救援新聞・福岡県版  2014年11月15日号 

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★  目次  ★
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 ■国の責任を認める!
  九州建設アスベスト訴訟 判決
 ■福岡市長選挙最終盤
  市民が主人公の市政の実現を
 ■倉敷民商弾圧事件・Yさんを早期に釈放せよ
  「赤旗まつり」で署名コーナー
 ■無実の人を救う宣伝行動に参加しよう!
 ■福岡市民病院 雇止め予告から10カ月
  いまだに、雇止め理由「職務能力なし」の事実をしめせず
 ■税の自主申告は 基本的人権
 ■北九州総支部、遠賀中間支部が大会
 ■福岡支部のみなさん、支部大会に参加しましょう!
 ■70歳超しても意気軒昂!
  差別解決までたたかいつづける明治乳業争議団
 ■たたかいの輪をひろげよう!つよめよう!
  【裁判・集会等の日程】


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■国の責任を認める!
 九州建設アスベスト訴訟 判決

 11月7日、福岡地裁(高橋亮介裁判長)は、「国は遅くとも、75年の安全基準の規則改定時にマスクの使用を罰則付きで義務づけるべきだったのに、95年まで怠ったことは、著しく合理性を欠く」とし、国の対応を違法と認定しました。 この間、国民救援会は福建労や「訴訟を支援する会」とともに、100万筆署名や裁判傍聴に取組んできました。
 一人親方の除外に抗議する判決は、一人親方について「労働者に当たらず、国の規制対象ではない」と請求を除外しました。 全てのアスベスト被害者救済をもとめて、たたかいは続きます。 訴訟審でも大きなご支援をお願いします。


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■福岡市長選挙最終盤 
 市民が主人公の市政の実現を

 干渉・妨害・弾圧は小さなことでも所属団体と国民救援会に連絡下さい。
рO92−713−0144


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■倉敷民商弾圧事件・Yさんを早期に釈放せよ
 「赤旗まつり」で署名コーナー

 10月26日の第18回福岡県赤旗まつりで、署名コーナーテントをだしました。 30事件を超える署名とJAL争議団の物品販売、倉敷民商弾圧事件でいまだに勾留されているYさんの早期釈放を求める署名と要請ハガキの協力を訴えました。
 民商への弾圧は許せん、こんなに事件があるの、などの声があがるなか、釈放を求めるハガキは150枚、全事件の署名に約1,500筆の協力がありました。 倉敷民商弾圧事件の署名を送った国民救援会から礼状と裁判日程が送付されてきました。
 当日、署名に協力された2人が国民救援会に入会されました。 テントの運営にご協力いただいたみなさんお疲れさまでした。


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■無実の人を救う宣伝行動に参加しよう!
 11月23日(日)11時〜12時 JR小倉駅前


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■福岡市民病院 雇止め予告から10カ月
 いまだに、雇止め理由「職務能力なし」の事実をしめせず

 10月20日、福岡市民病院・看護助手のWさんの「雇止め」撤回訴訟第3回口頭弁論がひらかれ、100人を超える傍聴者が見守りました。 
 弁護団が、病院の「雇い止め理由」に事実がないことを弁論、一方、病院側は、Wさんに、「職務能力がない」と雇止めしておきながら、その根拠となる具体的事実を裁判に提出していません。 これには裁判長も、事実の提示を促しました。
 解雇自由の「労働特区」の先取りを許すな 病院は昨年12月、来年度の契約更新はしない、と雇止めを通告しています。 それから10カ月、いまだに、その根拠となる具体的事実を示していません。 まさに、理由なき「雇止め・解雇」であり、安倍政権と高島市政が強行している、「企業が一番活動しやすい国」にする「労働特区」の先取りです。
 生涯派遣など労働の権利を奪う、労働法制の改悪が国会で審議されています。 それを阻止するためにも、Wさんの勝利は大切です 。ご支援を。

 次回12月15日10:00 301


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■税の自主申告は 基本的人権
 倉敷民主商工会の元会員に脱税があったことを契機に、同会の事務局員を1月に1人、2月に2人が法人税法違反、税理士法違反容疑で逮捕、起訴されました。
 自主記帳、自主計算、自主申告をすすめている民主商工会が、そのために会員を援助することは「会」の職員として当然です。 申告納税は憲法が保障する基本的人権です。
 日本国憲法は第84条で租税法律主義を採用し、これを受けた国税通則16条1項1号は納税者による申告納税制度を採用して国家課税権に限界を設けています。 申告納税制度は国民主権理念の税制面における表明であり、納税者・国民は税を国から賦課徴収される客体ではなく、自ら税額を申告(自主申告権)で決定する主体であり、それは基本的人権です。 政府・国税は戦前同様な税務行政主導で、自主申告権よりも行政による徴税を重視し、自主記帳、自主計算、自主申告の民主商工会を「潰す」など敵視してきました。

 獄中のYさんの釈放をもとめる 1月21日に法人税法違反で逮捕されたYさんは、10カ月を経過した今も勾留されています。 警察・検察は帳簿、パソコンデータ―をはじめ事件とは関係のない書類まで押収しており、釈放されても「証拠隠滅」などできません。 身柄の長期勾留は「無罪推定」など刑事裁判の鉄則や人道的にも許されません。
 早期釈放をもとめる要請ハガキにご協力ください。(福岡支部版10月25号より)


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■北九州総支部、遠賀中間支部が大会
★北九州総支部第32回大会
 北九州総支部第32回大会は、10月31日、戸畑区でひらかれました。
 T支部長のあいさつの後、Y事務局長が「事件支援の活動は救援会の主要な任務です。 これまでの活動の水準を落とすことなく、さらに工夫を加えて、誠実に取り組んでいきます。」「この1年、50人の会員拡大をめざす」ことなどの議案を提案。
 11人が発言し、議案採択の後、新役員にT支部長、Y事務局長をふくめ総勢16人の役員を選出しました。

★遠賀中間支部第8回大会
 遠賀中間支部第8回大会は11月8日、水巻町でひらかれました。
 K支部長のあいさつの後、M事務局長が「支部は体制を立て直して三年目となり活動が定着してきた。 常任委員会を定例化し、4月水巻町と6月岡垣町で「約束」の上映会、5月遠賀川駅前で「無実の人を救う」宣伝、8月芦屋町の海岸でバーベキュー大会、9月「全国大会・浪江町視察報告会」などの活動、これらの活動にのべ200人を超える参加者があり、新入会員5人をむかえた」ことなど報告しました。


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■福岡支部のみなさん、支部大会に参加しましょう!
 11月29日(土)14時〜
 中央区今泉 農民会館


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■70歳超しても意気軒昂!
 差別解決までたたかいつづける明治乳業争議団

  1960年代後半から70年代にかけて、労働組合の幹部活動家として食の安全、労働者の要求実現の活動で、賃金・昇格差別を受け、その是正をもとめてたたかい続けている福岡明乳争議団(3人)、70歳過ぎても在職中の差別撤回をもとめてたたかいつづけています。 応援をお願いします。
 次回宣伝 11月21日 17時15分


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■たたかいの輪をひろげよう!つよめよう!
 【裁判・集会等の日程

 (記事掲載分を除く)
★集団自衛権閣議決定撤回、秘密保護法廃止の街頭宣伝
福岡
 11月19日(水)民放9条の会 17時〜17時45分 天神パルコ前
 11月29日(土)国民救援会 12時〜12時45分 天神パルコ前
北九州
 11月15日(土)北九州共同センター 11時〜12時 JR小倉駅前
★杉森学園G教諭不当解雇裁判
 11月19日 13:30
 地裁
★T弁護士接見交通権妨害国賠訴訟
 11月20日 13:15
 地裁小倉支部
★イワキ工業不当解雇事件訴訟(ラウンド)
 11月25日 10:00
 地裁小倉支部
★司法修習生給費制廃止国家賠償訴訟
 11月26日 14:00
 地裁301
★新日鉄コークス肺がん訴訟
 12月 4日 10:00
 地裁小倉支部


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