救援新聞・福岡県版  2018年4月5日号

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★  目次  ★
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 ■大崎事件高裁宮崎支部の再審開始決定を
  検察が特別抗告!!  断固抗議する
 ■3・18いのちと暮らしを守る福岡県集会
   憲法破壊、民主主義を破壊する安倍政権を終わらせよう!
 ■国民救援会創立90周年にむけて、
  仲間をふや し、支部を強く大きく!
 ■第71回解放運動無名戦士合葬追悼会に
  福岡県から31名(遺族28人、付添3人)が参加


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■大崎事件高裁宮崎支部の再審開始決定を
 検察が特別抗告!!  断固抗議する

 3月12日、福岡高裁宮崎支部は鹿児島地裁判決の再審開始決定を支持し、検察の即時抗告を棄却しました。 福岡県本部からは3名が参加しました。
 国民救援会福岡県本部は、福岡高検に対し、「特別抗告を断念せよ」と、2月14日、16日の2度にわたって全国から寄せられた314の団体署名を届け、要請しました。
 日本国民救援会中央本部、鹿児島県本部、再審・えん罪事件全国連絡会、大崎事件・原口アヤ子さん再審をめざす会は、原口アヤ子さんらの奪われた人権を回復するため、一日も早く再審開始を確定して無罪判決を勝取る決意を新たにするとともに、再審法の抜本改正の実現をめざして引き続き全力をあげて支援活動を続けていくことを表明する。(2018.3.21)と声明を出しました。
 原口アヤ子さんの命あるうちに、必ず再審無罪を勝ち取りましょう!!
 引き続き、ご支援をお願いします。


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■3・18いのちと暮らしを守る福岡県集会
  憲法破壊、民主主義を破壊する安倍政権を終わらせよう!

 3月18日、<いのちと暮らしを守る福岡県集会>が博多区冷泉公園で開かれ、5000人が参加しました。 救援会からの参加者は、開会前にビラを配布しました。 会員が1名ふえました。
 「憲法改悪反対」の横断幕と救援会の幟をもってデモしました。


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■国民救援会創立90周年にむけて、
 仲間をふや し、支部を強く大きく!



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■第71回解放運動無名戦士合葬追悼会に
 福岡県から31名(遺族28人、付添3人)が参加

 3月18日、第71回合葬追悼会には、福岡県から53名が合葬され、式典には18遺族31人、付添3名が参加しました。
 追悼会終了後、青山墓地に移動し、解放運動無名戦士之墓の墓前に献花を行いました。
 宿泊する遺族の夕食交流会では各地からの参加者の遺族の方が、故人の思い出を語られました。
 北九州から参加したSさんが「合葬された母は、父が八幡製鉄でレッドパージされたあと全日自労で働いた苦労人でしたが、子どもたちには愛情深くしてくれました。」と語られ、大牟田から参加されたKさんは、「合葬された妻とは、うたごえ運動を通じて出会い、結婚しました。 わたしがいまでも、うたごえ運動をつづけられているのは妻の支援があったからです。」と語られ、思い出の「ハワイの恋人」を歌われました。 その後、福岡県の参加者の交流会で、それぞれが思い出を語りました。
 Iさんは楽譜が読めたお父さん(100歳)から教わった、「世界をつなげ花の輪に」を歌われ和やかな雰囲気のなか閉会しました。

大牟田から参加されたKさんのお便りの一部を紹介します
 30年前に、私の実母が今回合葬された妻に連れられて青山墓地に葬られたいきさつもあり、また妻は新婦人の事務局長(専従)として10年間活動したこともあり、大変頑張ってきたので、どうしても私の手で連れて行ってやりたいと思い参加を決めました。(中略)
 青山斎場は勿論初めてですが福岡県はB会場でスクリーンによる式典が行われましたが、できればA会場で直接式典が望ましかった(贅沢な話)中央合唱団による生の演奏が聞きたかった。
 翌19日は国会見学のあと、浅草の5656会館で昼食をとり、仲見世を散策しましたが、いつの間にか私一人になり、少し心細くなっていたとき、付添のWさんとTさんを発見して安心しました。 その後は3人と一緒に散策しました。
 本当に有難うございました。

合葬追悼会のお礼と報告
 第71回解放運動無名戦士合葬追悼会にあたり、合葬者のご遺族への承諾と連絡など推薦手続きや「合葬追悼会」成功のための追悼募金など物心両面のご協力をいただきありがとうございました。
 「合葬追悼会」へのご協力に改めて感謝申し上げます。
 日本国民救援会福岡県本部 会長


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