救援新聞・福岡県版  2018年3月5日号

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★  目次  ★
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 ■志を引き継ぎ、輝かしい新たなページを開いてゆこう!
  3月18日は第71回解放運動無名戦士合葬追悼会
 ■参加しよう!いのちと暮らしを守る 福岡県集会
 ■モップル・カフェ大名
 ■JAL争議、3月中の解決を迫る
 ■参加しよう!参加をよびかけよう!
  力を合わせてたたかおう!
 ■2月17日に開催した<裁判・争議の勝利をめざす春のつどい>


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■志を引き継ぎ、輝かしい新たなページを開いてゆこう!
 3月18日は第71回解放運動無名戦士合葬追悼会

 今年も3月18日の解放運動無名戦士合葬追悼会が近づいてきました。 71回を迎える今年、県内から54名(全国1、073名)が合葬されます。
 日本共産党の不破哲三さんは、共産党創立95周年記念集会で、「私たちは、党創立95周年を、政治的激動のなかに迎えました。 この歴史は、党創立以来、多くの同志たちの苦難にたえた奮闘によってつづられてきたもので、今日の新しい政治情勢も、全党の努力と活動によって基礎が築かれました。 その途上に生涯を終えた同志たちの志を引き継ぎつつ、日本共産党の歴史の輝かしい新たなページを開いてゆこうではありませんか。」(2017.7.19)と講演されています。
 「無名戦士合葬追悼会」は、95年前、共産党の創立に参加された人々をはじめとして、今日までわが国の進歩と革新、平和と民主主義をもとめた人々の活動に、感謝と敬意を表し、故人の志を引き継ぎ、さらに前進させることを誓い合い、あわせて遺族を励ましつづけてきました。 それは、たたかいのバトンを引き継ぐ行事でもあります。
 いま、ご遺族に3月18日の「合葬追悼会」の案内など、心をこめて準備をしています。

「合葬追悼募金」にご協力をお願いします。
 71回をかぞえる「合葬追悼会」は、この行事に賛同いただいている団体や個人の方々の募金で賄われています。 式典に参加される遺族の交通費など経費を要します。
 みなさんの心温まる募金のご協力をお願いします。

☆県本部  017160-8-2966 日本国民救援会福岡県本部
☆福岡支部 01710-3-11180 日本国民救援会福岡支部
☆北九州総支部 01710-3-3-7103 日本国民救援会北九州総支部


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■参加しよう!いのちと暮らしを守る 福岡県集会
 3月18日  13:00
 博多区 冷泉公園


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■モップル・カフェ大名
☆ 開店日  3月24日(土)  14時〜
 開店前の12時〜13時、中央区役所前で9条改憲NOの宣伝と署名行動をします。
☆メニュー  救援創立90周年記念DVD視聴
      懇談・交流のテーマは「救援会とわたし」
☆会員外の人も来店できます。誘い合わせてご来店ください。 コーヒー代100円


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■JAL争議、3月中の解決を迫る
 JALの植木社長は、1月12日の労働組合との経営協議会で、「(社長として、解雇問題を)自分の代で解決したいと思っている」と発言しました。 が、1月24日、4月1日から社長が交代する、と発表されました。
 JAL争議団は、植木社長に、在任中の3月に社長発言を実行し、解雇争議解決の決断を迫る行動を展開しています。 要請ハガキにご協力をお願いします。

★宛先 〒140-0002 品川区東品川2-4-11 
  日本航空(株) 代表取締役社長 植木 義晴 様
★要請文例 1月12日の社長発言を実行し、解雇争議解決の決断を心から要請します。


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■参加しよう!参加をよびかけよう!
 力を合わせてたたかおう!

★生活保護切下げ違憲訴訟
 日時:3月05日 14:00
 場所:地裁301
★NHKを考える福岡の会 総会と講演
 日時:3月10日 13:30 
 場所:なみきスクエア 500円
★久留米市焼却場建設差し止め訴訟 判決
 日時:3月12日 13:30
 場所:地裁
★年金切下げ違憲訴訟
 日時:3月13日 13:30
 場所:地裁301
★重税反対行動
 日時:3月13日
 場所:県下各地
★ワクチン薬害訴訟
 日時:3月14日 14:00
★安倍9条改憲NO 3000万署名行動
 日時:3月15日 12:15-13:00
 場所:天神パルコ
★マイナンバー違憲訴訟
 日時:3月16日 13:30
 場所:地裁305
★映画 カメジロー
 日時:3月17日 上映時間11:00、14:00
 場所:中央市民センター
★九州建設アスベスト訴訟
 日時:3月19日 14:00
 場所:高裁501
★大崎事件再審開始可否決定
 日時:3月12日11:00
 場所:高裁宮崎支部
 参加者募集


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■2月17日に開催した<裁判・争議の勝利をめざす春のつどい>
 事件関係者からの報告を紹介します
【新生存権裁判】生健会古賀支部 Kさん
 7歳のときに朝鮮から命からがら引き上げてきて、引揚者ということでいじめや差別もうけた。 子どもを育てるため朝から晩まで働いたが、貯金する余裕はなかった。 息子の経営するうどん店で20年間働いたが、10年前に辞め、生活保護を受けるようになった。 私は、生活保護を上げろと言っているのではない、倹約に倹約を重ね、これ以上、切詰ようもない保護費を下げないでくれ、と言っているだけ。 そして国は生活保護受給者に対する差別と偏見をなくすよう積極的に働きかけるべきである。
 次回裁判 3月5日(月)14時 地裁301

【防衛大人権侵害裁判】たんぽぽの会 Tさん
 防衛大では、人権侵害が日常的に行われている。 これまでも様々な事件が起きているが、ほとんどの被害者は泣き寝入りするか、心をなくし加害者となっている。 このままではいけないと声をあげた原告、家族を支援しています。 PTSDとたたかいながら頑張っている。
 様々な理由をつけて逃げていた被告学生・教官が、ようやく審問に応じることになった。 傍聴人の力をお借りしたい。 短時間でもよいので傍聴をお願いします。
次回裁判4.25 26

【倉敷民商弾圧事件】福商連 Yさん
 2年前に、倉敷民商弾圧事件福岡の会を立ち上げて支援している。
 1月12日の控訴審判決は福商連から8人、国民救援会から2人が参加。 総勢200人が結集し、抽選で84名が傍聴。 裁判長の「破棄差し戻し」という言渡しに、「ほ〜」、「やったぁ」とうい声が聞こえた。 差し戻しは無罪ではない、上告期限の2周間、検察に対し上告するな、と全国で団体署名に取り組んだ。 検察は上告を断念しました。
 たたかいはこれから、K・S裁判は、最高裁に上告して2年経っていて、予断を許さない。 N裁判も含め3人揃っての無罪を勝ち取ろう。

【年金切下げ違憲訴訟】年金者組合 Sさん
 2015年5月に福岡原告と佐賀原告団とともに全国と連携して年金裁判を闘っている。 基礎年金だけの受給者の平均年金金額は5万円程度。 厚生年金受給者のうち25%が10万円未満で、女性の場合は半数以上が10万円未満。 国連の社会人権規約委員会は、日本政府に対し、「国の年金制度に最低保証年金制度を導入すること」を勧告している。 年金評価ランキングでも日本は27か国中26位。 これまで年金引下げが生活をいかに困難にしているかの実態を訴えてきた。 今後は専門家による立証段階に入る。
 「いかんよ貧困福岡の会」の支援を受け、生存権裁判と協力し合ってたたかっている。
次回裁判 3月13日(火)地裁301

【U原発労働裁判】K弁護士
 1979年、島根原発の原子炉格納子の作業員として4ケ月勤務。 2000年、長崎大学で被爆による急性心筋梗塞の診断を受け、労災申請を行うも否認定。 労災却下申請取消しを求め福岡地裁に提訴。 100mシーベルト以下であれば放射線障害による発症はしないとする米国の基準を採用し、8.6mmシーベルトのUさんの訴えを棄却。 闘いは最高裁に移る。 この裁判は、原発労働者のいのちと健康を守るたたかい。 最高裁でのたたかいに、ご支援をお願いします。

【JAL不当解雇撤回争議】 JAL争議団 Kさん
 8年目に入り、少し良い報告ができる兆しが見えてきた。 2017年9月、最高裁が、会社が解雇に先立ち行った不当労働行為を上告棄却という形で断罪した。 2020年のオリンピックオフシャルオーハパートナー企業であるJALに対し、ILOとIOCが人権・労働関連の規約の遵守を迫った。 1月12日、組合との経営協議会で、植木社長は、「私の代で解決したいと思っている」と発言。 4月の社長交代が決定したので、3月末までには解決の兆しをつくらなければおかしい。 3月23日のILOの理事会で4度目の勧告をだし、具体的に実現させるために人を送り込んでくる可能性もある。 これを追い風にしていきたい。
4月25日 第8回支援共闘会議総会 ウエル戸畑

【明治乳業賃金昇格差別事件】明乳争議団 Gさん
 33年前のたたかいです。 解決するまでやめません。 この事件は共産党員、全労連派の社員を賃金昇格で差別したもので、それを不服として1985年千葉、1995年に第二陣32名で提訴した。 中労委が初めて不当労働行為を認め、和解勧告をだした。 明治は和解を拒否。毎月、本社前座り込みを続けている。 正念場の年になります。 引き続きご支援を。

【築炉じん肺訴訟】 建交労 Tさん
 粉塵が発生する現場で粉塵を吸い込み、それが肺に刺さり、呼吸器障害を起こし、やがて肺がんなどの合併症を引き起こし命をおとす。 元に戻ることのない不治の病。 炉を築く築炉工は、築炉や修炉の作業中に粉塵やアスベストを吸い込む。 労働者は企業の利益のため命落とすために働くのではない。 搾取と労働強化の犠牲になって命を落とす労働者が増えている。 労働者も使用者も同じ人間でありながら、労働者を死へと追い込む。 このような社会を改めるため労働組合や救援会の力が求められている。 渾身の力を持って強く大きくしていこう。 次回裁判4月24日(火)地裁

【九州建設アスベスト訴訟】福建労 Iさん
 全国の提訴被災者中、既に7割の方が故人となっている。 中皮腫細胞が癌化する、診断の困難な特殊ながん。 診断確定後数カ月で亡くなることが多い。 診断が難しいため死亡後解剖して確定することもある。 阪神淡路大震災の1995年と比較して患者数は3倍。 2020年後半が中脾腫の発祥のピークがくる。 治療・診断の確立が急がれる。
 道義ある社会に!すべてのアスベスト被害者が救済されるために頑張っていく。 2月26日の提訴行動でマスコミにもアピールし警告を鳴らしたい。
 「地道に勝利判決を積上げて解決に向けて・・」という状況ではなく、今年中に解決の目鼻をつけたい。 一層のご支援をお願いします。
 次回裁判 3月19日(月) 高裁501

【マイナンバー違憲訴訟】 Y弁護士
 監視社会の道をつくるマイナンバーによって、我々の情報がすぐにわかるような制度が作られようとしている。 身分証明、健康保険証、クレジットカードの危険性を理解してもらい、原告に加わって、裁判の支援をお願いします。

【給費制廃止違憲訴訟】 Kさん
 給費制についての発言がありました。


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