救援新聞・北九州版 2006年6月25日

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★ 目  次 ★
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 ■「全国大会を51、000名の会員で迎えよう!」
  あなたの力で人権守る救援会を強く、大きく
 ■選挙弾圧・大石裁判
  高裁初公判の傍聴参加を
 ■幸せに生きる権利を求めて
  「生存権裁判」始まる
 ■定温輸送闘争
  7月中には決定が
 ■救援運動強化、全国大会代表派遣夏期カンパにご協力を
 ■人権守る国民的連帯を
 ■「大変な事件が起こっています」
 ■大崎事件、弁護団と共に現地調査
 ■新緑の山口を満喫
  いしずえ会の懇親をかねた春の旅行


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■「全国大会を51、000名の会員で迎えよう!」
 あなたの力で人権守る救援会を強く、大きく

 いよいよ全国大会まで1月余となりました。 6月18日閉会した国会では、共謀罪、教育基本法、国民投票法案など私たちが反対運動に取り組んできた危険な法案の成立を許さず、継続審議に追い込みました。 廃案に向けていっそうの運動の取り組みが求められています。
 戦争をする国づくりの策謀が強化されるなか民主勢力への言論活動に対する弾圧が劇化しています。 一方、門司区で立て続けに起こった「孤独死」「餓死」事件など弱いものいじめの行政が進められるなかで「幸せに生きる権利を求める」生存権訴訟が始まり、私たちの闘いも大きくなっています。 このような情勢のなかで救援会のはたす役割は大きなものがあり、また、期待も大きくなっています。
 会員のみなさんが救援会拡大に力を貸してください。 3名以上の会員を拡大された会員は全国大会で表彰されます。 現在北九州からは、若松支部のK支部長、Hさん、Yさん、小倉のNさんの4名です。 表彰は全国大会当日まで受け付けます。 是非あなたも3名拡大にチャレンジしてください。 みなさんの奮闘で51.000名の会員で全国大会を迎えましょう。


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■選挙弾圧・大石裁判
 高裁初公判の傍聴参加を

 「福岡高裁では必ず無罪判決を」全国の心ある人々が注目している豊後高田市議、大石忠昭さんの裁判がいよいよ始まります。
 救援会と、大石さんを支援する北九州の会では、マイクロバス2台を仕立てて裁判傍聴に参加することにしました。 一台は戸畑、八幡、中遠を通って高裁に行きます。もう一台は小倉から若松を通って裁判所に行きます。

日時:7月7日(金)13時30分
小倉・若松コース
 小倉駅KMMビル前 9:00→ 若松市民会館前 9:30
戸畑・八幡コース
 戸畑文化ホール跡前 9:00→ 小伊藤山公園 9:30→
 黒崎浜田病院前 9:45

12時から門前集会を行ないます。
傍聴参加希望の方は事務局にご連絡下さい。


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■幸せに生きる権利を求めて
 「生存権裁判」始まる

 6月14日福岡地裁で「生活保護変更決定取り消し請求事件」の第1回公判が開かれました。 この裁判は生活保護で、70歳以上の方へ老齢加算が1ヶ月17、930円支給されていました。 ところが、一昨年4月から今年の4月の2年間でこの老齢加算が廃止されてしまいました。
 北九州の生活保護は70歳以上の一人世帯で、家賃を除いて約72000円です。 これでは生活できません。 老齢加算を加えてやっと生活できていたというのが実情です。 この老齢加算が厚生労働省の一片の通知で打ちきられてしまい、不服申立ても棄却されてしまったので裁判に訴えたものです。 この日の公判では、2人の原告がそれぞれ「若い時から一生懸命働いてきたが病気になって生活保護を頂くようになった、老齢加算が打ちきられて、今年は灯油が高かったので寒い時でもストーブもたけなかった。 風呂の回数も減らしている」など自分の生活の実情を訴え、憲法25条に定められた「健康で文化的な最低限度生活を保障」してほしいと強く主張しました。


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■定温輸送闘争
 7月中には決定が

 7月13日開かれた第4回審尋で、実質的な審理は終わり、7月中には決定を出すと裁判所が表明しました。 13日の審尋には結審になるという予定で、いままで最高の支援者が裁判所に駆けつけました。
 審理は非公開でしたが、数分で終わり、原告側が補充の書面を提出することと、7月中の決定が決まりました。
 決定まで残された時間は少しですが、勝利を必ず闘い取るために、要請署名の取り組みを強化し、手元にある署名を組合に届けましょう。


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■救援運動強化、全国大会代表派遣夏期カンパにご協力を


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■人権守る国民的連帯を
 「人権を守る国民的連帯を」と第16回裁判勝利をめざす全国交流集会」が6月9日〜10日、静岡県熱海市で開かれました。 30都府県から47事件の原告、被告、支援者弁護士など153名が参加し、相次ぐ言論弾圧事件をはじめ、労働事件、えん罪事件などについて報告、交流しました。
 挨拶にかけつけたN共産党参議院議員は、北九州市の生活保護申請拒否による餓死事件や、共謀罪をめぐる情勢にふれ、「裁判闘争で権利を実現することは、社会的連帯で政治を変えていくうえで極めて大事」と激励されました。
 集会は自由法曹団のY幹事長が、問題提起をかねた主催者あいさつ、勝利和解したJMIU東日本鉄鋼支部のSさん、昨年9月「再審開始決定」を勝ち取り、現在、東京高裁で即時抗告審に闘いを行なっている、布川事件のSさん、6月29日に判決を迎える国公法弾圧事件の、I弁護団長の3人が特別報告をしました。
 そのあとの記念講演は、「国際人権基準から見た日本の裁判」と題して、国際人権活動委員会のS議長・弁護士が行ないました。
 分科会は、大衆的裁判闘争の進め方、解雇事件、差別・不当労働事件、刑事事件、再審裁判、言論弾圧事件の6つに分かれて活発な討論が行なわれました。
 北九州からは引野口事件のKさん、第一法律事務所のG弁護士、救援会事務局のKさんが刑事事件の分科会、また、言論弾圧の分科会には第一法律事務所のSさんが参加しました。
 引野口事件のKさんは夕食懇親会のとき舞台にあがり、引野口事件の支援を訴え、会場から大きな激励の拍手が起こりました。
 また、Kさんは救援会で作成した弁論更新の時の陳述書のパンフを、宿舎の部屋を訪ね普及しながら、支援を訴えました。


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■「大変な事件が起こっています」
 同房者の供述だけで殺人・放火犯人にさせられ、裁判にかけられている女性がいます。
 みなさん、是非、話を聞いてください。 そして無罪判決を闘い取るために力を貸してください。
  と き  6月29日18時30分
  ところ  若松市民会館 第3集会室
  主催・国民救援会北九州総支部、若松支部


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■大崎事件、弁護団と共に現地調査
 第2時再審の準備をすすめている弁護団と、救援会、大崎事件の再審をめざす会は6月3日〜4日現地調査を行ないました。 今回の現地調査は、新しく弁護団に入った弁護士など8人も参加され、再現できることは全て再現してみようと、マネキンを使ったり、体系の似た人に被害役をしてもらうなどの再現実験。 改めて殺人はなかったことに確信が持てた現調でした。


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■新緑の山口を満喫
 いしずえ会の懇親をかねた春の旅行

 北九州いしずえ会は6月18日、新旧遺族の交流をかねた、春の小旅行を行ないました。 当日は北九州の母親大会などとぶつかり、参加者は少なかったのですが、海を越えて山口県を訪れ、長府の東光寺、長門市の金子みすず記念館など訪れ、新緑の山口を満喫しました。


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