救援新聞・福岡県版 2018年11月25日号
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★ 目次 ★
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倉敷民商弾圧事件は民商だけにとどまらない
全ての民主団体の未来がかかった裁判
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全国で支援を待つ人にあなたの力を
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無実の人を救おう! 秋のいっせい宣伝
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安部改憲NO!3000万人署名を早期に 達成し、
改憲の息の根をとめよう!!
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明治乳業争議
東京地裁が不当判決!!
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いかんよ貧困・福岡の会
第4回総会ひらかれる
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参加しよう!参加を呼びかけよう!!
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Mさん(東京新聞記者)福岡講演
すすむ政治の私物化 瓦解する官僚たち
〜安倍政権とメディア〜
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防大人権侵害裁判 傍聴と署名のおねがい
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■倉敷民商弾圧事件は民商だけにとどまらない
全ての民主団体の未来がかかった裁判
11月28日、小倉民商会館で「倉敷民商弾圧事件の本質を学ぶ学習交流集会」がひらかれました。
学習会に先立ち、Nさんは、福岡市内の民商を中心に労働組合や民主団体11団体を訪問し、これまでの支援に対する謝意を伝え、控訴審の判決の後、検察が上告できなかったのは、全国から寄せられた2,000を超える団体署名の力が大きかった、と現在3,000団体を目標に取り組んでいる、公訴取下げ要請団体署名への協力を要請しました。
学習会は、講師のT弁護士がパワーポイントを使って事件の概要、裁判経過を説明、その後の質疑応答で、「13年2月に調査が入り5月に査察が入っているがその3ヶ月の間に重大な事案が見つかったのか」との質問に、「裁判の中で経緯の説明を求めたが、情報源については守秘義務があるということで逃げられた、」と回答しました。 Nさんは、「'13年に生健会、'14年倉敷民商、'15年はあずみの里が弾圧されました。 倉敷民商事件は、民商に留まらず全民主団体の未来が掛かった裁判です、ご協力を!!」と訴えました。
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■全国で支援を待つ人にあなたの力を
全国であなたの支援を待つ人たちが大勢います。年末救援統一募金は、闘う人たちを支えます。書損じはがきや切手などのカンパを歓迎します。あなたの力を貸してください。
【年末募金送付先(郵便振替)】ゆうちょ銀行
☆福岡県本部 01760-8-2966 日本国民救援会福岡県本部
☆福岡支部 01710-3-11180 日本国民救援会福岡支部
☆北九州総支部 01710-3-7103 日本国民救援会北九総支部
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■無実の人を救おう! 秋のいっせい宣伝
11月24日、福岡支部は中央区役所前でいっせい宣伝を行いました。
12月13、14日開催の映画「約束」視聴会の宣伝もあわせて行ないました。
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■安部改憲NO!3000万人署名を早期に 達成し、
改憲の息の根をとめよう!!
11月17日、北九州支部は北九州憲法共同センターの呼びかけた3000万署名のロングラン宣伝に参加しました。 11時から14時まで小倉駅前デッキで1時間ずつの交代で各加盟団体が訴え、延べ61人参加で154筆の署名が集まりました。
参加者からは、「青年もきちんと訴えれば応えてくれる」などの感想が寄せられました。
11月29日、自由法曹団と県本部は安倍9条改憲NO!3000万人署名宣伝行動(隔週木曜日)を再開しました。
次回は12月13日12:15天神パルコ前で行ないます。 年内最後の宣伝です。
みなさんも一緒に、安倍9条改憲NO!の声を一緒にあげましょう。
※リーフレット希望の方は、福岡県本部へ連絡ください 092-713-0144
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■明治乳業争議
東京地裁が不当判決!!
2017年2月17日、中労委が差別や不当労働行為の事実を認定していながら、除籍期間を理由に 「救済申立棄却」した決定に対し、争議団が取消を求めて提訴した裁判で、11月29日、東京地裁は、請求を棄却する不当判決を出しました。(詳細続報)
11月27日、福岡原告団(3人)とJAL争議団、福岡争議団、国民救援会の6人は明乳の筆頭株主である、みずほ銀行福岡支店に筆頭株主として争議解決を明乳に働きかけるよう要請をおこないました。
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■いかんよ貧困・福岡の会
第4回総会ひらかれる
国民弱者に政府が貧困を強いる生活保護基準引き下げと年金引き下げの二つの違憲訴訟を支援する「いかんよ貧困・福岡の会」第4回総会が11月24日ひらかれました。会は、毎月の街頭宣伝や裁判傍聴に取り組んでいます。
講演した、I筑紫女学園大学教授は、「生活保護制度への攻撃を許すと社会保障制度全体が破壊される」と、二つの裁判の勝利の重要性を指摘しました。 両方の裁判も来年がヤマをむかえます。 いっそうの支援を訴えています。
国民救援会県本部も同会に加入しています。
・生活保護基準引き下げ違憲訴訟
1月23日(水)13:30 101号法廷
・年金引き下げ違憲訴訟
3月19日(火)13:30 101号法廷
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■参加しよう!参加を呼びかけよう!!
★合唱団あらぐさコンサート2018
12/9 (日) 14:00
中央市民センター
★マイナンバー訴訟
12/10(月) 11:00
地裁
門前集会10:40
★HPVワクチン薬害訴訟
12/12(水) 14:00
地裁
☆安部9条改憲NO!3000万人署名行動
12/13(木) 12:15
パルコ前
☆えん罪学集会 映画「約束」をみる
12/13(木) 13:30
ふくふくプラザ
☆えん罪学集会 映画「約束」をみる
12/14(金) 13:00
サンレイクかすや
☆モップルカフェ大名
12/22(土) 14:00
県本部事務所
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■Mさん(東京新聞記者)福岡講演
すすむ政治の私物化 瓦解する官僚たち
〜安倍政権とメディア〜
12月8日(土)14:00
福岡県教育会館大会議室(270席)
NHKを考える福岡の会
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■防大人権侵害裁判 傍聴と署名のおねがい
たんぽぽの会 〜防大裁判の原告を支える市民の会〜
防衛大学校人権侵害裁判は、防衛省の施設機関である”防衛大学校”の実態を問う全国初の裁判です
六本松に福岡地方裁判所が移転したことも加わり、10月19日、25日の両法廷とも傍聴席を半分程しか埋めることが出来ませんでした。 これからいよいよ正念場になりますので、皆様のご協力、また傍聴可能な方へのお声掛け等なにとぞよろしくお願い致します。 (原告の母)
《第15回 被告個人裁判 終結》
10月19日(金)
被告個人(元学生ら)8名の裁判は最終準備書面・原告と代理人の陳述にて終結。2019年2月5日判決。
法廷では、原告青年自らの鎮述に傍聴者は耳を澄まし、原告が受けた被害のあまりの深刻さとこの裁判の持つ意義を改めて考えさせられました。
原告代理人の弁護士からは1986年におこった「葬式ごっこ」の事件を例にいじめの本質や公務員の個人責任を憂い給する意見陳述を述べると被告個人らの代理人から「すでに賠償責任は認めている!心外だ!」などの意見が次々と起こり、多くの証拠を前に観念しているようにさえ見受けられました。
《第16回 被告国裁判 防大教官3名尋問》
10月25日(木) 10:30〜16:30
出廷した教官3名は口を揃えて、「不適切指導は徹底して禁止していた為、見たことも聞いたこともない。 自分が防大生であった時代も無かった。」と述べた。 しかし、原告代理人から防大内で取られたアンケート調査結果より学内でこの実態が長きに渡って蔓延していた現状を示されると「調査結果を見た記憶が無い」など終始噛合わない証言を繰り返した。 「反省文を書かせる権限はあるが、書く義務がない」などそもそも教官自身の認識不足も明らかとなった。(書かせる権限もない) また、学生の自主自立を掲げ、事が起きれば学生だけに責任を押し付けるやり方は政治家の不祥事後の言明に酷似していた。
自主自立の美名の下、学生案を無批判に採用するのは教官の職務怠慢。 「他律的な強制力のない中で自分自身の甘えた心に打ち勝つ事」こそが自主自立である。 一週間の教育研修の内容も「あまり覚えてない」など教官教育の必至さを物語る裁判内容でした。
《報告会にて》
10/25法廷後の報告会では署名活動の報告や名古屋からベテランズ・フォー・ピースの元自衛官の方が、参加くださり自衛隊の恐るべき実態など貴重なお話を聞くこともできました。 少しずつではありますが、この裁判が全国に広がっている実感がしています。 また、署名も全国から届けられており、9月16日に1084筆、11月16日に2261筆
それぞれ弁護団と救援会、たんぽぽより裁判所に提出致しました。 心より感謝致します。
これからも引き続きご協力お願い致します。なお、署名用紙はコピー活用して構いません。
署名を通して、1人でも多くの方にこの裁判のこと、防大の実態等を知って頂けたらと思います。
次回裁判
被告:国 防大教官2名の尋問
2019年1月17日(木)
13:10〜 101号法廷(96名)
被告:防大生個人の判決
2019年2月5日(火)
13:10〜 101号法廷(96名) 福岡地裁
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