救援新聞・福岡県版  2014年7月15日号 

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★  目次  ★
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 ■集団自衛権容認の閣議決定を撤回せよ
 ■全国大会の代議員と中央委員候補決まる
 ■「戦争する国」は、国民へのウソと秘密、そして弾圧によってつくられる
  それを阻止する私たちの武器は日本国憲法
  憲法を活かし、戦争をする国づくりを阻止しょう!
  秘密保護法の廃止をもとめる
 ■弾圧を許さない!
  組織破壊をねらった倉敷民商弾圧事件への支援をつよめよう
 ■全国大会の成功をめざし会員拡大にご協力を
 ■夏期募金と会費納入にご協力のお願い
 ■私のような非正規の労働者も、給与で生計を立てています
  明日の糧を勝手に奪うような行為を許さないで下さい
  そして、私を職場に戻して下さい
  Wさん陳述
 ■学び広げよう 大飯原発運転差し止め判決
 ■日本国民救援会創立86周年記念! 戦後69年
  えん罪なくせ! バーベキュー大会
 ■たたかっている人たちは救援を求めています
  国民救援会を強く、大きくしょう!
 ■大崎事件再審事件
 ■たたかいの輪を広げよう! つよめよう!
 ■「倉敷民商を支える会」入会・募金のお願い


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■集団自衛権容認の閣議決定を撤回せよ
 7月1日、安倍内閣と自民党、公明党の与党は、これまでの歴代内閣が憲法9条によって禁止されている、としてきた集団的自衛権の行使の解釈を変更し、憲法上容認されるとする閣議決定をおこないました。 この閣議決定は二重三重に憲法を蹂躙する憲法違反であり、撤回をもとめる世論が急速に大きくなっています。
 国民救援会の鈴木亜英会長は、7月4日「集団自衛権の行使を容認した閣議決定に強く抗議する」という声明をだしました。(以下声明要)

日本国憲法に違反する
 集団自衛権の行使は、日本が攻撃されていないにもかかわらず、アメリカなど外国が主導する戦争に日本が参戦するもので、侵略戦争の深い反省に立ち、戦後59年間、国民のたたかいにより守りつづけてきた平和憲法の理念を破壊し、再び「戦争する国」へと踏み出すことになる暴挙である。

近代立憲主義の原理を踏みにじる
 憲法の基本原則が一内閣の解釈変更により事実上の改憲が可能となれば、「憲法が国家権力を縛る」とうい近代立憲主義の原理は否定される。 憲法に違反する閣議決定は無効である。(憲法98条)
 戦争をする国づくりへの動きを許さない。


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■全国大会の代議員と中央委員候補決まる
 6月15日号福岡県版で告知していましたが、第57回全国大会への福岡県の代議員(5人)と中央委員候補(2人)について、県本部常任委員会は以下のとおり決定しました。

☆代議員
Hさん、Mさん(福岡支部)、Yさん(若松支部、北九州総支部)、Kさん(遠賀中間支部)、Fさん(生存権裁判、北九州総支部)
☆特別代議員
Sさん、Tさん、Nさん、Tさん
☆中央委員候補
Yさん(若松支部及び北九州総支部事務局長、現中央委員)、Gさん(県本部及び福岡支部常任委員、明乳争議団副団長新)


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■「戦争する国」は、国民へのウソと秘密、そして弾圧によってつくられる
 それを阻止する私たちの武器は日本国憲法
 憲法を活かし、戦争をする国づくりを阻止しょう!
 秘密保護法の廃止をもとめる

 昨年12月6日圧倒的国民が反対するなかで安倍政権が成立強行した、特定秘密保護法は、司法、行政、立法府は憲法遵守について、三権分立で互いにチェックしあう関係にあるにもかかわらず、行政が「秘密」と言えば、司法も立法府もその内容を知ることはできない仕組みになっています。 まさにファシズムです。県本部と福岡支部は毎月、街頭宣伝を行っています。 弁護士会が取り組んだ署名に協力し、6月27日に届けました。


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■弾圧を許さない!
 組織破壊をねらった倉敷民商弾圧事件への支援をつよめよう

 今年1月21日、元民商会員の脱税容疑にことよせて、事務局員1人が逮捕・起訴され、2月13日には事務局長と同次長が逮捕・起訴され事務局全員不在となる弾圧事件が発生。 弁護団は「かねてより税務当局は、納税民主主義を旗印とする民商を敵視しており、本件は、民商に対する組織的攻撃にほかならない」と本件の本質を主張しました。 
 戦争する国が国民からの収奪を強めることは歴史の教訓。 憲法が保障する納税者の権利を守って活動する民主商工会への弾圧を許さない支援を! 


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■全国大会の成功をめざし会員拡大にご協力を
 平和か、戦争か、が問われる情勢のなかで全国大会がひらかれます。 戦前からのたたかいの歴史と伝統をもつ国民救援会の役割は大です。 会員拡大で組織を拡大強化しょう。


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■夏期募金と会費納入にご協力のお願い
 戦争する国づくり阻止の運動や諸事件の支援運動の強化、全国大会への参加経費など多くの経費が必要です。 厳しい暮らしのなか恐縮ですが、ご協力をよろしくお願します。

募金の振込先
 01760-8-2966 日本国民救援会福岡県本部 


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■私のような非正規の労働者も、給与で生計を立てています
 明日の糧を勝手に奪うような行為を許さないで下さい
 そして、私を職場に戻して下さい
 Wさん陳述
 福岡市民病院雇い止め撤回裁判はじまる

 契約更新対象者16人中9人が退職、更新者は6人、雇い止めはWさん一人。 病院は足りなくなった職員の穴埋めに奔走しています。 Wさんを雇い止めにする必要性はなかったのです。 病院は雇い止めの理由を変遷させ、結果的に業務能力を問題にしています。 これまで契約を更新して生計を立ててきた労働者を特段の理由もなく雇い止めにすることは労働契約法違反です。

次回裁判
 9月5日10:00
 地裁301


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■学び広げよう 大飯原発運転差し止め判決
 5月21日、福井地裁がだした画期的な大飯原発差し止め判決の学習会です。

 とき 7月16日(水)18:30〜
 ところ 戸畑生涯学習センター3階
 講師 Tさん(北九州総支部長・弁護士)
 資料代 300円
 主催 北九州総支部


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■日本国民救援会創立86周年記念! 戦後69年
 えん罪なくせ! バーベキュー大会

 真夏の青空のもと、ガンガン食べて、飲んで、会員を増やそう。

 と き 8月17日(日)午前11:30〜15:00      
 ところ 芦屋町柏原漁港内
 主催 遠賀中間支部




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■たたかっている人たちは救援を求めています
 国民救援会を強く、大きくしょう!

 憲法を活かし人権と民主主義をまもる会員を増やそう。 会員拡大にご協力下さい。


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■大崎事件再審事件
 7月15日(火)11時
 裁判所が決定通知
 高裁宮崎支部に行こう


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■たたかいの輪を広げよう! つよめよう!
★安川電機雇い止めU裁判
 7月17日 10:30
 地裁小倉支部
★日豊線痴漢冤罪事件
 7月18日 14:30
 控訴審第一回裁判
 福岡高裁
★T弁護士接見交通権侵害国賠訴訟
 9月 4日 10:00
 地裁小倉支部
 結審
★福岡市民病院雇い止め裁判
 9月 5日 10:00
 地裁301
★新日鉄コークス肺がん裁判
 9月11日 10:00
 地裁小倉支部
★九州建設アスベスト訴訟
 9月17日 13:30
 判決
 地裁301


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■「倉敷民商を支える会」入会・募金のお願い
 大企業には減税の一方で、庶民と中小企業を苦しめる消費税8%増税を目前にした時期に、増税反対運動の先頭にたってきた倉敷民商を混乱に落としいれる事件が起きました。
 2014年1月21日、女性事務局員が「法人税法」「税理士法」違反容疑で逮捕され、起訴されました。 2月13日には、事務局長と事務局次長が「税理士法」違反容疑で逮捕・起訴されました。
 倉敷民商は、事務局員全員が不在となり、強引な捜査によって不安が広がり、大切な資料などが押収されたままという、きびしい状況でしたが、役員を先頭に会員が団結して助け合いながら自主計算をやりあげました。 3・13重税反対統一行動を昨年以上の参加者で成功させるなど、力を尽くしています。
 民主商工会は、国民本位の税制や税務行政の民主的改革を求め、無担保保保証人融資を実現させ、納税者の権利を守って奮闘している民主的な団体です。 「集まって、話し合い、相談し、助け合う」が運動の原点です。 「自ら計算し、自ら申告する」という「申告納税制度」を擁護・発展させる立場で運動をしています。
 これから裁判がはじまりますが、倉敷市内の民主団体が集まり「倉敷民商を支える会」を結成し、署名・募金活動、裁判支援等の活動を始めています。 事務局員の勾留は2カ月以上におよび家族の心労も大変な状況です。 私たちは公正な審理を求めて運動を始めています。 みなさんの声と運動を広げていただきたいと思います。 倉敷民商の裁判闘争を支援するため、「支える会」に入会していただきますようよろしくお願いします。(募金のみでも結構です)。

倉敷民商を支える会 事務局
〒710-0038岡山県倉敷市新田1294 倉敷民主商工会内
   086-426-1578 FAX 086-427-0513
募金の振込先 01330-8-90039 倉敷民商を支える会  
 個人会員 年額1口・1000円
 団体会員 年額1口・3000円         


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