救援新聞・北九州版 2007年11月5日

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★ 目  次 ★
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 ■創立80周年をめざし、強大な救援会を
  第25回総支部大会ひらく
 ■北九州救援美術展
  友人、知人を誘って、おいでください
 ■九州定温輸送裁判 次回公判より証人調べ始まる
 ■母は殺人も犯行告白もしていません!
  若松で長女・Nさんが気迫の訴え


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■創立80周年をめざし、強大な救援会を
 第25回総支部大会ひらく

 国民救援会北九州総支部第25回大会が10月25日戸畑生涯学習センターで開かれ、32名が参加し活発な討論が行なわれ、07年度の方針と役員が決まりました。
 大会はSさんが「救援新聞の事件一覧にはいつも心が痛む。 人権が脅かされている現在、事件支援の大切さを痛感する」と開会挨拶。 総支部長は「大石裁判の議席を守ったのは大衆的なたたかいの勝利であり、定温輸送や引野口事件のたたかいに大いに期待している」と延べ、来賓のS県本部事務局長は「大石裁判は1950年代の法によって裁かれた。 最高裁で世界人権条約を適用させなければ」、また共産党のA市議は「選挙でのびのび運動できるのは救援会の力、北九州は餓死事件など全国から注目されている。 2年後の市議選では公報の発行を実現させたい」と挨拶。
 討論では8名が発言、運動方針を承認し、新役員を選出しました。


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■北九州救援美術展
 友人、知人を誘って、おいでください

 このたび、北九州救援美術展を開催する運びとなりました。 ご存知のとおり「救援美術展」は不当な権力などによってえん罪の被害者となった「無実の人々」を救援し、人権の回復を求めて裁判をたたかう人々を支援するために開催されています。
 一〇〇名を超える著名な美術家から提供された作品を展示し鑑賞していただき、募金に応じて希望の作品をお譲りしています。
 今回の美術展では、九州定温輸送解雇事件、えん罪・引野口事件、公選法弾圧・大石事件、生存権裁判、響灘を危険物ゴミ捨て場にするなの会などのたたかい支援を目的に開催されます。
 美術展成功のため、みなさまのご協力を心からお願いします。
  (実行委員長)


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■九州定温輸送裁判 次回公判より証人調べ始まる
 10月25日開かれた公判でいままでずっと続いていた書面整理が終わり、いよいよ次回(1月10日)から証人が法廷で証言することになりました。 まず証人のトップは九州定温輸送のK取締役です。 会社が組合つぶしを狙った企業閉鎖をどのように説明するのか、多数の傍聴で会社のウソを監視しましょう。
 いま原告団、支援共闘会議では1000口の支援する会会員の拡大と10万筆の署名運動に取り組んでいます。 アルバイトを続けながら困難なたたかいを続けている5人の原告勝利のためいっそう支援を強めましょう。


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■母は殺人も犯行告白もしていません!
 若松で長女・Nさんが気迫の訴え

 引野口事件の片岸みつ子さんに懲役18年の不当な求刑がされたのを受けて、長女・Nさんが若松での街頭宣伝で「母は無実です。 伯父さんを殺したり、実家に放火したりなどしていません。 同房の女性に犯行の告白もしていません。 無実の母を救ってください」と必死の訴えをしました。
 この日は、若松支部が独自に引野口事件の街頭宣伝に取り組んだもので、県外オルグで不在の長男・Kさんに代わってNさんがマイクを握って訴えました。 通りかかった人たちの関心は高く、短時間に130名の署名が集まりました。
 守る会では、これまでの署名に加えてハガキによる要請にも取り組んでいます。 片岸さん救出のために全力を尽くしましょう。


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