救援新聞・福岡県版  2016年3月15日号 

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★  目次  ★
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 ■アベ政治の逆流を止る主権者国民のうねり!
  参議院選挙の野党共闘すすむ
 ■救援会を強く大きく
 ■自由にのびのびと
  政治・選挙活動をすすめる学習会
 ■参加しよう!
  参加をよびかけよう!
 ■追悼募金のご協力ありがとうございます
 ■病気を治して職場に復帰したい
 ■理不尽な雇止めは許さない
 ■中小業者の暮らしと権利を守る
  民主商工会への弾圧を許すな!


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■アベ政治の逆流を止る主権者国民のうねり!
 参議院選挙の野党共闘すすむ
 沖縄辺野古新基地建設中止の和解
 市民連合とアベ政権との対決鮮明に

 戦争法廃止、立憲主義と民主主義、人間の尊厳を取り戻す国民連合政府の実現を目指す広範な市民の「野党は共闘を」の声は、熊本県や宮城県、長野県などで統一候補の擁立がすすんでいます。 一方、沖縄・辺野古新基地建設の中止をもとめる「オール沖縄」県民と全国の運動が、国に埋め立て工事中止と再協議をふくむ和解に追い込みました。
 参議院選挙を前に、アベ政権と国民市民連合の対決の構図が鮮明になってきました。
 国民救援会は、戦争法廃止、立憲主義と民主主義、人間の尊厳を取り戻す運動に参加するとともに、この市民連合の運動への妨害や弾圧を許さないたたかい、天王山となる参議院選挙で自由にのびのびと政治・選挙がすすめられるよう活動することが求められています。


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■救援会を強く大きく
 2月28日、29日、別府市で「全国大会をめざす会員拡大」を中心議題にした九州ブロック会議がひらかれ、福岡県から数名が参加しました。
 7月の全国大会までの県本部の拡大目標があります。
 国民救援会を強く大きくして、人間の尊厳を取り戻しましょう。
 会員拡大にご協力を!


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■自由にのびのびと
 政治・選挙活動をすすめる学習会

 参議院選挙は、憲法を国民に取り戻す、まさに天王山のたたかいです。 すでに厳しく戦われています。 選挙を元気にのびのび自由にすすめる学習会を開催します。
 旺盛な宣伝、対話、拡散をすすめるために、誘い合わせて参加ください。

とき 4月9日(土) 13:30〜16:00
ところ ふくふくプラザ中央区荒戸3-3-39
  講師▽K国民救援会福岡県本部副会長
      政治・選挙活動をのびのびとすすめる心得・・これまでのたたかいから
     ▽T共産党福岡市議団事務局長
      SNSを積極的に活用し、拡散しよう。 SNS活用の心得を知ろう


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■参加しよう!
 参加をよびかけよう!

★生活保護基準切り下げ違憲訴訟
 3月.14日 14:00
  福岡地裁301
★戦争法の廃止を求める市民集会
 3月.19日 14:00
 警固公園
 その後パレード
★弁護士会講演会
 3月.19日 17:00
 明治安田生命ホール(博多区中洲)
★さよなら安倍政治2016福岡県民大集会
 3月.20日 13:00
 冷泉公園(博多区上川端)
★安川電機Uさん再雇用裁判
 3月.22日 13:30
 高裁505
★北九州交通局賃金未払い請求裁判
 3月.25日 13:10
 福岡地裁301
★新日鉄住金コークス肺がん訴訟
 4月.14日 13:10
 判決  地裁小倉支部
★原発労災U裁判
 4月.15日 10:30
 判決  福岡地裁
★ツクイ・マタハラ裁判
 4月.19日 13:10
 判決  地裁小倉支部
★福岡市民病院雇止め撤回裁判
 4月.22日 13:10
 判決  福岡地裁301
★倉敷民商事件・無罪を勝ち取る福岡の会 結成
 4月22日17:00〜
 博多市民センター


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■追悼募金のご協力ありがとうございます
 合葬追悼会の経費は、善意の募金で賄われています。 この間、募金にご協力いただいた団体、有志のみなさんに感謝申し上げます。 今年県内から17人が参加されます。
 引き続き、みなさんのご協力をお願いします。


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■病気を治して職場に復帰したい
 4月19日判決を迎える、ツクイの介護職員Nさんが会社のマタハラに対する裁判の最終意見陳述(2月9日)要旨
 私は、所長のマタハラ発言によって、精神的に苦しめられ、2年6カ月たった今も主治医から「まだ勤務しない方がよいでしょう」と言われている状況です。 3月末の更新の時期に継続雇用が認められるか不安な毎日を過ごしています。
 私は、結婚して8年、なかなか子どもを授かることができずに妊娠を諦めかけていたところに、待望の赤ちゃんを授かることができました。 主人も親たちも、姉妹も本当に喜んでくれて嬉しかったです。 しかし、会社に報告すると、所長からは「一生懸命していない人は働かなくてもいい」とか「妊婦として扱うつもりはない。 更新はありません」などといわれてすごくショックで、妊娠したことは悪いことなのか?と考えるようになりました。
 私は、一生懸命していないと思われないように、体力的にきつくても業務の軽減の申し出もできず、我慢して働くしかありませんでした。 そのため無理をして切迫流産の状態にまでなってしまいました。
 私は、自分が働き続けることで妊婦になっても働ける素晴らしい職場だという事を示したかったのです。 毎日沢山の薬や安定剤に頼りながら、うつ病とたたかう日々を抜け出し、
 1日も早く病気を治して職場に復帰したいと思っています。
 良い判決をお願いいたします。


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■理不尽な雇止めは許さない
 4月22日判決を迎える福岡市民病院雇止め撤回裁判の原告・Wさんの最終意見陳述(2月19日)要旨

 私は2011年4月から1年有期契約の病棟看護助手として、福岡市民病院に入職しました。 それまでの職場より安定して勤務できると思い、定年まで働き続けられる、働き続けたいと思って入職しました。 採用面接においても、この気持ちは伝えています。
 看護助手の業務は確かに地味ではありますが、しかし医療の中で不可欠な業務であることは、この裁判の審理の中で多くの人に理解してもらえたと思います。
 私は、看護助手をしていて、患者様から「ありがとう」、「頑張っているね」と言っていただくと、大きなやりがいを感じながら日々の仕事に取組むことができました。そんな中で2013年12月、突然の雇止め通告を受けました。 雇止め撤回を求めて団体交渉を行いましたが、雇止め理由を何ら具体的に明らかにしようとしない病院の態度から、なにがなんでも辞めさせようという姿勢がはっきりしました。
 私は、市民病院に復帰を求める交渉を行う中で、また、この裁判をたたかう中で、同じ職場の多くの仲間から励ましの声を寄せてもらいました。 また、実に多くの有期職員の仲間が、不安定な地位に大きな不安を抱えながら日々働いていることを知りました。
 私が市民病院に復帰するためにはもちろんですが、日本の各職場を、理不尽な雇止めは許さない、という当たり前のことが当たり前の職場にしていく上でも、この裁判は重要な意義をもっているのだと考えています。
 裁判所におかれては、適正な判決をされますよう心からお願いいたします。


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■中小業者の暮らしと権利を守る民主商工会への弾圧を許すな!
「倉敷民商弾圧事件」って?
救太   商子先輩!
商子   救太くん、元気だった?
救太   商子さん、倉敷民商弾圧事件知っていますか。 おやじが民主商工会の会員なんです。 民商は中小業者の暮らしや権利を守ってがんばっているのに逮捕されたって、おやじが怒っているんですよ。
商子   知っているよ。 2014年、岡山県倉敷市にある倉敷民主商工会に、突然、警察がやってきて、民商の事務局長のKさん、事務局次長のSさん、事務局員のNさんの3人を逮捕したの。
救太   逮捕の理由はなんですか。
商子   3人が税理士法違反で、Nさんはさらに当時民商会員だった建設会社の脱税を手伝った(ほう助)というの。 3人は、これは民商への弾圧だ、脱税ほう助などしていないと黙秘で戦ったの。 Kさん、Sさんは6カ月間、Nさんは428日、1年2カ月も拘束されたの。 KさんとSさんの裁判は一・二審で懲役10月・執行猶予3年の不当判決が出されて、いま最高裁で審理中。 Nさんの裁判は岡山地裁で審理中なの。

「倉敷民商事件・無罪を勝ち取る福岡の会」結成総会に参加をお願いします。
 と き 4月22日(金)17:00
 ところ 博多市民センター


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