救援新聞・福岡県版  2016年8月25日号 

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★  目次  ★
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 ■福岡県本部50大会を成功させよう!
  平和と正義、人権と民主主義について大いに議論し
  救援運動を前進させよう!
 ■中労委に明乳争議の早期全面救済を要請
 ■署名などのご支援ありがとうございました
  大阪・東住吉冤罪事件に再審無罪判決
 ■全国大会参加を力に勝利を勝ち取る!
 ■参加しよう!参加をよびかけよう!
  傍聴が無言の弁護人
 ■大阪・東住吉冤罪事件「再審無罪判決」を機に冤罪の根絶を
 ■第2回モップル講座・福岡のご案内
  テーマ レッド・パージと松川事件を考える


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■福岡県本部50大会を成功させよう!
 平和と正義、人権と民主主義について大いに議論し救援運動を前進させよう!

 「『アベ政治を許さない。』国民は、悪政に黙することなく、声をあげつづけています。
 その声を恐れ、口をふさごうとする動きが強まっています。 このような時代に、国民救援会は、戦前、いのちがけで弾圧犠牲者を救援した先達のおもいを受け継ぎ奮闘します。」  (第58回全国大会決定)
 その具体化について討論・議論し、方針を決定します。
 会員、事件関係者をはじめ多くのみなさんの参加をお願いします。


福岡県本部第50回大会について
 会員、事件関係者をはじめ多くのみなさんへ
 下記により福岡県本部第50回大会を開催します。
 人権と民主主義をまもり、諸事件の勝利をめざす救援運動を大きく、強くし、安倍政権の戦争への暴走を阻止しましょう。 みなさんの参加と積極的な討論をお願いします。
 なお、大会議案は9月15日号救援新聞でお届けします。
 2016.8月 日本国民救援会福岡県本部 会長
と     き 9月25日(日)10時30分〜16時
と  こ  ろ なみきスクエア(東市民センター)
        福岡市東区千早4−21−45
        電話092−674−3981


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■中労委に明乳争議の早期全面救済を要請
 8月1日、全国大会の帰途、争議団のGさんと大会参加の福岡県、鹿児島県の4人は「私たちは、福岡工場申立人3人の友人です。 不屈にたたかう申立人を友人にもてて誇りに思っています。 早期全面救済を」と、3人の救済を求める独自署名に福岡県をはじめ九州各県からの55筆をもって要請しました。


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■署名などのご支援ありがとうございました
 大阪・東住吉冤罪事件に再審無罪判決
 8月10日、大阪地裁が東住吉事件に無罪判決。 ご支援に感謝申し上げます。


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■全国大会参加を力に勝利を勝ち取る!
 第58回全国大会参加者の感想(一部分)を紹介します。
10月24日の高裁判決で勝利します
福岡市民病院雇止め撤回事件・Wさん

 初めて参加して、こんなにも事件が多いのかと思いました。 無実を訴える冤罪事件も多く、7月15日に福岡でお会いした桜井昌司さんとも会えました。 大会2日目に発言の機会を得て、地裁の不当判決と8月1日から始まる高裁で勝利する決意を発言しました。 救援会新聞への掲載もあってか激励の言葉をかけてくれる人もあり、元気がでました。
 大会3日目の8月1日が第1回控訴審でしたので2日目で退席しました。 高裁では1回の法廷で結審となり、10月24日が判決。 必ず勝利するために全力で頑張ります。

頑張って行きたい
東洋食品解雇撤回裁判・原告 S之さん

 初めて参加して、全国の様々な事件に巻き込まれた当事者の方やしれを支援する弁護士をはじめ救援会の皆様の真剣なお話を聞かせていただき、貴重な経験となりました。
 私も、不当解雇撤回の裁判をたたかっていますが、わからない事が多く、またいろんな困難もあり不安な毎日を送っていますが、大会で救援会の支援で力強くたたかっている人たちの姿を目のあたりにして心強く感じました。
 大会での討論や夜の部屋での交流などいろんな意味で大変勉強になりました。 裁判の勝利にむけて、全国でたたかっている人たちのように頑張っていきたいと考えています。

皆さんと共に頑張る
日本共産党北九州市議(小倉北区)予定候補 出口成信さん

 私は、今年の「解放運動無名戦士合葬追悼会」で父が合葬され、国民救援会の方々と出会いました。 今大会で「ショウージ」こと、桜井昌司さんが刑事訴訟法改悪問題を、「私はそれほど気にしていません。 私のような(冤罪に苦しみ立ち上がりたたかう)人が増えるだけですよ」と淡々と面白おかしく話されました。 皆さん笑っていましたが、会場には来るべきたたかいに向けた強い連帯を感じました。 私は来年1月の北九州市議会議員選挙に日本共産党から立候補を予定しています。 必ず皆さんとともに頑張ってまいります。

*全国大会で福岡県から中央委員に2名選出されました。


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■参加しよう!参加をよびかけよう!
 傍聴が無言の弁護人

★ツクイ・マタハタ裁判 第一回控訴審
 8月24日 13:30
 福岡高裁
 ☆妊産婦労働者の人格権と職場環境をもとめる裁判の傍聴をお願いします。
★平和のための戦争展ふくおか
 8月23日〜28日
 アクロス福岡2F
★第2回モップル福岡講座
 8月27日 13:30
 レッドパージと松川事件
★生活保護基準切り下げ国賠訴訟
 8月29日 14:00
 地裁301
★玄海原発止め訴訟
 9月 9日 14:00
 佐賀地裁
★私たちの暮らしと税制を考えよう
 9月10日 13:30
 モクチクビル
★九州アスベスト訴訟
 9月12日 14:00
 福岡高裁


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■大阪・東住吉冤罪事件「再審無罪判決」を機に冤罪の根絶を
 2016年8月10日
 「東住吉冤罪事件」を支援する会
 日本国民救援会大阪府本部
 日本国民救援会中央本部

 本日、大阪地方裁判所第3刑事部は、東住吉冤罪事件の青木惠子さん、朴龍晧さんに対し、再審無罪の判決を言い渡しました。
 事件発生から21年の歳月を費やして、ようやく実現した本件再審無罪判決は、何よりも第一審から一貫して無実を主張し続けた青木さん、朴さんの両名と、その主張を信じ無罪判決実現のために、不屈の弁護活動を続けられた両弁護団のみなさんの真摯な活動のたまものだと考えます。 そして「東住吉冤罪事件」を支援する会を中心に、大阪から全国の国民救援会へと広がった支援運動の成果だと、改めて確信する次第です。
 判決は何を明らかにしたのか。ガソリン7.3リットルをまいてターボライターで火をつけたとする「朴自白」に象徴される「自白」の信用性について、火災の再現実験、ガソリンの漏出実験と、それを裏付ける科学的鑑定意見等により、自然発火の可能性を明らかにした弁護団立証にもとづいて明確に否定しました。 さらに「自白」を引き出すための取り調べが如何に過酷を極め、かつ不当なものであったかを丁寧に検討し、「自白」の任意性をも否定し「自白」を証拠から排除しました。 そのうえで「本件各公訴事実については犯罪の証明がないことになる」として再審無罪の判決を言い渡しました。
 私たち東住吉冤罪事件を支援する会・日本国民救援会大阪本部・同中央本部の三者は、今回の判決は、「誤判や冤罪は許さない」「間違った裁判はやり直すべき」という市民の声を真摯に受け止め、裁判所をして法と良心にのみ拘束されるという、憲法に則った判断に従ったものと強く確信するものです。 「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則が再審にも適用された事例がまたひとつ積み上げられました。
 幾多の冤罪事件同様に、代用監獄における過酷な取り調べや、検察官による証拠隠しによって、青木さんや朴さんは不条理な冤罪の犠牲となりました。
 私たちは今回の再審無罪判決を機に、冤罪根絶に向けた市民運動のさらなる機構に向けて新たな一歩を踏み出すことを決意するものです。
  以上


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■第2回モップル講座・福岡のご案内
 テーマ レッド・パージと松川事件を考える

★第一部 レッド・パージとのたたかいを語る
 13:30〜15:30
ゲスト Nさん(全逓レパ犠牲者)
     Mさん(西日本新聞レパ犠牲者)
▽アメリカと日本の支配勢力は、1949年の夏、下山、三鷹、松川事件をデッチあげ 公務員をはじめとした大量の労働者を解雇した。
▽アメリカと日本の支配勢力は、1950年の夏、あらゆる職場から共産党員と労組幹部や労組活動家のレッド・パージを強行し、たたかう労働運動を弱体化させた。
▽そして、自衛隊の全身である「警察予備隊」を創設し、憲法9条破壊に踏み出した。
▽20代でレ・パされたNさん、Mさんから、当時の話とその後のたたかいについて聞きます。

★第二部 映画「松川事件」視聴
 15:40〜17:50

★第三部 映画「にっぽん泥棒物語」視聴
 18:00〜19:50

と き  8月27日(土)13:30〜
会 場 国民救援会福岡県本部事務所
 中央区大名2-2-51 第一吉田ビル403号
 рO92−713−0144
 60数年前から事件と現在の情勢との関連などを参加者で討論・交流します。 歴史の尽日を当事者からお聞きします。 誘い合わせてのご参加をお願します。


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