救援新聞・福岡県版 2008年2月5日号
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★ 目次 ★
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■大石市議事件に最高裁が不当判決
最高裁には憲法も国際人権規約も、国民の常識も通用しないのか!
■参加しよう!参加を呼びかけよう!
08年新春のつどい
■3月5日の判決まで力をお貸しください
引野口事件 片岸和彦さんが訴え
■故人の社会進歩をめざす活動に感謝と敬意を
第61回解放運動無名戦士合葬追悼会
■創立80周年をめざして会員拡大にとりくもう!
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■大石市議事件に最高裁が不当判決
最高裁には憲法も国際人権規約も、国民の常識も通用しないのか!
1月28日、最高裁は、大石さん・弁護団が上告趣意書を提出してからわずか55日で、上告棄却の不当判決を言い渡した。
判決は、レットパージなど言論の自由がなかった50年以上も前の1950年9月の最高裁判例をもとに、戸別訪問禁止や文書頒布の制限など公選法の禁止・制限規定を合憲としています。
また、人権規約については、なんらの理由を示すことなく、公選法の禁止・制限規定は、人権規約に違反しない、としています。
この間、下級審で憲法違反の判例もだされ、国連から公選法の見直しを指摘されているにもかかわらず、上告を短期間に棄却したことに、「最高裁には、憲法も国際人権規約も、国民の常識も通用しないのか」との強い抗議の声が渦巻きました。
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■参加しよう!参加を呼びかけよう!
08年新春のつどい
とき :2月6日(水)18時30分〜
ところ:農民会館 ホール
出演 :合唱団福岡あらぐさ
交流とうたごえで、人権と民主主義をまもるたたかいを激励し、支援の輪を広げよう
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■3月5日の判決まで力をお貸しください
引野口事件 片岸和彦さんが訴え
思い起こせば、母が別件で逮捕され、共犯扱いにされていた父が取り調べを苦にして自殺し、同房者の偽証によって殺人・放火事件でも逮捕・起訴され、本当に苦しい生活を送ってきました。 その中で、母や我が子共達の支えになってくださったのが国民救援会の皆様や、父、母のご友人、ご近所の方々でした。
「母の無実を証明したい。1日も早くあの拘置所から母を助け出したい」、この一心で活動してきました。 何が何でも無実の判決を勝取らなければなりません。
判決まで、残り1ケ月余りとなりましたが、皆様のお力を判決公判の3月5日まで母のためにお貸しいただけないでしょうか。 無実を求める署名、はがきにつてご協力のほどをお願いいたします。
要請先
〒803−0816
北九州市小倉北区金田1−4−1
福岡地裁小倉支部
第二刑事部 裁判長 田口直樹 殿
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■故人の社会進歩をめざす活動に感謝と敬意を
第61回解放運動無名戦士合葬追悼会
社会の進歩と革新、平和と民主主義をもとめる今日の運動は、多くの先人たちの努力によって築かれたことを、私たちは決して忘れてはなりません。
全国各地、様々な分野で活動された先人たちの活動を感謝と敬意を込めて顕彰し、遺族のみなさんを激励し、あわせて、故人の遺志を引き継ぎ歩む決意を表す行事として解放運動無名戦士合葬追悼会はつづけられています。 毎年3月18日に東京で式典と青山墓地の「解放運動無名戦士墓」に故人の名前と主な活動経歴を刻んだ銅版を納めます。
「合葬追悼会」は、団体や個人からの心温まる募金によって賄われており、今年もみなさんに心温まる募金をお願いします。
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■創立80周年をめざして会員拡大にとりくもう!
いま、創立80周年を記念する、会員拡大に取り組んでいます。 みなさんのまわりの方に国民救援会への入会を呼びかけてください。
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