県新聞１７年７月１５日

救援新聞・福岡県版　　2017年７月１５日号

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★　　目次　　★
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　■大崎事件　検察の即時抗告に断固抗議する
　　９０歳の原口アヤ子さん「死ぬまでたたかう」
　　大崎事件即時抗告
　■豪雨被災に遭われた皆さんにお見舞いを申し上げます。
　■都議選でアベ政権に「レッド・カード」
　■「絶対にわたしたちは負けない。　なぜなら勝つまで闘うから」
　　被害者とともに闘い続けるM弁護士の姿を追ったDVD「闘う弁護士」
　■国民のたたかいを支える国民救援会を強く大きくする
　　会員拡大をすすめましょう。
　■参加しよう！　参加をよびかけよう！
　　福岡医療団労働組合主催
　　あの布川事件の桜井昌司氏来たる！
　■不屈にたたかうNさんが参加されます
　　倉敷民商事件の無罪を勝ちとる福岡の会第２回総会
　■日本国民救援会　遠賀・中間支部
　　海鮮BBQのお知らせ
　■「NHKを考える福岡の会」
　　　NHKこれでいいのか？　

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■大崎事件　検察の即時抗告に断固抗議する
　９０歳の原口アヤ子さん「死ぬまでたたかう」
　大崎事件即時抗告

原口さん「死ぬまで闘う」
弁護団「正義ない」
疑問禁じ得ぬ検察の抗告
「大崎事件」再審
　２度目の再審開始決定という司法判断の重みに照らして、検察側の姿勢には疑問を禁じ得ない。
　殺人罪などで服役した原口アヤ子さん（９０）が裁判のやり直しを求めた「大崎事件」で、鹿児島地検が鹿児島地裁の再審開始決定を不服として、福岡高裁宮崎支部に即時抗告した。
　再審の可否を巡る審理が再び始まる。　抗告することに手続き上の問題はない。　しかし原口さんの再審決定は２度目だ。　しかも１０年の「懲役刑」に服した。　高齢でもある。　検察側は即時抗告をせず、再審で自らの主張を展開すればよかったのではないか。
　地裁の再審決定は「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則を踏まえた内容である。
　この事件は、原口さんの義弟の遺体が１９７９年に牛小屋から見つかり、原口さんら親族４人が殺人や死体遺棄容疑で逮捕され、いずれも有罪が確定した。
　物証が乏しく、立証の柱は親族らの自白だった。　原口さんだけが取り調べ段階から一貫して犯行を否認した。　その事実は今も重い。
　鹿児島地裁が重視したには、親族の自白を補強する義妹の目撃証言について、専門家が分析した心理学鑑定だった。
　決定は「義妹は捜査機関の思惑にそって虚偽の供述を続けていた疑いがある」と踏み込み、冤罪の可能性すら示唆した。
　地検は即時抗告申立書で、この心理学鑑定について「科学的証拠といえず、決定は過大評価している」と主張しているという。
　この決定については「無辜の救済を旨とする再審制度の趣旨にのっとったもの」として日弁連も高く評価している。　検察側が不服であるならば、心理学鑑定の評価についても再審の裁判で争えばよかろう。
　再審決定に至る長い苦難の道のりや、原口さんの残された時間から考えれば、一刻の猶予も許されない。高裁での審理も迅速に行われるべきだ。
　自白偏重に警鐘を鳴らした大崎事件の意味を再度確認したい。

再審無罪をめざす　　大崎事件、松橋事件に一層のご支援を！

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■豪雨被災に遭われた皆さんにお見舞いを申し上げます。
　＊みなさんの被災状況を、県本部までお知らせください。

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■都議選でアベ政権に「レッド・カード」
　７月2日、投票で行われた東京都議選で、東京都民は憲法改悪、強権・私物化政治を強行するアベ政権にレッド・カード（59議席から23議席という歴史的惨敗）の審判を下しました。　日本共産党は、17議席から19議席へ前進。
　アベ政治を許さない国民・野党と安倍政権との対決は、「解散・総選挙で国民に審判を仰げ」をめぐっていっそう激しくなっています。
　憲法改悪反対、戦争法、共謀罪の廃止をもとめる国民的運動に参加していきましょう。

★共謀罪廃止の街頭宣伝
　７月２０日（木）12時15分　天神パルコ前　自由法曹団
★福岡県革新懇講演会
　７月２２日（土）13：30　早良市民センター　全国革新懇事務長
★オール　九州玄海原発再稼働許さない　集会
　8月27日（日）14：00警固公園

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■「絶対にわたしたちは負けない。　なぜなら勝つまで闘うから」
　被害者とともに闘い続けるM弁護士の姿を追ったDVD「闘う弁護士」
　2017.5.30　深夜RKB毎日で放映されたDVD
　視聴希望者は県本部まで

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■国民のたたかいを支える国民救援会を強く大きくする
　会員拡大をすすめましょう。
　共謀罪法の成立で、弾圧とのたたかいへの関心が高まっています。　事件勝利のために、弾圧とたたかう心得の普及に国民救援会の役割と期待が高まっています。
　全ての事件の勝利と救援運動の前進をめざす夏期救援募金と会費納入にご協力を！

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■参加しよう！　参加をよびかけよう！
　福岡医療団労働組合主催
　あの布川事件の桜井昌司氏来たる！
　7月16日（日）15：00～17：30
＊終了後、桜井さんを囲んでの懇親会を予定
場所　ちどりビル２階大会議室　　講師　桜井昌司氏
内容　最初に冤罪事件に関するDVDを観たあとに、桜井氏による講演を1時間程度予定しております。その後、いくつかのグループにわかれ感想交流をしてグループ毎に発表をして頂きます。　ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加下さい。

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■不屈にたたかうNさんが参加されます
　倉敷民商事件の無罪を勝ちとる福岡の会第２回総会
　７月２１日（金）１７：００　博多市民センター
　共謀罪を先取りした倉敷民商弾圧事件、憲法が保障する申告納税制度と民商運動をまもるためにたたかっているNさんを迎えて、「福岡の会」第２回総会がひらかれます。　裁判は、O・S裁判が最高裁、N裁判が広島高裁です。　参加してNさんの訴えを聞いて下さい。
　高裁でのたたかいがはじまります。　10月27日（金）10：30高裁岡山支部　署名を

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■日本国民救援会　遠賀・中間支部
　海鮮BBQのお知らせ
　中間市議選も終わり、日本共産党は現有３議席を確保することができました。　中間市議選の最中、安倍自公政権は数の力で共謀罪を強行成立させました。　国民の信条の自由に反する憲法違反の法律は力を合わせて廃止しましょう。　みなさん、連日の奮闘を労って恒例の「共謀罪廃止・えん罪なくせ！海鮮バーベキュー大会」を開催します。　友人を誘ってご参加下さい。

日時　７月２３日（日）午前11：30開催～15：30まで
場所　芦屋町柏原漁港近く　はまゆう遠賀川線　洞山入口下車
差し入れ大歓迎です。　お気軽に

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■「NHKを考える福岡の会」
　　NHKこれでいいのか？
日時　７月２９日（土）14：00～16：30
場所　福岡東市民センター２階・視聴覚室
　NHKを考える福岡の会

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