救援新聞・福岡県版  2016年6月15日号 

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★  目次  ★
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 ■参議院選挙・のびのびと自由な選挙で
  平和と人権をまもろう
 ■参議院選挙で憲法を語り広めよう
  北九州総支部が「選挙目前!緊急学習会」
  自民党改憲案と「安倍政治」を斬る
 ■憲法9条の学習会
 ■事務所を403号室に移転しました
 ■第11回福岡における解放運動無名戦士合葬追悼会 ひらく
 ■憲法25条をちゃんと守ってください 新生存権裁判(6月6日)
 ■事件勝利と救援運動の前進のために夏期募金にご協力をお願いします
 ■第58回全国大会を成功させよう!
 ■全国大会の成功をめざす、「会員拡大集中期間」を取り組んでいます
 ■知っておきたい私たちの権利と心得


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■参議院選挙・のびのびと自由な選挙で
 平和と人権をまもろう

 7月10日投票の参議院選挙は、安倍暴走政治に対し1人区32選挙区全区で野党4党と市民連合の統一候補が実現する歴史的な情勢のもと、すでに本番なみにたたかわれています。
 参議院選挙の争点となっている戦争法廃止、立憲主義と民主主義を取り戻し、安倍改憲を許さない点は、戦争か平和か、を問うもので、人権と民主主義をまもる国民救援会にとっても重要な課題です。 戦争こそが最大の人権侵害であることを体験している国民救援会にとっても安倍政権の暴走は許されません。
 のびのび自由に政治を語り、宣伝し安倍政権に厳しい審判を下しましょう。

選挙・政治活動への妨害、弾圧は直ちに所属団体と国民救援会に連絡しよう!


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■参議院選挙で憲法を語り広めよう
 北九州総支部が「選挙目前!緊急学習会」
 自民党改憲案と「安倍政治」を斬る

 北九州総支部は5月25日、A弁護士を講師に上記の学習会をひらき43人が参加しました。
 自民党改憲案は、「権力を縛る憲法」から「国民を縛る憲法」に、「個人の尊厳尊重」から「国の意向の都合」を優先するもの、「緊急事態条項」が準備されているが、これは政府の都合で国民の権利を蹂躙する危険なもので許してはならない、など学習しました。


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■憲法9条の学習会
 講師 Y弁護士 無料
9条を学び、参議院選挙で広めよう
 6月22日(水)18:30〜
 福岡第一法律事務所 3F 会議室 721-1211


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■事務所を403号室に移転しました
 30年間使用してきた、第一吉田ビル502号室から同じビルの403号室に6月13日引っ越しました。 電話番号、FAX番号はいままでと同じです。
 403号室は、いままでより広く、床はフローリングされた明るい部屋です。
 歴史的な情勢のなかでの移転ですが、広くなった事務所を大いに活用して、新しい情勢のなかで救援運動をさらに前進させるために奮闘していきます。
 会員のみなさん、事件関係者のみなさん、気軽にお立ちよりください。


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■第11回福岡における解放運動無名戦士合葬追悼会 ひらく
 5月29日、第11回福岡における解放運動無名戦士合葬追悼会がひらかれ、今年3月18日、東京・青山墓地の「解放運動無名戦士墓」に合葬された、福岡地域(大牟田含む)22名の故人を追悼。 「追悼会」には、遺族やともに活動した友人など56人が参加しました。 合唱団福岡あらぐさの合唱と「第69回追悼会」のDVDを視聴した後、遺族や友人が故人の思い出や「故人の遺志を引き継ぎ参議院選挙でがんばる」などと語り合いました。
 「厳しい時代に活動された故人の話が聞けて良かった」との感想が寄せられました。

 第69回解放運動無名戦士合葬追悼会のDVDをお貸しします。 ご連絡ください


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■憲法25条をちゃんと守ってください 新生存権裁判(6月6日)
 Sさんの意見陳述
 「昨年、母が亡くなりましたが、葬式用の服も交通費も工面できず、母の葬式に行けませんでした。 90歳の父は、ケアホームに入っていますが、面会には1年に1度行けるかどうかです。 生活保護の切り下げは家族のつながりも奪います。 今年、妹の長男が看護学校に入りましたが、お祝いを出してあげることもできませんでした。 冠婚葬祭に参加できない私たちの生活のどこが「健康で文化的な最低限度の生活」でしょうか。
 生活保護も年金も下がる一方です。 国が、私たちに対して早く死んでしまえと言っているようです。 でも、私はあきらめたくない。 私は私らしく、誰もが自分らしく生きられる社会にしたいです。 社会保障を下げるばかりの政策をやめて、もっと上げてほしいです。
 憲法25条をちゃんと守ってください。」

次回口頭弁論 8月29日(月)14:00 301法廷


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■事件勝利と救援運動の前進のために夏期募金にご協力をお願いします
 募金送付先 郵便振替口座番号 1760-8-2966
 日本国民救援会福岡県本部


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■第58回全国大会を成功させよう!
 第58回全国大会が7月30日から8月1日までの3日間、熱海市でひらかれます。
 大会招集は、救援新聞第1824(5月25日号)でS会長によって招集されています。参照してください。

大会代議員と特別代議員を募ります
 大会代議員 福岡県の代議員定数は5人です。 代議員希望者は全日程(3日間)参加出来る会員とします。
 特別代議員 全国大会に参加を希望する会員。 全日程(3日間)の参加ができない会員や事件関係者も受け付けます。
 大会代議員と特別代議員の希望受付は7月8日までに県本部事務局まで
★代議員、特別代議員の決定は7月度の県本部常任委員会でおこない通知します。

全国大会参加経費が必要です。 夏期救援募金の取組を広げつよめよう!


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■全国大会の成功をめざす、「会員拡大集中期間」を取り組んでいます
 6月1日会員現勢は、昨年比若干マイナスです。 全国大会までに会員拡大をお願いします。
人権と平和、憲法をまもる国民救援会を大きくしよう! 入会の声かけをひろげよう!


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■知っておきたい私たちの権利と心得
Q  街頭で宣伝活動をするのに、警察の許可は必要ですか?
A  宣伝行動に警察の許可はありません。
   街頭や駅前で宣伝行動をしていると、「(道路交通法の)許可をとっているか」と警察が干渉してくることがあります。 道路交通法で許可が必要なのは、お祭りや映画のロケ、工事など交通に著しい影響を与える場合です。 通常の宣伝行動に許可が必要ないことは、判決(有楽町ビラ事件)で確定しています。 また、ビラ配りに許可が必要ないのに、それを知らずに警察官は逮捕したことに賠償が命じられています。(東金国賠裁判)。 さらに、明治乳業争議団の街頭宣伝を警察官が妨害したことを、警視庁が謝罪しました。
 不当な干渉には「許可は必要ない」と毅然と抗議します。
Q  ポストへのビラ投函について?
A  基本定的に自由です。しかし警戒と注意を。
各戸へのビラの配布活動は、言論・表現の自由として憲法で保障されています。
 東京都選挙管理委員会も、ビラの配布が選挙への関心を高め、投票率を高めるためにも役に立っていることを認め、「法定ビラ及び、選挙・政治活動にわたるビラの配布は、基本的に自由でなければならない」と表明しています。
 しかし、警察は、住居侵入罪などを口実に不当に逮捕する場合もあります。 ビラ配布の自由への確信とともに、充分な警戒心を持って旺盛に配布しましょう。
 管理人などに「ビラ配布はやめろ」と干渉された場合は、正当なビラを配布していることを告げつつ、いったんは退去します。 その場で論争して警察へ通報された例があります。 時を改めて、管理組合に申し入れるなど、理解を求める働きかけをします。
Q  警察官に職務質問をされたときには?
A  職務質問は「任意」ですので、応える義務はありません。 警察官に理由を聞き、「私には関係ありません」と答え、その場をはなれましょう。 「逃げる」と干渉の口実とされますので、毅然と対応します。 また、持ち物検査も礼状がなければ強制できません。
Q  交番や警察署に来てほしいと言われたら?
A  交番や警察署に来てほしいというのはあくまでも任意です。 「行く必要はありません」ときっぱり拒否します。 また、「説明に行こう」などと個人で判断せず、必ず後援会や所属団体、国民救援会に連絡し組織的に対応しましょう。
Q  警察官の張り込みや尾行にはどう対処したらいいですか?
A  個人で判断せず、後援会や所属団体、国民救援会にすぐ連絡し、組織的に対応、抗議します。 不当な尾行・張り込みは犯罪(軽犯罪法「つきまとい罪」)です。 選挙の時であれば、公職選挙法違反(職権乱用による選挙の自由妨害罪)です。
Q  万一、逮捕された場合、どうしたらいいですか?
A  憲法や法律で保障されている3つの権利を行使しましょう。
@住所・氏名を含めて、取り調べで黙秘します(黙秘権)。*「トイレに行かせろ」など必要な要求はします。
A「国民救援会の弁護士を呼べ」と要求します。(弁護人選任権)。
B調書や書類への署名・押印はすべて拒否します。 強制できません。
*家のことや仕事など心配なことは、面会に行った弁護士と相談してください。


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