)15時
 2月15日(金)15時
 2月22日(金)15時
 2月29日(金)15時

◆片岸みつ子さんの無罪判決を求める市民の集い
 と き・2月3日(日)14時〜16時30分
 ところ・八幡西生涯学習センター
 (八幡西区相生19−1 п@641−9360)
 黒崎バスセンターから西鉄バス82番、50番、81番
 穴生ドーム前下車徒歩5分
 筑豊電鉄穴生駅下車徒歩約10分
 特別講演・K氏(松本サリン被害者)

◆片岸さん娘さんのブログから
 月曜日は母に会うのが楽しみです
 週末は母に会えませんのでなるべく平日は毎日会いに行きます、母を励ます!な〜んてステキな事を思っているようですが、本当は私が母に会いたい、ただ、それだけです。 どの親子もそうかも?顔を見るとほっとするっといいますか?安心する?っといいますか?母のことが私は大好きです。 今日の会話は、まず私のファッションチェックから始まりました。
 毎回これはかかせません。 なるべくキレイにして行くように心がけてます。 お化粧もきちんとして!私は、母に寒い思いをさせたくないのであったかに過ごせているか?この質問をします。 幸いにも、今年はそんなにまだ寒くないようです。
 もう少しだから、母も緊張感を持って生活する。 このように言っています!早く家に帰らせてあげたいなぁ〜!
 (十一月二六日)
 娘さんにも激励のメールを


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■年賀状ありがとうございました
・日本国民救援会北海道本部・日本国民救援会岩手県本部県本部・日本国民救援会宮城県本部・日本国民救援会秋田県本部・日本国民救援会埼玉県本部・日本国民救援会石川県本部・日本国民救援会福井県本部・日本国民救援会岐阜県本部・日本国民救援会滋賀県本部・日本国民救援会佐賀県本部・日本国民救援会鹿児島県本部・日本国民救援会釧路支部・日本国民救援会三多摩総支部・日本国民救援会太田支部

・北九州地区労働組合総連合・九州機関紙印刷労働組合・国鉄労働組合「小倉地区闘争団」・国鉄労働組合門司地区分会、門司地区闘争団・北九州青い空合唱団・福岡県生活と健康を守る会
・八幡生活と健康を守る会・飯塚市生活と健康を守る会・おりお総合法律事務所・筑豊合同法律事務所・機関紙印刷・九州社会医学研究所・労災職業病根絶伊王島の会・日本共産党福岡県委員会・小倉民主商工会・新日本婦人の会八幡東支部・北陵クリニック事件Mさん・阪原弘さんを守る会
(個人分は省略しました)


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■名張毒ぶどう酒事件
 奥西勝さんから新年のメッセージ

 日頃の暖かいご支援ご協力に厚く御礼申し上げます。
 名張事件は名古屋高裁の門野裁判長により「再審開始」を不当に取り消され、残念の一言につきる一年でしたが早速皆さんの暖かいご支援と激励、絵手紙や面会人も一名から三名と決定され、皆さんのお蔭様で元気をとりもどさせて頂きました。 本当にありがとうございました。
 今は弁護団、支援者の暖かい力添えで特別抗告をおこない、現在最高裁で審理中で皆さんともに新たな決意で「再審無罪」へと取り組んで頂いて本当に感謝しています。
 私も82歳と新しい年を迎えます。 そして本年こそ「再審開始」の扉を開けて父母等の悲願をかなえて頂けますよう皆さんもう一度温かいお力を貸して下さい、お願い申し上げます。皆さんありがとうございます。
 奥西 勝

 奥西さんは1月14日に82歳の誕生日を迎えます。


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■選挙弾圧・大石事件
 1月28日に最高裁判決
 判決宣告日撤回,口頭弁論開けの要請を最高裁に集中させよう!

 1月9日最高裁は選挙弾圧・大石事件の判決を1月28日午前11時45分に判決を言い渡すと弁護団に連絡してきました。 大石事件は、自由な選挙を厳しく制約する公選法の各規定が、言論・表現の自由を保障する憲法21条に違反している事、ならびに自由な選挙を広く保障している国際人権規約に適合しているかが最大の争点として争われた事件です。
 12月4日に上告趣意書を提出して2ケ月にもならない判決日指定は異常といわざるを得ません。迅速審理に名を借りた拙速審理で判決を出そうとする最高裁は、国民に戸別訪問自由化の声が大きくなるのを恐れたとしか思えません。
 最高裁が1月28日の判決言い渡しを取り消して、口頭弁論を開いて、世界に恥じない判決を行なうよう要請する電報、ハガキなどを集中させるようお願いします。

☆要請先
〒102-8654 東京都千代田区隼町4−2 最高裁判所第二小法廷
 中川了滋(なかがわ りょうじ)裁判長
電文例「大石事件の判決日を取り消し、口頭弁論を開き慎重な審理をつくせ」


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■木田九州定温輸送元専務取締役・部長
 従業員の労災事故理由に尋問延期

 偽装解散・労働組合員解雇の撤回を求めてたたかっている九州定温輸送の裁判裁判が一月一〇日福岡地裁小倉支部で開かれました。
 公判前、建交労と支援共闘会議は裁判所前での宣伝、引き続いて金田公園で決起集会をひらき、いよいよ証人尋問が始まる裁判での勝利を誓いあいました。
 決起集会では、弁護団の報告に続き、地区労連、建交労、支援する会、救援会、共産党などから激励の挨拶を受け、法廷にむかいました。
 裁判はその第一番手に木田元取締役が登場する予定でしたが、労働者の労災事故発生で出廷できないとの連絡で、公判は次回の日程(二月二八日午後二時30分)を決める事だけで終わりましたで終わりましたが、公判後の報告集会で、勝利和解したばかりの「かすがの郷」のSさん、Mさんから激励の挨拶を受け、参加者は大いに勇気をもらいました。 最後に団結頑張ろうでこの日の公判を終わりました。


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■生活保護・老齢加算廃止取り消し裁判
 「老齢加算廃止は、働く人の賃金や年金にもかかわる問題です。 勇気をふるって原告に加わりました」 原告意見陳述

 一月九日福岡地裁で、生活保護の老齢加算廃止は憲法25条に違反するとその取り消しを求めてたたかっている「生存権裁判」がひらかれ、原告の一人Nさんが「老齢加算が廃止され、明かりもつけず、広も節約している」とその生活ぶりを陳述し、弁護団が廃止に法的根拠がない事、専門委員会でも廃止に賛成の積極的な意見は出されていない事などを明らかにした書面を提出しました。
 裁判は次回公判(3月12日)までに北九州市から原告弁護団が出している書面への反論が出されます。 裁判はいよいよ本番で、早期の結審、判決の闘いとるため支援を一層強めましょう。


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■憲法9条守ろう!「新テロ特措置法」断固反対!





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