救援新聞・福岡県版 2013年3月5日号
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★ 目次 ★
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■勝利判決で職場復帰を勝ち取る!
後藤クリニック不当解雇事件でTさんが全面勝利、
3月1日から職場復帰
■裁判勝利をめざす春のつどいに参加しょう
■よりよき社会をめざした故人に感謝と敬意を
第66回解放運動無名戦士合葬追悼会に県内から43人合葬決定
■鹿児島地裁、大崎事件の再審可否について3月6日に判断
再審開始決定を求めます
■人権と正義のために力を合わせよう!参加しょう、参加をよびかけよう!
裁判等の日程
■社会の進歩をめざした人々に感謝と敬意を
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■勝利判決で職場復帰を勝ち取る!
後藤クリニック不当解雇事件でTさんが全面前面勝利、3月1日から職場復帰
2011年3月、後藤クリニック(北九州市戸畑区)から不妊治療のために有給休暇を申請したことで解雇されたTさんは、解雇は労働法違反で許せない!、と解雇撤回をもとめてたたかい、2月7日地裁小倉支部で前面勝利を勝ちとりました。
判決は「年次有給休暇の権利は、労基法違反39条により法律上当然認められる権利であり、本件就業規則にも明記されている」「使用者には、時季変更権を行使することができるが、できるだけ労働者が指定した時季に休暇がとれるよう配慮することが要請される」「人員不足による代替要員確保の困難は病院側で対処すべきもの」などTさんの主張を全面的に認めました。
北九州地区労連などの「控訴せず職場復帰させよ」との要請のなか、後藤クリニックは控訴を断念し、Tさんは3月1日から職場復帰します。
Tさん前面勝利おめでとう!たたかいお疲れさまでした。
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■裁判勝利をめざす春のつどいに参加しょう
と き 3月7日(木)18:15〜20:30
ところ 農民会館4F
福岡市中央区今泉1-13-19
電話 092-761-6550
5月13日14:00 福岡高裁で第一回控訴審をたたかう熊本・NECセミコンの原告の参加表明をはじめ、事件、争議団関係者から「つどい」への期待が寄せられています。
ともにたたかい、勝利をめざす「つどい」を成功させよう!声かけあって参加しょう!
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■よりよき社会をめざした故人に感謝と敬意を
第66回解放運動無名戦士合葬追悼会に県内から43人(全国1105人)合葬決定
「合葬追悼会」が3月18日におこなわれるのは、1871年3月18日、パリの労働者・コミューン(市自治委員会)が権力をにぎり史上はじめて「労働者の政府」を樹立したパリ・コミューン記念日によります。(5月28日にブルジョアジィ政府・軍隊に潰される)
歴史は、労働者・国民のたたかい、運動によって切り拓かれ、進歩してきました。 その運動に参加し、前年までに「解放運動無名戦士墓」に合葬された人は、全国で39,588人、うち福岡県からは1,868人です。(今年の合葬者は救援新聞参照)
この行事は募金によって賄われています。 合葬追悼会募金にご協力をお願いします。
いま、ご遺族に式典への参加を呼びかけています。 これらの経費等もふくめ募金で賄われています。 合葬される方の友人、知人にも協力を呼びかけ募金を呼びかけましょう。
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■鹿児島地裁、大崎事件の再審可否について3月6日に判断
再審開始決定を求めます
2月15日、鹿児島地裁への要請に、北九州市のMさん(元北九州市職労執行委員)の運転で、北九州からMさんとKさん、福岡市からMさんとSさんの4人で参加。 会費納入時に協力いただいた署名約160筆を提出し、検察手持ちの証拠を開示し、慎重な審理で再審開始をと要請。 要請には宮崎県、熊本県からも参加。
しかし、鹿児島地裁は、2月25日、検察手持ち証拠も弁護側証人の尋問もすることなく、再審の可否の決定を3月6日正午に出すと通知してきました。 当日、鹿児島地裁に行ける方は連絡ください。
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■人権と正義のために力を合わせよう!参加しょう、参加をよびかけよう!
裁判等の日程
★大崎事件再審開始可否決定
3月 6日 12:00
鹿児島地裁
★勝利をめざす春のつどい
3月 7日 18:30
農民会館4F
★県下各地で「さよなら原発」集会
3月10日
福岡市14:00 冷泉公園
★県下各地で重税反対行動
3月13日
★読売新聞押し紙訴訟・K氏損害賠償請求裁判
3月15日 13:10
判決 高裁
★玄海原発差し止訴訟
3月22日 14:00
佐賀地裁
★杉森学園不当解雇事件
4月 8日 11:00
地裁
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■社会の進歩をめざした人々に感謝と敬意を
第66回解放運動無名戦士合葬追悼会
福岡県合葬者 合計43人
名も富も地位も求めずただ解放運動に専心して死んで行った「無名」の戦士たちは、こういう墓がなければ忘れられる・・・
ご本人はそれでいいかもしれませんが、あとに残ったわれわれがそれを記念し感謝しない法はありません。
(1973年 救援新聞 藤森成吉)
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