救援新聞・福岡県版  2012年2月5日号

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★  目次  ★
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 ■支援をつよめよう
  判決 TNCに正社員化・M裁判
  最高裁口頭弁論 北九州生存権裁判
  最終弁論 読売新聞「押し紙」訴訟・M裁判
  判決
   (自衛隊の国民監視差し止め訴訟,JAL不当解雇撤回裁判)
  たたかいはじまる
   (九州建設アスベスト訴訟,原発なくそう、九州玄海訴訟)
 ■裁判勝利をめざす新春のつどいに参加しよう
 ■名張事件の奥西勝さんを死刑台から救いだそう
 ■解放運動無名戦士合葬追悼会
  追悼募金にご協力を
 ■抑えられてきた人々が、もう我慢できない、と本気で動きだす年
 ■よりよき社会をめざした活動に感謝と敬意を
  解放運動無名戦士合葬追悼会
 ■書き損じたはがき、古い年賀状などをカンパを


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■支援をつよめよう
 2月から3月にかけて、判決をはじめ重要な局面を迎える事件の裁判がつづきます。
 署名、裁判傍聴、宣伝、集会、裁判所への要請、募金などのなかで、できる行動への積極的な参加がもとめられています。 支援の絆をつよめてすべての事件の勝利をめざそう。

判決 TNCに正社員化・M裁判
 2月8日(水)13:10
 地裁301
 12時50分から門前集会
 判決を前に、66人が参加して裁判勝利をめざす決起集会がひらかれました。

最高裁口頭弁論 北九州生存権裁判
 2月24日(金)10:30
 「生活保護を受ける権利は国民の権利であり、老齢加算の廃止は正当な理由がなく生活保護法56条に違反する」、とした福岡高裁の勝利判決が見直される危険があります。
 生権会と「支援する会」は、20人以上の代表を派遣します。 救援会も派遣します。

最終弁論傍聴派遣カンパのおねがい
 生権会と「支援する会」は、上京旅費の捻出に苦労しています。 最後の最後のセフティーネットを守り抜くために、みなさんにカンパを訴えています。

<ゆうちょ銀行振込>
口座番号01720−2−50078 加入者 八幡生活と健康を守る会
(注)通信欄に生存権裁判支援カンパと記入してください。


最終弁論 読売新聞「押し紙」訴訟・M裁判
 3月16日14:30
 高裁
 地裁判決は、Mさんの言動を市民的常識に反する一方的、針小棒大な解釈で、契約解除を正当化する不当判決。 Mさんの言動は、読売が前訴でMさんに経済的精神的損害をあたえた裁判で敗訴しておりながら、謝罪もなく、反省もなく横柄な態度が許せなかったからです。 H裁判は地裁、高裁の不当判決に対して最高裁に上告してたたかいます。
 裁判所に市民常識での判断を要請するはがき運動に取り組みます。

四半世紀の争議に決定 明乳争議に都労委が決定
 賃金・昇格差別と26年間たたかう明乳争議に対する決定が3月(日時は未定)にだされます。 福岡県の原告4人は団体署名を集め、勝利決定を目指し、全力をあげています。

判決
◆自衛隊の国民監視差し止め訴訟

 3月26日
 仙台地裁
◆JAL不当解雇撤回裁判
 3月29、30日
 東京地裁
 戦前の憲兵復活を許さず、整理解雇4要件に反する解雇を許さないために支援を


たたかいはじまる
☆ 九州建設アスベスト訴訟

 第一回口頭弁論が1月18日にひらかれ、たたかいがはじまりました。
 第2回4月18日、第3回6月13日、いずれも午後2時からはじまります。 傍聴を!
☆ 原発なくそう、九州玄海訴訟
 1月31日
 あなたも原告に参加を(参加費用5000円)。 原発ゼロをめざして力をあわせよう!



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■裁判勝利をめざす新春のつどいに参加しよう
 と き 2月24日(金)18時30分 
 ところ 中央市民センター聴覚室
 国民救援会の恒例の新春のつどいをひらきます。
 事件の中身を学び、支援を交流し、勝利をめざすきずなをつよめよう!


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■名張事件の奥西勝さんを死刑台から救いだそう
 奥西さん86歳の誕生日に全国で宣伝行動が行われました。
 福岡では1月21日天神で7人でビラを配布し宣伝しました。


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■解放運動無名戦士合葬追悼会
 追悼募金にご協力を

 社会進歩をめざす活動に参加された故人に感謝と敬意を表する解放運動無名戦士合葬追悼会に合葬する福岡県からの推薦者は59人です(1月28日現在) 。2月17日に合葬決定されます。 3月18日の式典に遺族を招待する追悼募金にご協力を願います。


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■抑えられてきた人々が、もう我慢できない、と本気で動きだす年
 抑えられてきた人々が、もう我慢できない、と本気で動きだす年(品川正治・しんぶん赤旗1・6)
 いまのたたかいに救援をもとめている人たちもいます。会員拡大に力を貸してください。

 
 日本国民救援会の前身である解放運動犠牲者救援会は1928年4月7日の創立宣言で「我が国最近の社会情勢は労働者農民と資本家地主との闘争を益々激化せしめてゐる。 貧窮と抑圧の生活に抗争しやがては自らの搾取を支配階級より解放せんとする労働者農民に対して資本家と地主の政府は弾圧をもって臨むのである。 労働者農民の解放運動こそ平和と自由の使者であり、よりよき社会の曙光である。 然しながら社会進歩のあるところ悲壮なる犠牲者あるいは普く歴史の示すところである。 ・・・吾等がここに解放運動犠牲者救援会を組織するに至ったのは、解放運動に於ける各種の犠牲者及びその家族を救援慰安することをもって吾等の社会的責務と信ずるが故である。」と創立の目的を高らかに宣言しています。

 それから84年、国民救援会はつねにたたかう労働者国民と一緒にありました。 いま、野田民主党政権のもと、「貧窮と抑圧の生活」は強いられ、平和も民主主義も憲法に逆行する政治が強行されようとしています。 これに対して「抑えられてきた人々が、もうがまんできないと本格的に動き出す年になるのではないか。 激変する可能性があります。
 ・・・すべての問題が表面化したなか、それをめぐって左右がたたかう年になるのではないでしょうか。 ・・・いろんな矛盾がごまかしでは通らなくなった。 どの矛盾でも、みな本気で立ち上がるようになってきた」(品川正治・しんぶん赤旗1.6)情勢があります。

 労働者国民のたたかいこそ「平和と自由の使者であり、よりよき社会の暁光」です。国民救援会には、労働者国民の「この国と世界に平和と民主主義が深く根づき、人権が輝く社会進歩の運動に大きく貢献する」(国民救援会のすすむ道・綱領)ことが求められています。 いまたたかっている事件の勝利のために、労働者国民のたたかいに貢献するために国民救援会の役割は大きなものがあります。
 7月末にひらかれる第56回全国大会をめざして会員拡大に取組んでいます。 会員拡大に力をお貸しください。また、入会を案内する友人・知人を紹介して下さい。


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■よりよき社会をめざした活動に感謝と敬意を
 解放運動無名戦士合葬追悼会

 1928年(昭和3年)の創立から、当時の絶対主義的天皇制のもと貧困と戦略戦争に単体して弾圧された人々を救援してきた国民救援会は、戦後、、「細井和喜三遺志会」から青山墓地にある「無名戦士墓」を譲受け、1948年から「解放運動犠牲者無名戦士合葬追悼会」をひらき今日までつづけてきました。 (第50回から解放運動無名戦士追悼会に名称変更)
 国民救援会は、「労働者農民の解放運動こそ平和と自由の使者であり、よりよき社会の曙光である。」と位置づけています。 したがって、その運動に参加した人々も「社会の曙光」なのです。 ですから、その人たちが亡くなった時、感謝と敬意を表する追悼会をひらいてきました。 第1回「追悼会」を前に、当時の救援会新聞は下記のように訴えています。

 「渡辺政之輔、市川正一、岩田義道、野呂栄太郎、小林多喜二・・これらは日本革命戦士の宝として誰にでも知られている。 しかし、同じような宝でありながら埋もれている無名戦士が沢山いるのである 。・・そこで、私達は何らかの形で埋もれている尊い犠牲者に対して私達後につづく者の階級的な感謝と敬意を表することを考えていたところ摘々山崎今朝弥氏、藤森成吉氏ら細井和喜三遺志会が、細井氏の名著「女工哀史」の印税により細井氏その他の人々のために、「無名戦士墓」を建て、保管していることを知ったので、47年12月15日の労働運動救援会第2回大会は、この墓を「解放運動無名戦士墓」として、ここに運動の犠牲者を合葬し、毎年3月18日(パリ・コンミューン記念日)を犠牲者追悼日として全国的に追悼カンパを持つことを決定したのである。 (1948年3月1日救援新聞より)



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■書き損じたはがき、古い年賀状などをカンパを
 机の中などに眠っている書き損じたはがき、古い年賀状などをカンパしてください。
 新品に交換して裁判所への要請はがきに活用させていただきます。



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