救援新聞・北九州版 2007年5月25日

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★ 目  次 ★
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 ■いよいよ最終弁論。選挙運動の自由へ!不当弾圧は許さない!
  大石無罪へ!みなさんの傍聴を
  高裁 最終弁論 5月30日(水)13時30分〜16時頃
 ■改憲手続き法の成立に抗議し、憲法を守るたたかいをいっそう大きく
 ■九州定温輸送解雇事件
  「私は真実が知りたいのです」
  原告・Oさん・こみ上げる怒りに涙の訴え
 ■えん罪・引野口事件に無罪判決を
  5・20全国いっせい宣伝行動で訴える
 ■無実の人々を救い、民主主義守るために
  北九州 救援美術展
 ■公判・集会


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■いよいよ最終弁論。選挙運動の自由へ!不当弾圧は許さない!
 大石無罪へ!みなさんの傍聴を
 高裁 最終弁論 5月30日(水)13時30分〜16時頃

 昨年7月から福岡高裁での審理が始まった大石豊後高田市議の選挙弾圧裁判は、5月30日に弁護団の最終弁論がおこなわれ結審となります。
 裁判はいよいよ最終盤です。
 これまでの審理で、大石議員逮捕の不当性がいっそう明らかになりました。
 また、今年2月に行われた豊後高田市議会議員選挙で大石さんは「大石は裁判で有罪になる死票だ」の攻撃の中、見事トップ当選を果たしました。 豊後高田市民は「大石さんは豊後高田市になくてはならない議員だ」という意思を示しました。
 9月に判決が出される予定です。
 最後の公判となる最終弁論に多くの人が裁判所に駆けつけ、無罪判決を勝ちとるためにご支援くださいますよう訴えます。

支援する北九州の会裁判所要請
 5月17日大石さんを支援する北九州の会代表11名が573筆の署名を持って裁判所要請をおこないました。 代表一人ひとりが応対に出た裁判所の担当者にこの裁判への思いを述べ、無罪判決を強く要請しました。

大石市議事件の無罪判決を求める全国集会
 5月30日(水)16時30分〜18時30分
 福岡・中央市民センターホール 
 公判終了後おこないます。多数の参加を!


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■改憲手続き法の成立に抗議し、
 憲法を守るたたかいをいっそう大きく

 5月14日「戦争をする国」づくりをめざす改憲手続き法が、多くの国民の反対を押し切って参議院本会議で自民、公明与党の賛成で成立しました。
 4月26日開かれた国民救援会総支部常任委員会で「反対の行動を」と急遽昼休み街頭宣伝を決め自由法曹団と協力して5月7日小倉駅前で宣伝行動を行いました。 当日は急な呼びかけでしたが新婦人や平和委員会、健和会労組、小倉9条の会などから16名が参加し1時間で41筆の署名が寄せられました。
 訴えるマイクの声を聞いて遠くから駆けつけるようにして署名に協力する人、「従軍看護婦でした。あの苦労はまっぴら」「憲法だけは絶対変えさせられない」など、多くの市民がいまの状況に危機感を募らせており、憲法を守るたたかいを大きく強くすることの大切さと、その
運動が求められていることが痛感させられました。
 国民救援会は成立に抗議する声明を発表しましたが、今後も多くの団体や人々と協力して憲法を守る運動に取り組み「憲法改悪反対」の声を広げていきましょう。


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■九州定温輸送解雇事件
 「私は真実が知りたいのです」
 原告・Oさん・こみ上げる怒りに涙の訴え

 5月10日九州定温輸送解雇事件第2回公判は補助席も入れた大入りの207号法廷で開かれました。
 当日は、原告側の準備書面が提出され、原告の紅一点・Oさんが意見陳述を行いました。
 Oさんは自分が会社解散まで非組合員で、会社が大好きで仕事に誇りを持ち、上司が言うように組合は有害なもので会社が組合員を排除するのは当然だと考えるようになっていて、組合員に残業代がつかないような配置をしていたことなど具体的に述べ、会社の労働組合への異常な敵視政策を明らかにしました。
 Oさんは、「私は会社のために組合員である同僚を無視し、嫌がらせもしてきました。 そのように協力してきた労働者の首を簡単に切りました。 私は九州定温輸送が好きです。 もう一度働きたいです。 こんなに大好きだった会社がなぜ突然なくなってしまったのか、真実が知りたいです。 この裁判を通じて、会社解散の真の目的が明らかにされ、納得のいく結論が得られることを期待しています。」と陳述しながら当時を思い出すのか、涙ながらに一生懸命会社への怒りを訴えました

次回公判
 7月5日(木)10時
 この公判までに会社の答弁書が出され、次々回から実質的な審理が始まる予定です。
 不誠実な会社を監視し、裁判所に私たちの思いを伝えるためにも多くの方の傍聴を訴えます。


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■えん罪・引野口事件に無罪判決を
 5・20全国いっせい宣伝行動で訴える

 「無実の人を救おう!5・20全国いっせい宣伝行動」を総支部では片岸みつ子さんを守る会と協力して、5月18日、海老津駅前、19日黒崎駅前と2箇所でおこないました。 若松支部も後日行う予定です。
 18日は遠賀中間支部が中心になり、12人が参加し、朝7時から1時間海老津駅前で訴え、約600枚のチラシを配布しました。
 19日は引野口事件の地元に近い黒崎駅前で19人が参加しやく800枚のチラシを配布し、引野口事件の署名64筆が集まりました。
 黒崎駅前には引野口事件の主任弁護人T弁護士も参加され、マイクを持って訴えました。
 訴えを聞いていた駅の利用者の中には「ひどい事件ですね、電車が来るまで時間があったから戻ってきました」とわざわざ引き返してきて署名をしてくださった人もいました。
 引野口事件は、5月2日の公判で検察側証人・T産業医大教授の再尋問が終了し、弁護側の証人として6月4日M秋田大学教授6月11日S山形大学教授の再訊問がおこなわれて審理は終了し、8月論告・求刑、9月最終弁論の予定で年内には判決が出される予定です。
 公判ごとに裁判所への要請を行なっていますが、5月2日までに約1万8千筆の署名を裁判所に届けました。
 守る会の役員会では、9月に全国現地調査を予定しています 
 また、早期に2万筆の署名を達成すること。直筆の裁判所要請はがき運動を強化し、無罪判決をたたかいとるためにいっそう奮闘することを申し合わせました。


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■無実の人々を救い、民主主義守るために
 北九州 救援美術展

 11月16日(金)〜18日(日)
 戸畑生涯学習センター


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■公判・集会
▽大石選挙弾圧裁判
 5月30日(水)13時30分 高裁
▽えん罪・引野口事件裁判
 6月4日(月)10時 地裁小倉
▼裁判勝利をめざす全国交流集会
 6月8日〜9日 熱海市
▼北九州母親大会
 6月10日(日)10時
 戸畑あやめが丘小学校
▽えん罪・引野口事件裁判
 6月11日(月)地裁小倉
▽生存権裁判
 6月27日(水)13時30分
 福岡地裁
▽ 九州定温輸送裁判
 7月5日(木)10時 地裁小倉


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