県新聞１７年４月５日

救援新聞・福岡県版　　2017年４月５日号　

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★　　目次　　★
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　■第７０回解放運動無名戦士合葬追悼会に
　　福岡県から25名（14遺族22人、付添い3人）が参加
　■共謀罪は廃案！
　　「共謀罪」には戦争の足音が聞こえる。
　■R－１の明治は中労委命令に従い差別争議を全面解決せよ！
　　明治乳業争議、「中労委命令・福岡報告集会」ひらく
　■私は即日控訴しました
　　倉敷民商・Nさんからの手紙
　■この子がお腹にいたとき、マタハラとのたたかいがはじまりました。
　■「治安維持法」の再来　アベ政権の「ごまかし」を許さない
　　共謀罪（テロ等準備罪）NO！緊急学習会
　■参加しょう！参加をよびかけよう！
　　力をあわせてたたかおう！
　■いま、自由と人権、民主主義のために運動する
　　国民救援会の活動が「旬」です。

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■第７０回解放運動無名戦士合葬追悼会に
　福岡県から25名（14遺族22人、付添い3人）が参加
　3月18日、第７０回解放運動無名戦士合葬追悼会がひらかれ（救援新聞参照）、福岡県から４７名が合葬され、式典に１４遺族２２人と付添い３人が参加しました。
　１９日は希望者による国会見学、葛飾柴又で昼食・見学がおこなわれました。
　１８日夕食時の懇談で、ご遺族は「遺影を見るとつらい、追悼会に参加できたことを故人は喜んでいると思う」「波瀾な人生を歩いた父のことを何らかの形で残したいと思っていた。　追悼会のことは父から聞いていました。追悼行進があればもっとよかった」「夫は木工職人として、障害者運動にも参加していました。　式典に参加していることを両親に連絡したら喜んでいました」「夫が続けてきた活動を少しでも受け継ぎたい」「主人の活動がすごかったことやすばらしかったことが理解できました。　少しでも遺志を引き継いでいきたい」「父のすばらしさが改めてわかりました」「追悼会に参加して感激しています」「父のことを夢でみます。　尊敬していました」など、思いを語られました。

お礼と報告
　第70回解放運動無名戦士合葬追悼会にあたり、合葬者のご遺族への承諾と連絡などの推薦手続きや「合葬追悼会」成功のための追悼募金など物心両面のご協力をいただきありがとうございました。
　３月１８日の「合葬追悼会」では県内から４７人が合葬され、式典には１４遺族の２２人が参加されました。
　「合葬追悼会」へのご協力に改めて感謝申し上げます。
　2017年3月　　
　日本国民救援会福岡県本部　会長

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■共謀罪は廃案！
　「共謀罪」には戦争の足音が聞こえる。
　戦争体験者の言葉です。
　国家が国民の内心（思想信条学問）を監視し、統制・弾圧する社会はファシズムです。　日本の侵略戦争は、絶対主義天皇制の特高や憲兵による暴力的弾圧で強行された。　日本国民憲法はこの反省から、思想信条や学問など内心の自由を保障しています。

学習、宣伝、署名に取り組もう！
　各地でパンフ『一からわかる「共謀罪」』を活用した学習会もひらかれ、宣伝・署名行動も取り組まれています。　マスコミの世論調査で「反対」が上回った調査もあります。
　「内心の自由」の処罰は、戦争前夜です。
　ミニ学習会、宣伝・対話、署名など自分にできる活動をすすめましょう。

★天神街宣　４月６日　12：15　天神パルコ前

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■R－１の明治は中労委命令に従い差別争議を全面解決せよ！
　明治乳業争議、「中労委命令・福岡報告集会」ひらく
　2月17日の中労委命令について、弁護団のK弁護士と明乳争議団K団長の報告会が、3月25日、ひらかれました。
　K弁護士は、主文で救済を拒否したのは、これまで中労委が積み上げてきた救済先例（長期差別の救済）を180度変更させた不当極まるもの。　しかし、会社の不当労働行為と職分・賃金の格差の存在を認め、解決の切迫性を、特に会社に「大局的見地に立った判断」を求めている。　これは、30年余のたたかいではじめて認めさせたもの。　と報告。
　K団長は、中労委命令の事実認定・判断を武器に全面解決に向けて総決起します。　と、当面6月の株式総会を目途に、解決局面をきりひらくたたかいをすすめる、とこれまでの支援に感謝し、いっそうの支援を訴えました。

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■私は即日控訴しました
　倉敷民商・Nさんからの手紙
倉敷民商事件無罪を勝ち取る福岡の会　様
　いつもご協力ありがとうございます。遅くなりましたが、ご報告させていただきます。
　岡山地方裁判所の江見健一裁判長は、2017年3月3日、私に対して、有罪判決を言い渡しました。　懲役2年（未決勾留日数中200日算入）執行猶予4年の不当判決でした。
　判決は、不当に認められた鑑定書を丸のみする形で行われました。　この鑑定書は、広島国税局査察官が検察に頼まれ作成した、検察の主張をまとめただけの主観的な査察官報告書であり、裁判官の不当な判断によって認められたものです。　裁判終盤においての新たな鑑定書の採用は、裁判史上非常に稀です。　血液型判定やDNA鑑定などの科学的な鑑定を除けば、このような主観的な報告書を鑑定書として採用するのはおそらく日本で初めてです。　裁判官の判断によって、後から証拠が不当に創られたということです。
　さらに江見裁判長率いる岡山地裁第２刑事部は、判決文の中で「申告納税権」は憲法に保障されていないと断言。　また裁判官の税制への誤認・無理解があるにも関わらず、組織的犯罪を示唆する恣意的判断を下しました。
　江見らは、自身の判決が後半事実を無視したものであると認識していたのか、あらかじめ40人もの警察官を待機させ閉廷後一斉に突入させ、暴れるものもいない傍聴人に対して威圧。　「私の裁量です」と江見は言い放った。　権力の抑止力であるはずの裁判官が権力を振り回したのである。
　共謀罪で怖いのは、このように裁判官が権力を抑止できないことにある。

私は即日控訴しました。
　私は、倉敷民商弾圧事件で、動きをとめたら、国の思い通りになります。　マグロのように動き続けます。　そしてこの事件が冤罪と弾圧であることを訴え続けます。
　私は、瀬長亀次郎さんの言葉「弾圧は抵抗を呼ぶ。　抵抗は友を呼ぶ。」日々実感しております。
　これからもご支援をよろしくお願いします。
　倉敷民商弾圧事件に関して、物心両面の支援をいただきありがとうございます。
　これから広島高裁になります。　よろしくお願いします。
　　　2017年3月23日

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■この子がお腹にいたとき、マタハラとのたたかいがはじまりました。
　13年8月から、マタハラとたたかい、3月1日から職場復帰したNさん親子が3月19日の県民集会で、たたかいのお礼と職場復帰を報告するビラを配布しました。　Nさんのお腹にいた赤ちゃんは、14年2月に無事生まれ、いまは3歳の元気で笑顔の素敵な子どもになりました。　これからも元気で！

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■「治安維持法」の再来　アベ政権の「ごまかし」を許さない
　共謀罪（テロ等準備罪）NO！緊急学習会
日　時　3月31日（金）午後6時30分～
ところ　戸畑生涯学習センター
講　師　T弁護士・北九州総支部長
　　　☆国民救援会北九州総支部　電話　093-967-1871

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■参加しょう！参加をよびかけよう！
力をあわせてたたかおう！
★倉敷民商弾圧事件の勝利をめざす全国連絡総会
　日時：4月12日　13：30　　
　場所：東京・衆議院会館
★倉敷民商を支える会総会と市民集会
　日時：4月16日　13：30
　場所：倉敷市・労働会館
★東洋食品未払い賃金支払い請求事件
　日時：4月18日　13：30
　場所：地裁小倉支部203
★玄海原発差し止め訴訟
　日時：4月21日　14：00
　場所：佐賀地裁
★原発事故被害者救済九州訴訟
　日時：4月26日　14：00
　場所：地裁301
★年金切下げ違憲訴訟
　日時5月09日　13：30
　場所：地裁301
★生活保護切下げ違憲訴訟
　日時：5月15日　14：00
　場所：地裁301
★九州建設アスベスト訴訟
　日時：5月22日　14：00
　場所：高裁501

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■いま、自由と人権、民主主義のために運動する
　国民救援会の活動が「旬」です。
　あなたの救援を求めている事件がたくさんあります。　入会のお願いをします。
　　会費は600円（月）・・送料別途　

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