救援新聞・福岡県版  2014年9月15日号 

☆★☆★☆★☆
★  目次  ★
☆★☆★☆★☆


救援新聞第1770号付録  日本国民救援会福岡県版 議案

☆日 時   2014年10月5日(日) 10時30分〜16時30分
☆ところ   福岡県農民会館ホール  4階

日本国民救援会福岡県本部第48回大会について
 日本国民救援会福岡県本部第48回大会を上記の通り開催いたします。
 福岡県本部は、この1年、1筆の署名、1回の裁判傍聴など、一人ひとりにできる救援運動をよびかけ、諸事件の勝利と安倍政権の「戦争をする国」づくりに反対する活動をすすめてきました。 人権と民主主義の保障が平和の基礎であることは歴史の教訓です。 重大な歴史の分岐点にある情勢のもと、第48回県本部大会に会員、事件関係者および救援運動に関心ある方の積極的なご参加をご案内申し上げ、あわせて活発な討論をお願いたします。
 2014.09.15 日本国民救援会福岡県本部 会長

はじめに
 5月21日、福井地裁(樋口英明裁判長)は、大飯原発差し止め訴訟で、「個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体は人格権であるということができる。 人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない。」とし「生存を基礎とする人格権が最高の価値を持つ」と、国民救援会がもとめる憲法が保障する人権=人格権をまもる見地から事実を判断しました。 この判決は、いま人格権と民主主義を守る運動で「戦争をする国」づくりに反対する救援運動に確信と展望をあたえるものです。
 2013年10月6日に開催した福岡県本部第47回大会から1年間、秘密保護法反対など「戦争をする国」づくりに反対する運動、大阪・生活と健康を守る会と倉敷民主商工会への弾圧、さらに県内、全国でたたかわれている諸事件の勝利をめざす救援運動に全力をあけてきました。
 福岡県本部第48回大会は、第57回全国大会決定にもとづき、@救援運動をいっそう前進させる方針を決定し、Aその決定を推進する役員を選出します。

第一章 救援運動をめぐる情勢
一 憲法と民主主義をまもる運動
二 言論表現の自由、選挙活動の自由をもとめる取組み
三 司法をめぐる動き

第二章 事件の勝利をめざす運動
一 県内事件の取組みと現状(順不同)
 1 TNC正社員化M争議勝利和解で終結
 2 生存権裁判 最高裁
 3 九州建設アスベスト訴訟 福岡地裁
 4 T弁護士接見交通権侵害国賠訴訟 地裁小倉支部
 5 イワキ工業不当解雇事件 地裁小倉支部
 6 安川電機・Uさんの再雇用請求裁判 地裁小倉支部
 7 後藤クリニック不当解雇事件 地裁小倉支部
 8 新日鉄コークス肺がん訴訟 地裁小倉支部
 9 西日本石炭じん肺訴訟 福岡地裁
 10 杉森学園不当解雇事件 Eさん 福岡地裁
 11 福岡市立病院・Wさん雇い止め撤回訴訟 福岡地裁
 12 司法修習生給費制度廃止違憲訴訟 福岡地裁

二 各地でたたかう事件の運動
 1 明治乳業賃金・昇格差別争議
 2 九州玄海原発差し止め訴訟
 3 国家公務員賃金切り下げ違憲訴訟
 4 JAL不当解雇事件
 5 熊本・NEC偽装請負裁判
 6 山口・マツダ派遣切り裁判

三 無罪をもとめる冤罪事件の運動
 1 袴田事件
 2 北稜クリニック筋弛緩剤冤罪事件、名張毒ぶどう酒事件
 3 大崎事件
 4 映画「約束」の上映運動などの取組み

四 救援運動に参加しょう、参加をよびかけよう!

第三章 無名戦士合葬追悼会の運動
一 第67回解放運動無名戦士合葬追悼会の取組み
二 第68回解放運動無名戦士合葬追悼会の取組み

第四章 組織・財政の拡大強化をめざす運動
一 組織の拡大強化の取組み
二 4年後の創立90周年をめざし「5万人会員達成をめざす4カ年計画」
三 財政の拡大強化の取組み

日本国民救援会福岡県本部第48回大会スローガン
1、戦争は最大の人権侵害、集団的自衛権行使容認の買閣議決定撤回、秘密保護法廃止をはじめ、「戦争をする国」づくりに反対し、憲法をまもり、活かそう!

2、弾圧・干渉を許さず、言論表現の自由、市民的・政治的自由をまもろう!

3、すべての事件の勝利をめざし、一筆の署名、裁判傍聴、ワンコイン募金など、自分にできる救援運動に参加し、広げよう!

4、人権と民主主義の保障が平和の基礎、草の根から人権と民主主義をまもる国民救援会を大きく、つよくしょう!



 ☆「資料集」に戻る☆