救援新聞・福岡県版 2019年３月１５日号
☆★☆★☆★☆
★ 目次 ★
☆★☆★☆★☆
■
のびのび自由な選挙･宣伝活動を
■
第7２回解放運動無名戦士合葬追悼会
福岡県から１８遺族が参加予定
■
乳腺外科医無罪判決に対し控訴した
東京地検に満身の怒りをこめて抗議する！！
■
参加しよう! 参加を呼びかけよう！
■
熊本･松橋事件
再審公判 判決傍聴にいこう！！
■
裁判・争議の勝利をめざす春のつどい
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■のびのび自由な選挙･宣伝活動を
4月7日投票には、福岡市議選、福岡県知事選が始まります。
選挙のときこそ、労働組合や民主団体、市民団体の要求を訴える絶好の機会です。
「9条改憲反対」、「消費税増税反対」、「ロープウェーよりくらし･福祉を」といった様々な要求をかかげた宣伝行動は、選挙期間中も自由にできます。後援会を中心に旺盛に活動しましょう。
のびのび選挙学習会を各支部で開催しよう
福岡支部は、3月5日ふくふくプラザで「創意と工夫でのびのび選挙を!」（講師：國嶋洋伸弁護士）、6日は、なみきスクエアで「選挙戦に勝ち抜くために」と題し、（講師：K弁護士）学習会を開催しました。
参加者は、「ビラ配布に行くとマンションの管理人からとめられる」、「講演会のニュースとビラは一緒に入れていいのか」など、日常の活動のなかでおきた具体的な事例を質問しました。 K弁護士は、政治活動と選挙活動を区別することが大事です。 告示前、告示後でできる事と出来ないことはありますが、後援会活動は自由にできる政治活動です。 入会の呼びかけをすることでつながりを強めましょう。マンションで管理人からビラを入れるなと言われた場合は、あとで管理組合へ申入れをおこなうなど、創意・工夫して活動しましょう、と話しました。
弾圧・干渉をうけたら救援会へ連絡を
日本国民救援会中央本部 03-5842-5842
福岡支部 092-713-0144
北九州総支部 092-967-1871
★▼目次へ▼★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■第7２回解放運動無名戦士合葬追悼会
福岡県から１８遺族が参加予定
事務局では航空券手配など式典参加の準備をしています。
ひきつづき合葬追悼募金に ご協力をおねがいします
【追悼募金送付先（郵便振替）】
☆福岡県本部 01760-8 2966 日本国民救援会福岡県本部
☆福岡支部 01710-3 11180 日本国民救援会福岡支部
☆北九州総支部 01710-3 7103 日本国民救援会北九州総支部
★▼目次へ▼★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■乳腺外科医無罪判決に対し控訴した
東京地検に満身の怒りをこめて抗議する！！
2月20日の勝訴判決をうけ、県内の団体より、「検察は控訴するな!」のFAX要請にご協力いただき有難うございました。 しかし3月5日、東京地裁は不当にも控訴を行ないました。 緊急抗議電報にご協力ください。
引きつづき、高裁のたたかいへのご支援もお願いします。
【抗議電報送付先】〒100-8903千代田区霞ヶ関1-1-1
東京地方検察庁
電文例：「外科医師は無実だ。控訴に抗議する」
★▼目次へ▼★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■参加しよう! 参加を呼びかけよう！
★「NHKを考える福岡の会」第4回総会・記念講演
～人権問題から見たメディアの実態～
日時：3/16（土）13：30
場所：なみきスクエア視聴覚室
★倉敷民商弾圧事件N裁判 街頭宣伝
日時：3/17（日）12:30
場所：博多座前
★福岡県民集会
日時：3/17（日）13:00
場所：冷泉公園
★第72回解放運動無名戦士合葬追悼会
日程：3/18(月)～3/19(火)
★玄海原発運転差止め即時抗告審
日時：3/25（月）14:00
場所：高裁
※傍聴は抗告人のみ
14:00 模擬法廷 17:00報告集会 福岡市科学館６Ｆ
★知っていますか？子宮頸がんワクチン副反応
日時：3/30（土）15:00
場所：アクロス福岡7F
★いかんよ･貧困福岡の会 定例宣伝
日時：4/8（月）12:15
場所：博多口
★築炉じん肺訴訟 結審
日時：4/9（火) 10:00
場所：地裁902
9:30門前集会
★JAL争議団抗議宣伝
3/28（木)18;00小倉駅前
3/29（金)15:00福岡空港 18:00筑紫口
★▼目次へ▼★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■熊本･松橋事件
再審公判 判決傍聴にいこう！！
3月28日（木）１０：００ 熊本地裁
福岡（筑紫口） 7：00
歴史的無罪判決を傍聴しよう
※参加希望の方は事務局（092-713-0144）までご連絡ください
★▼目次へ▼★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
■裁判・争議の勝利をめざす春のつどい
2月23日、ふくふくプラザで開催された裁判・争議の勝利をめざす春のつどいの中で、K弁護士（福岡南法律事務所）が『安倍政権下の〝忖度″司法とどう闘うか』と題し講演しました。
―レジュメ抜粋―憲法を無視し、国民の声を聞かず、腐敗した安倍独裁政権
１官邸の権限強化のための体制づくり
〝決められない政治″への批判、規制緩和→小さな政府⇒官邸への権力集中
・政治（政党）改革→小選挙区、政党助成金⇒与党内の反対意見抑圧
・行政（官僚）改革→省庁統合再編→内閣府に人事局設置⇒官僚の統制強化
・司法（裁判所）改革→試験制度改革→判検・判官交流の促進⇒司法判断の抑制
・官邸機能強化→警察官僚や自衛隊幕僚、財界幹部を官邸官房に導入
※内閣人事局の設置
人事局長・杉田和博（警察官僚）、内閣情報官・北村滋（警察官僚）
・地方への強権的な圧力→沖縄敵視政策、佐賀空港へのオスプレイ配備
⇒官邸の意向を“忖度”せずにはいられない権力集中体制
２.安倍政権下の”忖度”司法とどう闘うか
正しい事実を広く市民に知ってもらう
安倍政権の独裁手法の基本は“フェイク”、“隠ぺい”、”市民運動の分断“
【フェイク】「有明海の再生には政府の基金案が唯一の道」
【隠ぺい】漁協の組合員に「想定問答集」を配布
【市民運動の分断】漁業者vs農業者、長崎県vs佐賀県…
このような安倍政権のもと、世論で裁判官を飛躍させ、公正な判決を出させましょう。
ー参加者発言(要旨)―
【NTTコムウェア無期転換逃れ裁判】通信労組 I委員長
NTTコムウェア九州（株）は、2004年に嘱託社員として採用した労働者（更新12回）に対し、60才になる１年前に、’１７年4月以降の嘱託社員契約を更新しない「雇止め通告」を行い、60才定年後は契約社員に雇用替しました。 無期転換権を行使させないための不当な雇止めは断じて許すわけにはいかないと裁判でたたかっています。
裁判所へ公正な判決を求める団体署名、個人署名への協力をお願いします。
次回4月23日16：00 地裁802
【太宰府ﾀｸｼｰ解雇事件】自交総連福岡地連 U書記長
２０１７年４月、太宰府ﾀｸｼｰは、労組のN委員長の不当な雇止めを強行しました。 県労委の、①N委員長の職場復帰 ②未払い金の支払い ③速やかな団体交渉の開始 ④謝罪文の掲示の救済命令に対し、会社は県労委命令取消をもとめ地裁に提訴しました。 裁判へのご支援をお願いします。
【ハンセン病家族訴訟】ハンセン病家族訴訟を支える市民の会福岡 Sさん
「らい予防法（1907年）」制定されました。 憲法の届かないところで病気ではなく患者、家族の絶滅をめざすものとなり、ハンセン病患者・家族が偏見と差別に長年苦しめられてきました。 2001年、「らい予防法」違憲国賠訴訟は全面的勝利をおさめましたが、家族の被害は認めていません。 勝訴するには、支援の輪が必要です。 勝訴しても国は控訴するでしょう、たたかいの場は高裁へと移ります。 支援を拡げてください。
★4/12（金）18：00学習会プレ企画
★4/27（土）14：00第2回学習会 ※会場ともに 大名クロスガーデン
判決 5月31日（金）14：00熊本地裁101
【JAL不当解雇撤回争議団】JAL不当解雇撤回争議団福岡 Sさん
'18年5月、JALは争議解決に向けて踏み出すことを表明し、特別協議が8回行なわれました。 客室乗務員の経験者採用制度の内容は,ANAの正社員制度とは違い1年契約(更新回数は最大4回)、年収130万円というひどい内容です。 労使交渉が円滑にいくように抗議行動の自粛をしていましたが、抗議行動を再開します。 闘いなくして解決なし！
★3月28日(木)18;00小倉駅前
★3月29日(金)15:00福岡空港 18:00筑紫口
【築炉じん肺訴訟】建交労大牟田支部 Tさん
大牟田は三池炭鉱があった関係で、大牟田近隣に在住する築炉じん肺患者は数百人存在します。 建交労に集結して労災認定、じん肺裁判をたたかってきました。 2016年8月に提訴し、被告企業「ヤマサキ」とは、今年2月に和解が成立しました。 「大和工業」は、頑なに和解を拒否し判決で争う姿勢です。 憎き大和工業を完全包囲するために皆様のご支援とご協力を宜しくお願いします。
4月9日（火）10:00 結審 地裁902 9：30門前集会
【防衛大人権侵害裁判】Nさん（原告の母）
元防大学生に対する判決の、全てを納得しているわけではありませんが控訴せず国の裁判の方に全力を注いでいきます。 対学生で理解してもらえなかったことを司法に訴えることができればと思います。 これからも原告の思いを大切に「１人でも多くの国民の方々に防大の実態を知ってもらうこと」を、裁判を通じて広めていきたいと思います。 これからも息子を支えて下さいますようお願いします。
【生活保護基準切り下げ違憲訴訟】生活と健康を守る会 Mさん
厚生労働大臣は、2013年5月に生活保護基準の基準引き下げを行ない、それに基づき保護支給額は'13年から毎年引下げられ平均6.5％、最大10％が削減され保護利用世帯の96％が削減されました。 これにより最低限度の生活さえできなくなったのに、さらに2018年から、最大5％削減となる更なる保護基準引き下げを行ないました。 撤回させるまでご支援を宜しくお願いします。
4月17日(水)13:30地裁 12:00街頭宣伝（裁判所近く）
【年金切り下げ違憲訴訟】年金者組合 Hさん
年金の引き下げは、年金受給者だけでなく社会保障全体の引き下げにつながるもの。 いかんよ貧困・福岡の会は、生活保護基準切り下げ違憲訴訟と年金基準切り下げ違憲訴訟の2つの裁判を支援しています。 毎月第1月曜日12：15から博多口で宣伝を行なっています。
定例宣伝 4月8日12:15博多口
【明治賃金昇格差別撤回裁判】明乳争議団福岡 Gさん
人権を尊重する健全な企業でなければ、「食の安全･安心」は守れない、と福岡工場の課長宛に出した手紙を読み上げ、「明治製品は、『買わない･食べない』運動」への協力を呼びかけました。
【マイナンバー違憲訴訟】福岡第一法律事務所 Y弁護士
マイナンバー制度は、様々な情報に共通番号がつけられかねず、これまでも多数の漏えい事故を起こしながら安全性への対策が不十分であること、また情報漏えい、流出がプライバシー権の侵害をもたらすこととなり憲法13条にも違反するもの。 国民が全く求めていない危険な制度は、廃止させましょう。
★▼目次へ▼★
☆「資料集」に戻る☆