救援新聞・福岡県版  2016年11月5日号 

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★  目次  ★
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 ■救援運動を前進させ、憲法改悪を阻止しよう
  福岡県本部第50回大会ひらく
 ■支部大会に参加しよう、支部大会を成功させよう!
 ■あなたの目で事件現場を調査しませんか?
  大崎事件現地調査への参加者を募っています


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■救援運動を前進させ、憲法改悪を阻止しよう
 福岡県本部第50回大会ひらく

 9月25日、福岡県本部第50回大会が、福岡市東区でひらかれました。
 大会には45人が参加し、議長を選出。
 会長が、「安倍政権の『戦争する国づくり』による、人権や民主主義侵害の事件がたくさんある。 一つひとつの事件をしっかりたたかうことが重要になっています。 たたかえば、JAL不当労働行為事件の勝利にみられる成果がでる。 以前、『たたかいの根っこは一つ、たたかいをひとつに』を合言葉にたたかった事件がある。 大会でたたかいを交流し、連帯をつよめましょう。」と開会あいさつ。
 来賓の、福岡県労連副議長、日本共産党高瀬菜穂子福岡県議、国民救援会中央本部事務局次長がそれぞれ、国民救援会活動の重要性と組織の拡大強化を期待する激励の挨拶がありました。
 つづいて、来賓の自由法曹団福岡支部事務局次長のK弁護士が「自民党改憲草案の問題点」について報告。
 K弁護士は、「自民党草案」は、経済の世界的行き詰まりや日本会議など戦前に戻りたい勢力の動きなどから出ている。 その内容は、(1)国民主権の劣化・・・天皇を格上げし、国民を格下げする。 靖国史観に基づき、現行憲法を塗り替えるもの、(2)恒久平和主義の否定・・・国民に愛国心と国防の責務を盛り込む、(3)基本的人権を敵視・・・自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない、とし、緊急事態法の新設など人権を奪い国民を縛るものに変える。 阻止するには、現行憲法を知る活動、知憲の活動を大いにすすめることが大事と強調。 憲法学習会を無数にひらきましょう。 要請があれば少人数でも自由法曹団の弁護士が対応します。 気軽に連絡下さい。

★大会へのメッセージありがとうございます。(略称・順不同)
・県国公、建交労県本部、県医労連、福建労県本部、自交総連福岡地連、エフコープ、生協労組、年金者組内県本部、北九州地区労連、県生健会連合会、新婦人県本部、国民救援会北海道本部、千葉県本部、埼玉県本部、愛知県本部、岡山県本部、鹿児島県本部


 K弁護士の報告の後、S事務局長が議案を提案、S会計監査の監査報告のあと、討論に入り、15人が発言しました。(以下の発言の一部の要旨を紹介します。)
 討論の後、提案された議案、決算・予算を採択。新役員の選出後、K副会長が閉会のあいさつをしました。

ツクイ・マタハラ裁判、高裁で勝利和解!
 地裁勝訴判決上回る内容 Nさんお疲れさまでした。 おめでとうございます。
 妊婦の人格権をめぐってたたかわれていたツクイ・マタハラNさん損害賠償慰謝料裁判は、地裁で、妊婦の人格権侵害を認めながら慰謝料等があまりにも低額からNさんは控訴(会社も控訴)
 9月27日、福岡高裁判決日(10月21日)を前に和解斡旋があり、双方が合意し解決しました。
 傍聴・署名等のご支援ありがとうございました。
 Nさんと家族の粘り強いたたかいに敬意と拍手を送ります。(詳細は次号)

10月24日  15:00
高裁判決で逆転勝利を勝ち取る。 さらなるご支援を

 福岡市民病院Wさん雇い止め撤回裁判は、地裁の「すざまじくひどい判決」を高裁で撤回させ、Wさんの勝訴の逆転勝利めざしラストスパート中。 いっそうの支援をお願します。

熊本県本部から震災支援のお礼と松橋事件の支援のお願い
 熊本県本部のS事務局長が懸けつけ、熊本地震への支援のお礼(福岡県本部から募金8万円送金)と、福岡高裁で審理がはじまった松橋事件再審請求事件への支援を訴えられました。
 松橋事件は6月30日、熊本地裁で再審開始決定がでましたが、検察の異議申し立てで福岡高裁で審理されています。 高裁の地元県本部として支援をつよめましょう。
 次回高裁協議11.24 16:00

【県本部大会での発言から・発言の一部も要旨・順不同】
安川電機と5年半たたかい和解解決しました。 ご支援ありがとうございました。
安川電機・Uさん再雇用請求裁判。
 7月15日、高裁の和解で解決しました。 職場復帰は叶いませんでしたが、たたかって良かった。 ありがとうございました。

ブラック企業を許さない
東洋食品・不当解雇撤回、未払い賃金請求事件

 Sさん1年4カ月の間に5度の配転を命じられ、5度目を拒否した2015年4月に解雇された。 「休日も取れない過密労働、上司によるパワハラ、短期間に繰り返される配転命令」、未払い残業などのブラック企業とたたかっています。 現在仮処分申し立て。

JAL65名の整理解雇は、管財人の不当労働行為のもとで強行されたのは違法なもの、直ちに職場に戻せ。
 Sさん
 JALの経営破たんで任命された管財人が、解雇強行に反対する労組の争議権にウソと脅しで介入し整理解雇を強行。 管財人の介入は「不当労働行為」との判決が、最高裁で確定しました。
 日航社長への利用者の声のFAX運動に取り組んでいます。 ご協力を。
 街頭宣伝9月29日18:00 筑紫口

32年間たたかいつづける明治乳業争議団
 Gさん
 この間、争議団62名中12名が亡くなった。 これまでたたかって」これたのは国民救援会があったから。
 たたかいは、中労委の審理が5月に結審し、決定が間近いになっています。 9月から、中労委に全面救済を求める全国宣伝行動をおこなっています。
 次回10月28日(金)17:15 筑紫口

新日鉄住金コークス肺がん裁判
 Nさん
 4月14日の地裁判決は、コークス炉労働者への発がん予見可能性を認めず、請求を棄却しました。 高裁で、会社の安全義務違反を認定させ、遺族への尊顔賠償を勝ち取りたい。

なくせ!じん肺、アスベスト全国キャラバン
 Y弁護士
 10月4日、10時30分福岡市への要請からはじまり15時30分福岡県への要請、その後、18時30分から福岡集会を開催
 博多駅東1-16-25 アスクルビル

日鉄鉱業に42連勝
 石炭じん肺で判決に従わない日鉄鉱業、9月26日高裁で勝訴

倉敷民商弾圧事件・無罪判決を勝とる福岡の会
 Yさん
 4月22日、福商連、国民救援会が中心となって「福岡の会」を結成しました。 10月1日には、倉敷市で行動がありますが、救援会から派遣してもらいます。 O・S裁判はすでに最高裁、その上告趣意書の学習会をひらきます。 みなさんの参加をお願いします。
 上告趣意書学習会
 11月24日(木)17:00博多市民センター(予定)

 外に、年金者組合県本部・K記長は、年金切下げ違憲訴訟について、また、政府の年金積立金株運用失敗に対する抗議のFAXの要請を。 Kさんは、生活保護切下げ違憲訴訟と年金切下げ違憲訴訟の両方を支援する組織、「いかんよ貧困・福岡の会」の活動と雇い止め裁判をたたかう福岡市民病院の職場状況、北九州市バス労組の未払い賃金請求裁判などのたたかいについて報告。 K弁護士は、「司法修習生給費制廃止国賠訴訟」について文書発言、次回期日 証人と原告尋問 11月1日(火)10時〜  302法廷

楽しい活動で会員を増やしていきたい
 中間遠賀支部のHさんは、全国大会に参加した感想と支部活動について発言、全国大会で事件の多さに驚いた、また、「大会アピール」を朗読提案した。 お陰で少し有名になった。 支部は、毎月の支部班長会議、学習会、例年のバーベキュー大会など活動している。 楽しく活動して会員を増やしていきたい。

 福岡支部のMさんは、救援新聞の見本紙を送り、読んでもらうことで入会してもらっている。 Yさんは、働き方や学費の問題が重大になっている。 青年にまともに生活を送る権利をもっている、ことを広げたい。 国民救援会を知らせたい。 福商連のYさんは、100人の拡大目標を具体化することが重要ではないか。 団体の役員などと懇談を、など会員拡大、組織強化・世代継承について議論がありました。


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■支部大会に参加しよう、支部大会を成功させよう!
★遠賀中間支部大会
 10月29日(土)10:00
★福岡支部
 11月 5日(土)13:30 FHKビル(ちどり薬局3F)
★北九州総支部
 11月16日(水)10:00 戸畑生涯学習センター


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■あなたの目で事件現場を調査しませんか?
 大崎事件現地調査への参加者を募っています。 積極的な参加を呼びかけます。
 10月15日(土)13:30 大崎町集合
 16日(日)正午まで


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