救援新聞・北九州版　2005年２月1５日

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　■世界に誇る憲法、改悪を許さぬ運動を広く、大きく、強く
　■「引き当て捜査の捜査規範を」裁判長、警察に要求
　　若松国賠裁判福岡高裁第１回公判ひらかれる
　■草の乱
　■第５８回解放運動無名戦士合葬追悼会を成功させよう
　■北九州かわら版


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■世界に誇る憲法、改悪を許さぬ運動を広く、大きく、強く
　自民党は昨年末に、小泉首相を本部長とする「新憲法制定推進本部」をつくり、今年１１月の自民党改憲案の発表をめざしています。
　民主党は、３月までに改憲の提言「憲法提言」をまとめ、公明党も６月までに憲法改正の見解ををまとめる方針です。
　今年に入って経団連も改憲の方針を明言しています。
　１９９９年、オランダのハーグで開かれた「ハーグ平和アピール市民社会会議」で決められた「公正な世界秩序のための１０の基本原則」の筆頭に「各国会議は、日本国憲法第九条のような、政府が戦争をすることを禁止する決議を採択すべきである」と掲げられました。憲法九条の考えが世界平和になくてはならないと認められ、すべての国の目標とされたのです。
　救援会ではパンフ「憲法を読もう」を発行し、各支部、班で輪読会をひらき、憲法を身近に学ぼうと呼びかけています。
　また、北九州各地でも学習会や、集会が開催されています。各地区のそれぞれの行動に積極的に参加するとともに、北九州全体で開かれる先の講座や、福岡市で開催される九条の会発会講演会に多数の会員が参加することを呼びかけます。

憲法を守る北九州市民連続講座
第１回憲法をみんなで考えよう
―平和で豊な地域をどうつくるのかー
　２月１６日（水）午後6時30分
　ウエル戸畑多目的ホール
　講演　鈴田　渉（全国憲法研究会会員）
　　　　　深谷　節子（戦争体験の語り部）
　　　　　佐伯　秀人（戸畑老人会高砂会会長）
　主催　憲法を守り、平和で豊な暮らしを求める北九州市民ネットワーク
　連絡先・黒崎合同法律事務所

「九条の会」発足記念福岡講演会
　3月19日（土）午後２時（１時開場）
　サンパレス（福岡市博多区）
　参加費・１０００円
　講師　奥平　康弘
　　　　　鶴見　俊輔
　　　　　小森　陽三（九条の会事務局長）

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■「引き当て捜査の捜査規範を」裁判長、警察に要求
　　若松国賠裁判福岡高裁第１回公判ひらかれる
　二月三日、午後三時より若松国賠裁判の高裁第１回公判が開かれました。
　この公判で裁判長は弁護団と警察（福岡県）、検察（国）に対し、その責任部分を明確にするように要求しました。
　特に警察に対しては、Ａ子さん事件現場に２度にわたって手錠腰縄で引当捜査をしたことに関連して、「この事件に特定せず『引き当て捜査の規範』を提出するように」と引き当て捜査に強い関心を示しました。
　次回公判ではそれらを明確にして、審理をどのように進めるかが決まります。
　今回の公判は市議選もあり、十分取り組めませんでしたが次回からはマイクロで傍聴に参加しようと支援する会では準備をしています。

次回公判
　　４月１４日（木）　１３時３０分〜

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■草の乱
２月２０日（日）�@11：00　�A14：00　�B18：45
　　　戸畑市民会館（大ホール）
２月２２日（火）�@11：00　�A14：00　�B18：45
　　　黒崎ロキシー
２月２３日（水）�@14：00　�A18：45
　　　男女共同参画センタームーブ
２月２５日（金）�@14：00　�A18：45
　　　門司市民会館
３月　４日（金）�@14：00　�A18：45
　　　若松市民会館
上映協力券　一般　１３００円（当日1500円）
　　　　　　シニア・大学　1000円　中高生５００円
協力券は事務局にあります。

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■第５８回解放運動無名戦士合葬追悼会を成功させよう
　解放闘争の志し半ばで亡くなられた方々を顕彰し、その遺志を引継ぐことを誓い合い、ご遺族を励ます「解放運動無名戦士合葬追悼会」が今年も３月１８日東京日本青年館で行なわれます。
　今年は福岡県から諌山博弁護士や、「がんばろう」等の作詞をされた森田ヤヱ子さんなど５４名の方々を合葬申請しています。（内北九州・筑豊からは２４名、お名前は決定次第掲載します）
　この式典にはご遺族お一人をご招待します。それらの費用を含めすべての行事の経費は募金でまかなわれています。　式典成功のための募金活動へのご協力をお願いします。

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北九州かわら版
▼ 総支部長が第一法律事務所から独立し法律事務所を開設されました。第一法律事務所で学んだ経験を糧に「一生懸命頑張っている市民のために開かれた事務所」をめざして奮闘すると決意を語っています。場所は裁判所から木町方面へ、すぐです。（北九州法曹ビル５Ｆ）応援を！

▼ 痴漢えん罪・長野２丁目事件の最高裁向け署名用紙が近日中に出来あがります。出来次第お届けします。
　最高裁は法廷が開かれません。２月に一度要請行動を行なっています。代表派遣ともに沢山の署名を代表に託しましょう。

▼ 若松支部長に就任されたKさん、はじめて年末カンパのオルグ。「こんな大変な仕事があるとは知らなかった」とボヤキながら？新しい団体に訴えを広げてくださる。
　救援会は頭を下げて色々お願いばかりするところです。今後ともよろしくお願いします。

▼ 次回の大石裁判は２月２５日１１時からです。車は８時小倉駅ＫＭＭビル前を出発します。
　　参加できる方は事務局に。

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