救援新聞・北九州版 2006年5月25日
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★ 目 次 ★
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■「第53回全国大会を51,000名の会員で迎えよう!」
若松支部統一行動で5名拡大
■えん罪・引野口事件
「致命傷は心臓刺創、死亡は火事直後」 ・・・ 鈴木庸夫山形大名誉教授証言
■「無実の人を無罪に」
いっせい宣伝行動、3ヶ所で実施
■共謀罪・代用監獄法案を廃案に追い込もう!
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■「第53回全国大会を51,000名の会員で迎えよう!」
若松支部統一行動で5名拡大
第53回全国大会は7月29日から31日までの3日間、滋賀県大津市で開催されます。
公選法弾圧・大石事件や6月29日判決を迎える国公法弾圧・堀越事件、葛飾ビラ配布事件、国公法・世田谷事件などの言論弾圧事件との闘いで救援会の役割がいよいよ重要になっています。
6月からは「全国大会成功をめざす会員拡大集中期間」が始まります。
全国、福岡県、総支部で拡大運動に取り組んでいます。
若松支部では4月の常任委員会で支部大会で決定された、一年間の拡大目標を必ず達成させること、そのためには全国大会までに+10名の拡大をと、拡大対象者をあげ、5月21日の「無実の人を無罪に」の宣伝行動の後に統一行動に取り組むことが決められました。
新会員に「おやじの日本国憲法」プレゼント
21日の統一行動では、K支部長を先頭に、対象者を次々訪問。 留守のありましたが支部長の「憲法、教育基本法改悪など戦争をする国づくりが推し進められようとされている今日、是非入会を」と訴え、会えた人は全員入会してくださいました。
総支部から、強化期間中の新入会員に大須事件の芝野一三さんが筆緻した「おやじの日本国憲法」をプレゼント(在庫切れ次第終了)するということで、5名全員に差し上げました。
若松支部ではメーデーでも1名拡大されていますので5月になって6名の拡大で全国大会まであと4名と迫りました。
また、無名戦士合葬追悼会に参列したご遺族も友人に入会を訴えるなど、支部全体が拡大に燃えています。
若松支部に学びあなたも是非新しい仲間をふやしてくださるよう訴えます。
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■えん罪・引野口事件
「致命傷は心臓刺創、死亡は火事直後」 ・・・ 鈴木庸夫山形大名誉教授証言
5月15日午前10時から開かれた公判は、裁判官3名全員交替しましたので、弁護側の更新と弁護側申請の鑑定証人・鈴木庸夫山形大学名誉教授の証人尋問が行なわれました。
弁論更新では、まず、Y弁護士が「違法収集証拠排除について」と開示された証拠によって、警察がスパイをさせるために同房者を送り込んだことがあきらかになった。このような捜査は代用監獄制度を最大限悪用したものである。
違法捜査で取得された証拠は全て排除すべきであると強く述べました。
また、東弁護士は「被告人は犯行告白をしていない」と、スパイの供述が常識では考えられない程支離滅裂で変遷をしており、警察とスパイが客観的な条件と合致するよう話を作り上げたもので、Kさんを無理やり犯人に仕立て上げようとしたものであると述べました。
T弁護士は検察側の鑑定証人・田中産業医大教授の鑑定についての批判を行ない、田中教授の主張は田中教授が共著者となっている法医学教科書にも反するものある。 古賀俊一氏の死亡日時は、火災発生直後であり、Kさんが犯人にはなり得ないと主張しました。
弁護団の最後にA弁護士がKさんには犯行を犯す動機がないことを主張しました。 が最後にKさんが「兄はお酒に負けてしまったけれど、純朴で優しい人で、私は兄を好きでした。 実家は亡き父との思い出がつまり、母が女で一つで守ってきた大切な家でした。 私はこの神聖な公判の場で、みなさまの前で断言できます。 私は兄を殺していません。 大切な実家を放火していません」と姿勢を正しくハッキリした口調で述べました。
鈴木山形大名誉教授は古賀さんの死因は心臓の刺創であり、出火当時は生存していた。と明瞭に証言されました。
公判終了後、取り組んでいた「Kさんの保釈と接見禁止解除を求める要請署名」3300筆を裁判所に提出しました。
5月20日、救援会中央本部の支援が決定されました。
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■「無実の人を無罪に」
いっせい宣伝行動、3ヶ所で実施
毎年5月20日実施されている「無実の人を無罪に」全国いっせい宣伝行動に今年は若松支部も取り組み、5月19日海老津駅前、20日小倉駅前歩道橋、21日若松サンリブ前の3ヶ所で行ないました。
参加者は延べ24人でマイクで宣伝しながら1000枚のチラシを配布しました。
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■共謀罪・代用監獄法案を廃案に追い込もう!
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