救援新聞・福岡県版  2010年4月5日号

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★  目次  ★
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■お父さんの遺志を引き継ぎ、嘉麻市議補選に立候補する母の勝利のために頑張ります
第63回解放運動無名戦士合葬追悼会に、県内から22名の遺族など37名が参加
■声かけあって、励ましあってたたかおう!
 裁判傍聴、署名、集会、宣伝行動
■めざせ5万名!国民救援会前進キャンペーン2010
 事件勝利と会員拡大月間(4月〜7月)はじまる
 みなさんの力をお貸しください


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■お父さんの遺志を引き継ぎ、嘉麻市議補選に立候補する母の勝利のために頑張ります
第63回解放運動無名戦士合葬追悼会に、県内から22名の遺族など37名が参加

 3月18日の合葬追悼会の主催者あいさつで、S国民救援会会長は、「遅れた日本の人権を前進させ、私たちの理想の社会をつくる決意を新たにする場がこの追悼会だと確信します。 ご遺志を引き継ぎ、力を尽くします。」と挨拶。
 今年、福岡県から参列したご遺族のなかに10名の子どもさんやお孫さんまど故人の遺志を引き継ぎすすむ世代が参列しました。
 見出しの言葉は、ご遺族で、いま嘉麻市議補選をたたかわれているAさんの子どもさんの言葉です。 合葬追悼会は故人の遺志を引き継ぎ進むことを確認することも大事な目的のひとつです。 若い世代がたくさん参列して、豊かで平和な社会をめざす運動が引継がれるようにこの行事の大切さを広げましょう。
 なお、福岡での追悼会は6月6日(日)、北九州での追悼会は9月12日(日)におこなわれる予定です。

お礼
 第63回解放運動無名戦士合葬追悼会にあたり、合葬推薦の手続きならびに追悼募金などにみなさんからこころ温まるご協力をいただきました。 ありがとうございました。
 福岡県からは47名が推薦・合葬され、追悼式典には22名の遺族にご参列いただき、無事終了することができました。 なお、追悼式典やご遺族の旅費まどの行事の経費はすべてみなさんのご協力によって賄うことができました。
 改めて、厚くお礼を申し上げます。
 2010年3月
 日本国民救援会福岡県本部会長


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■声かけあって、励ましあってたたかおう!
 裁判傍聴、署名、集会、宣伝行動

裁判日程など(4月6日〜5月19日 判明分)
★読売新聞「押し紙」訴訟・M裁判
 4月 6日(火)10時
 福岡地裁 303
★TNC正社員化・M裁判
 4月 7日(水)11時
 福岡地裁 303
★裁判勝利をめざす全国交流集会
 4月11日(日)〜4月12日(月)
 熱海市
★自由ヶ丘高校M先生不当解雇事件
 4月13日(火)14時
 高裁505 結審
★自交総連西鉄タクシー労組賃金差別是正裁判
 4月16日(金)13時10分
 判決
★春日病院Tさん不当解雇事件
 4月19日(月)10時
 高裁501
★自由ヶ丘高校「県労委救済命令」行政裁判
 4月21日(水)13時
 判決
★読売新聞「押し紙」訴訟・H裁判
 4月22日(木)15時
 福岡地裁 準備手続
★まどかぴあIさん雇い止め解雇事件
 4月23日(金)1時10分
 判決 高裁
★読売新聞「押し紙」訴訟・K損害賠償裁判
 4月26日(月)13時10分
 地裁
★爪ケア事件
 4月27日(火)13時30分
 高裁
★大牟田公害病遺族保障不支給決定取消訴訟
 5月11日(火)13時30分
 判決
★九州定温輸送分会解雇事件
 5月18日(火)13時30分
 高裁 結審
★西日本石炭じん肺訴訟
 5月19日(水)13時10分
 福岡地裁

 裁判所に労働者・国民の思いを届け、裁判官に公正で道理ある判断をもとめよう!
 上記日程表からもわかるように、高裁でたたかっている事件に、結審、判決がつづきます。 裁判所は裁判員裁判を契機に、市民常識を裁判に反映する努力をされているようです。
 傍聴席を満員にして原告の道理ある主張を支持する機会を奪われた労働者・国民は傍聴にかわる、裁判官への要請はがきや手紙、署名などで正義と道理が労働者にあることをこころを込めて届けることが大事になっています。
 判決、結審をむかえる事件の当該労組や支援組織は、裁判官に労働者・国民の声を届ける運動に力を入れることがもとめられています。 最後まで力を緩めずにたたかい抜くことが勝利への道を切り開きます。 声かけあって、励まし合って勝利をかちとろう!


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■めざせ5万名!国民救援会前進キャンペーン2010
 事件勝利と会員拡大月間(4月〜7月)はじまる
 みなさんの力をお貸しください

 いま、行き詰まった政治のもと、平和、人権、民主主義をまもる国民救援会への期待が大きくなっています。 裁判員裁判も重大な関心事です。 会員拡大にみなさんの大きな力をお貸しください。

国民救援会の活動
● 言論の自由を守ります

・ 言論弾圧裁判で無罪をめざし支援しています。
・ 宣伝や集会などで言論の自由の大切さを市民に広めています。
・ 自由な選挙をめざし、選挙における警察の干渉・妨害を監視します。 また、選挙運動を規制している公職選挙法などの改正を求めます。
・ 警察・検察・裁判所による県論弾圧の実態を国連に告発しています。
● 無実の罪で苦しむ人を救います
・ 足利事件などの冤罪事件を支援しています。
・ 無実の罪獄舎を激励し、処遇の改善を求めています。
・ ウソの「自白」をなくすため、代用監獄の廃止、取調べの全面可視化の実現を国会に請願しています。
・ 検察が持っている無実の証拠を含め、すべての証拠の開示を求めています。
・ 裁判員裁判で冤罪を生まないよう裁判所に要請しています。
● 憲法と世界人権宣言を活かします
・ 日本国憲法と世界人権宣言を学び広げます。
・ 憲法の改悪に反対し、憲法の理念に反する共謀罪等の治安立法に反対しています。
・ 国連に対して、日本の人権の実態を告発する反論書を提出しています。
・ 国連に人権救済を申し立てることができる個人通報制度の実現をめざしています。
● 労働者、市民の人権侵害を許しません
・ 労働者のたたかいと連帯して、不当解雇・雇い止め、派遣切り、思想・男女差別、過労死・職業病などの裁判や運動を支援しています。
・ 警察などによる市民の人権侵害を許さず、権力犯罪の責任を追及する裁判などを支援しています。
● 先人の遺志を引き継ぎます
・ 社会進歩のために活動し亡くなられた方がたを顕彰し、遺族を励ます活動をおこんっています。
・ 毎年3月18日に、全国規模の合葬追悼会を東京で開催しています。
・ 各地で「いしずえ会」と協力して、地域の追悼会や遺族交流会などをおこなっています。

 国民救援会は国内でもっとも長い歴史をもつ人権団体です。1928年に創立され、82年間、人権と民主主義を守るために運動をすすめてきました。
 戦前は、治安維持法で弾圧された人々・家族を救援し、戦後も、権力や企業によって人権を侵害され、人間の尊厳をかけてたたかう人たちを支援してきました。 いま全国各地で100件を超える事件を支援しています。
 国民救援会に入会してください。
 入会をよびかけてください。 お願します。


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