救援新聞・福岡県版 2015年3月5日号
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★ 目次 ★
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■第68回解放運動無名戦士合葬追悼会
福岡県47人(全国1104人)の合葬決定
■参加しょう!参加をよびかけよう!
たたかいの輪をひろげよう!
■パンフを読んで地方選挙をのびのびと
■みんなで力を合わせて勝利の春を呼ぼう!!
裁判・争議の勝利をめざす春のつどい
■戦争への道
秘密・監視・密告の社会はごめん!
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■第68回解放運動無名戦士合葬追悼会
福岡県47人(全国1104人)の合葬決定
3月18日におこなわれる第68回解放運動無名戦士合葬追悼会で、新たに合葬される故人について、2月18日の合葬審査委員会で慎重に審査のうえ、福岡県47人(全国1104人)の合葬が決定しました。 合葬者氏名については救援新聞を参照ください。
ご遺族には、合葬決定書と第68回解放運動無名戦士合葬追悼会への参加のご案内が郵送されました。
合葬追悼募金にご協力をお願いします
3月18日の「追悼会」の経費(ご遺族一人の参加旅費や会場費など)は、この行事に賛同いただいている団体や個人の募金に賄われています。
悪政によるきびしい状況のなかですが、追悼募金へのご協力をよろしくお願いします。
☆募金送付先
郵便振替 01760−8−2966 日本国民救援会 福岡県本部
☆第1回「追悼会」にあたっての救援新聞が呼びかけた追悼カンパ
「渡辺政之輔、市川正一、岩田義道、野呂栄太郎、小林多喜二・・これらは日本革命運動の宝として誰にでも知られている。 しかし、同じような宝でありながら埋もれている無名戦士が沢山いるのである。天皇制の下においては私たちは同志を葬ることすら禁じられていたので、これらの無名戦士の中には、かって一度も労働者農民によって追悼されたことのなかった人々もあるのである。
そこで、私達は何らかの形で埋もれている尊い犠牲者に対して、私たち後につづく者の階級的な感謝と敬意を表することを考えていたところ摘々山崎今朝弥氏、藤森成吉氏ら細井和喜三遺志会が、細井氏の名遺著「女工哀史」の印税により細井氏その他の人々のために、「無名戦士墓」を建て、保管していたのを知ったので、47年12月15日の労働運動救援会第2回大会は、この墓を「解放運動無名戦士墓」として、ここの運動の犠牲者を合葬し、毎年3月18日(パリ・コンミューン記念日)を犠牲者追悼日として全国的に追悼カンパを持つことを決定したのである。(1948年3月1日救援新聞より)
(注)
●労農運動救援会・・・現在の日本国民救援会の前身
●パリ・コンミューン・・1870年のロシアとフランスとの戦争で敗北したフランスで1971年3月18日、労働者国民が蜂起しパリ市の全権を握った。 しかし、ドイツの前に2カ月で壊滅
●細井和喜蔵・・1897年5月京都府生まれ、19歳で紡績工場に、1823年から紡績労働者の実態を調査し1924年に「女工哀史」を発表、1925年8月28歳で死去
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■参加しょう!参加をよびかけよう!たたかいの輪をひろげよう!
★裁判・争議の勝利をめざす春のつどい
3月 6日 18:20
農民会館ホール
★国際女性デ―福岡集会
3月 7日 13:30
天神ビル11F
★さよなら原発北九州集会
3月 8日 13:30
三萩野公園
★さよなら原発大牟田集会
13:30
築町公園
★さよなら原発福岡集会
3月11日 14:00
警固公園
映画「日本と原発」上映会
中央市民センター
★明治乳業争議団宣伝行動
3月13日 17:10
KBCビル前(明治乳業九州本部)
★2015・福岡県民大集会
3月22日 13:00
冷泉公園 集会後 デモ
★福岡市民病院・Wさん雇い止め撤回訴訟
3月23日 10:00
地裁301
★司法修習生給費制廃止国賠訴訟
3月23日 11:00
地裁301
★県知事選挙 告示
3月29日
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■パンフを読んで地方選挙をのびのびと
いっせい地方選挙はすでに激しくたたかわれています。 安倍政権の「戦争する国」づくりをストップさせる重要な選挙です。 パンフ「のびのび選挙・宣伝」を読み、旺盛で自由な選挙をすすめましょう。
のびのび自由に 選挙・宣伝活動を
もくじ
1、街頭や駅頭での宣伝行動
2、マンションやアパートでのビラ配布
3、主権者は私たち 選挙はのびのびと
4、インターネットを大いに活用しょう
5、職務質問、所持品検査に対して
6、張り込み、尾行、聞き込みに対して
7、任意同行や任意出頭を求められたら
8、万一逮捕されたら
9、ポスターや宣伝カーを破損された時 の対応は?
日本国民救援会中央本部
街頭や駅頭での宣伝行動
Q 宣伝行動に警察の許可をとることが必要ですか。
A 宣伝行動に、警察の許可はいりません。
街頭や駅頭で宣伝していると、警察官が「許可をとっているか」「交通の妨害になる」「近所から苦情があった」などと干渉してきたり、中止を求めてくることがあります。
警察は道路交通法(77条)が根拠だといいますが、同法はお祭りや映画のロケーションなど道路交通に著しい影響を与える行為に限って規制しており、街頭宣伝は規制されていません。 このことは、裁判でも確定しています。(5ページ参照)
警察の不当な干渉や妨害に対しては、「許可は必要ない」と抗議し、仲間に連絡し応援を求めましょう。
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■みんなで力を合わせて勝利の春を呼ぼう!!
裁判・争議の勝利をめざす春のつどい
きびしい闘いの現状と訴えを聞いて下さい。
奪われた人間の尊厳と基本的人権を取り戻すためにお力をお貸し下さい。
参加しょう!
参加をよびかけよう!
日 時 3月6日(金)
18:20〜20:30
場 所 農民会館ホール
中央区今泉(761-6550)
連絡先 日本国民救援会福岡県本部、同福岡支部
中央区大名2-2-51
092-7136-0144 fax092-724-6240
春のつどい 次第
▽あいさつ
Y弁護士(日本国民救援会県本部会長)
▽お話し
「ますます重要になる法廷外のたたかい」
K弁護士(国民救援会福岡支部役員)
「労働法制改悪を阻止しよう」
I弁護士(国民救援会県本部役員)
▽ 参加事件からの報告・訴えと交流
▽ 合唱団・福岡あらぐさのみなさんと元気に、歌おう
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■戦争への道
秘密・監視・密告の社会はごめん!
許すな!!治安立法 秘密保護法 共謀罪 盗聴法拡大 司法取引にレッドカード!!
安倍内閣は、昨年、集団的自衛権の行使を認める閣議決定を行い、その法制化を行おうとしています。
「戦争をする国」づくりには、政府にとって都合の悪い情報を隠す一方で、戦争に反対する運動を監視し、未然に抑圧する仕組みがついてまわります。
廃止を求める違憲を無視して施行された秘密保護法は、都合の悪い「秘密」を隠し、「秘密」に近づこうとする市民を監視し、抑圧する法律です。
市民に対する監視の手段として、今よりももっと広く、より簡単に、市民の膨大な会話やメールを警察が監視することができるようにする盗聴法(通信傍受法)の改悪も企まれています。
これまで国会で3回も廃案となった共謀罪を国会に提出しようとする動きも強まっています。 共謀罪は、犯罪行為がおこなわれなくても、話し合っただけで犯罪とされるものです。
さらに、他人の犯罪を「密告」することを条件に、刑事責任を免れたり軽くすることを認める「司法取引」制度も導入されようとしています。
戦争への道につながる情報統制、国民監視、密告社会を決して認めるわけにはいきません。
安倍政権は、今年の通常国会で、盗聴法の改悪と「司法取引」の導入を狙っています。 秘密保護法の廃止を求めるとともに、盗聴法の拡大、「司法取引」の導入、共謀罪に反対する運動を広げていきましょう。
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