救援新聞・福岡県版 2018年9月5日号
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★ 目次 ★
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福岡県本部大会 参加のおねがい
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2020オリンピックまでに解決にむけ前進を!
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モップルカフェ大名
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参加しよう! 参加を呼びかけよう!
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裁判所は城内から六本松へ移転
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裁判所を大炎上させるくらいの世論喚起を(やくみつる)
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■福岡県本部大会 参加のおねがい
福岡県本部第52回大会を下記のとおり開催します。 みなさんのご参加をおねがいします。
1928年4月に創立された日本国民救援会(当時は解放運動犠牲者救援会)は、今年創立90周年を迎えました。
人権と民主主義をまもり、戦争に反対してきた救援運動の90年の歴史と伝統を、安倍政権の戦争する国づくり阻止のたたかいで活かさなければなりません。 憲法9条をまもり、諸事件に勝利する方針をみなさんの討論で豊かにしたいと考えています。
多くの皆さんのご参加をお願いいたします。
☆日 時 2018年9月9日(月)10:30〜16:30
☆ところ なみきスクエア(東市民センター)2F視聴覚室
〒813-0044 福岡市東区千早4-21-45
電話:092-674-3981
裁判は平日に行なわれるので傍聴したくても行くことが出来ない方もいる多いのではないでしょうか。
大会には、事件関係者が参加し、裁判支援の訴えを行ないます。
誘い合って大会に参加し、裁判をたたかう人々を激励しましょう。
【電車】
●JR鹿児島本線「千早駅」 下車
徒歩約1分
●西鉄貝塚線「千早駅」 下車
徒歩約1分
【バス】
●西鉄バス「千早駅」バス停 下車
徒歩約1分
●西鉄バス「名香野」バス停 下車
徒歩約4分
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■2020オリンピックまでに解決にむけ前進を!
【明治乳業争議団】
8/25、博多駅前で行われた明乳争議団の定例宣伝に16人が参加しました。
東京地裁で7月5日に結審し、11月27日に判決がでます。 Gさんは、「次回は、もっと大勢で宣伝を行ない、明治HDを追い込んでいこう」、と解決に向けての意気込みを語りました。
【JAL争議団】
5/14、JALはLCCの新会社設立発表を行ったあと、JFC,CCU両組合に対し2010年の整理解雇被解雇者も新会社の採用対象にすると発言しました。 そして解雇争議解決に向けた労使の特別協議を開始すると約束し数回の協議を行っています。 争議団は労使協議を見守りながら、早期の勝利解決にむけ奮闘しています。
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■モップルカフェ大名
今回のモップルカフェ大名は、新婦人中央支部のみなさんと一緒に開催します。 NHKで放送された『泉大津コンビニ強盗事件』のDVDを、お茶を飲みながら視聴し、有罪率99.9%について考えてみましょう。
とき 9月22日(土)14:00〜
ところ 国民救援会福岡県本部事務所
〒810-0044 福岡市中央区大名2丁目2-51第一吉田ビル403
TEL092-713-0144 qenkai.fukuoka@sky.plala.or.jp
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■参加しよう! 参加を呼びかけよう!
☆「いかんよ貧困福岡の会」宣伝
日時:9/10 12:15
場所:博多口
☆マイナンバー裁判
日時:9/14 10:30
場所:地裁
☆HPVワクチン訴訟
日時:9/19 14:00
場所:地裁
☆天神総行動第3弾
日時:9/19 18:30
場所:天神パルコ前
☆日中平和友好条約締結40周年記念講演
日時:9/23 14:00
場所:中央市民センター
☆子どもと憲法〜木村草太講演会〜
日時:9/29 13:00
場所:中央市民センター
☆憲法講演学習会〜安倍三選と改憲の行方〜
日時:9/29 13:30
場所:県教育会館
☆第60回福岡県母親大会
日時:9/30 10:00
場所:リーパスプラザこが
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■裁判所は城内から六本松へ移転
8月24日、六本松に移転した裁判所の見学に行きました。
科学館の横を通り抜けると、正面に12階建の裁判所が見えてきます。
門前集会や報告会が出来るスペースがあるのかが気になっていましたが、歩道は広く公園もあり、その先に建設中の弁護士会館がありました。
高等裁判所
12階:事務局
11階:民事 刑事 1101号〜法廷 など
10階:法廷 審判廷 1001号〜
9階:法廷
地方裁判所
8階:民事 801号〜
7階:民事
6階:刑事
地方裁判所・家庭裁判所・検察審査会
5階:事務局
家庭裁判所
4階:少年 401号〜
3階:家事 301号〜
簡易裁判所
2階:民事 201号〜
手続き案内・受付
1階:民事 家事 簡裁 101号〜
B1階:道交待合室 食堂 売店
新しい裁判所の玄関は、旧裁判所のような階段はなくバリアフリーの作りとなっています。 エレベーターは6機ありました。
まだ、全部署の移転が終わっていないのか行きかう人もなく、がらんとしていました。各法廷の横には、大小の独立した待合室があり、簡単な報告集会なら開催できそうな十分な広さがありました。
※詳しいアクセス情報等は、福岡地方裁判所で検索すると出てきます。
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■裁判所を大炎上させるくらいの世論喚起を(やくみつる)
漫画家のやくみつる氏は、6月11日の、「袴田事件の再審請求が東京高裁で棄却された一件」に「憤慨すること、それこそ『半端ない!』」と、雑誌『世界』9月号(912号)に怒りの一文を寄せている。 その中で、自身も参加した6月21日の「くり返すな冤罪!市民集会U」が(救援新聞7月5日号に掲載)、「この集会では、他にも係争中の冤罪裁判関連の報告、アピール等も組み込まれており、会議は和やかな中にも怒気を孕む、異様な熱気を帯びている。 皆、思うところは同じで、裁判所は何を守ろうとして、愚にもつかぬ屁理屈を述べたて、しがみつくのか。 そのもって行き場のない怒りを共有する場でもあった」と紹介し、そして、「だが、当然のことがまかり通らないのが裁判所の現状となっている。 それを『司法の壁』と美称していていいものか。」と、問いかけている。
9月9日にひらく福岡県本部第52回大会議案は、「司法においては、公文書改ざん官僚の不起訴、袴田事件再審開始決定取消、大飯原発再稼動差し止め決定の取消、諫早干拓開門判決の無効化判決など、政府追従の決定や判決が続いています」と、裁判の危険な動きを問題にしています。
東京高裁は、栃木・今市事件の控訴審で宇都宮地裁(裁判員裁判)の有罪根拠が崩れると、検察(政府)に殺害時間や殺害場所の変更(訴因変更)を促し、地裁とは異質の有罪判決をだしました(8/3)訴因変更を促して有罪に固執する裁判は異常です。
「政府が右といったことを左とはいえない」と、どこかの会長は言いましたが、最近の判決の動きをみると、「政府の主張や方針に反する判決はだせない」と考える、忖度する裁判官が多数を占めていると思わる。 憲法違反の政治・行政や立法を厳しくチェックする「司法の独立」が立憲主義による法治国家・民主主義国家です。 県本部議案は、「司法に立憲主義を取り戻す救援運動を国民の共同の運動に発展させるために国民救援会の果たす役割がますます重要になっています。」と、提起しています。
やくみつる氏は、「どうか冤罪事件をめぐる裁判にもっと憤ってもらい、裁判所を大炎上させるくらいの世論を喚起したいものだ。」と、呼びかけています。 一人ひとりが自分にできる救援運動で「世論を喚起」し、憲法を活かし、事実と道理が通る司法・裁判をもとめていきましょう。
(2018.8.27 Sさん)
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