救援新聞・北九州版 2007年1月15日

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★ 目  次 ★
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 ■あけましておめでとうございます
 ■今年を勝利の年に!
  ★選挙弾圧・大石事件
  ★定温輸送解雇事件
  ★えん罪・引野口事件
 ■民主主義の基本 「のびのび自由な選挙」
 ■年末救援統一募金ご協力ありがとうございました

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■あけましておめでとうございます
 選挙の年二〇〇七年の幕開けです。 昨年秋に誕生した安倍首相は憲法改悪を公約にした始めての総理大臣です。 充分審議もしないまま教育基本法を改悪し、国民に何の説明もなく防衛庁を防衛省に昇格させるなど「戦争をする国」づくりの策動がすすめられ、安倍内閣の支持率は急降下しています。
 二月四日投票の北九州市長選挙に始まり四月のいっせい地方選挙、七月の参議院選挙と主権者である国民の権利を行使できる絶好のチャンスです。
 言論・表現の自由、政治・選挙活動の自由を守って闘う救援会の役割は重要です。 みなさんのいっそうのご支援、お力添えを心からお願いいたします。
二〇〇七年一月一日
 日本国民救援会北九州総支部
 総支部長 他役員一同


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■今年を勝利の年に!
 いっそうのご支援を訴えます

★選挙弾圧・大石事件
 「高裁で証人調べを」と裁判所を包囲する傍聴者と、毎週の要請行動でW後援会長、大石夫人の証人調べに続いて国際法学者のシルビア・ブラウンさんを証人採用させることが出来ました。
 十一月二七日開催された全国活動者会議で@大石さんの行為の正当性に確信をもち、警察のでっち上げを追及していく。 A学習を強化し、事件の真実を広げる。 B裁判所要請をブロック別に実施する。 署名ゼロの県をなくし10万筆を早期に達成する。 C目に見える宣伝行動を重視する。などが申し合わされました。
 シルビアさんが証言する次回公判は一月三一日です。 市長選挙の真っ只中ですが一人でも多くの方の傍聴をお願いします。

次回公判
 1月31日(水)13時30分
 いつものようにマイクロバスで参加します。希望者は事務局へ

★定温輸送解雇事件
 本訴と仮処分高裁の勝利をめざす総決起集会が、十一月三〇日、戸畑生涯学習センターで100人をこす参加者で開かれました。
 集会ではS弁護士が「不当な解散、不当労働行為、解雇四要件などの面から徹底的に追及してたたかう」と報告、原告一人一人が決意を表明し、会場は支援の拍手に包まれました。
 来賓として駆けつけてきた三輪俊和市長候補は、定温輸送の仲間を激励すると共に青年の雇用問題の政策を述べました。

★えん罪・引野口事件
 十一月二二日第二〇回公判が開かれました。 検察官は片岸みつ子さんの反対尋問は一日で終了すると明言していましたが、時間が足りないと引き延ばしを計り、次回公判も反対尋問が行われることになりました。
 公判では検察官は押収したみつ子さんの日記を引用して、お兄さんの介護に嫌気がしていたのではなどいう動機の関わる尋問をネチネチと繰り返し、肝心の同房者とのことやアリバイなどについては次回ということになりました。
 公判前、片岸兄弟を支える会代表と、片岸和彦さん、救援会のK事務局長が主任書記官に面会し、6741筆(累計1万1296筆)の署名を提出しました。
 また、全国的な規模に運動を発展させるために、「片岸みつ子さんを守る会」(仮称)を結成する準備が有志の人達により進められています。(結成二月十七日の予定)
 結審は延びましたが夏までには判決が出ます。 一筆でも多くの署名をお願いします。

次回公判
一月二二日(月)一〇時三〇分〜一五時


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■民主主義の基本 「のびのび自由な選挙」
 北九州市長選挙を前にして、のびのびと自由に選挙を旺盛に闘って、民主的な市政を実現させる力になろうと、「のびのび選挙学習会」を十二月九日、中央本部副会長を講師に開催しました。
 講師は冒頭選挙は、「主権者国民が結成した政党が中核となってその組織が総力をあげ、『言論の自由競争』『自由な言論戦』を展開し、『国民的な討論』をすすめるなかで『政治的多数派を獲得』し、その結果『国家権力の維持・掌握』をめざす、最も激しい政治闘争」であると述べ、自由な選挙とは「公務員を選定し罷免することは国民固有の権利」(憲法一五条一項)であり、「選挙陣営の運動員だけでなく主権者なら誰でも自由に選挙運動が出来る権利」だと強調。
 また、日本政府も批准している人権規約十九条二に「知らせる権利と知る権利」として「全ての者は表現の自由についての権利を有する。この権利には口頭、手書きもしくは印刷、芸術の
形態または自ら選択する方法により、国境との関わりなくあらゆる種類の情報及び考えを求め、受け及び伝える自由を含む」とある。
 しかし日本では選挙運動を主権者国民の視点はなく候補者中心となっている。
 ついで干渉や弾圧について警察は、権力と対峙する陣営を狙っていると実例をあげて説明し、主権者としての権利を行使することの大切さを強調しました。
 参加者は「目からうろこが落ちたよう」と選挙の本質を捉えて自由な選挙に確信を持ちました。


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■年末救援統一募金ご協力ありがとうございました


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