救援新聞・福岡県版  2007年12月5日号

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 ■年末救援募金、 会費納入、会員拡大の取組みにご協力をお願いします
  年末組織財政強化期間を成功させよう!
 ■ご支援ありがとうございました
  引き続きご支援を


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■年末救援募金、 会費納入、会員拡大の取組みにご協力をお願いします
 年末組織財政強化期間を成功させよう!

 激動した2007年も残り1カ月となりました。
 この1年、会員のみなさんをはじめ諸団体に、大きなご支援、ご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。
 年末をむかえ、「年末組織財政強化期間」を取組んでいます。 下記の事項について、みなさんのご協力とお力添えをお願いします。
 救援会創立80周年の年末を、「年末組織財政強化期間」を成功させて迎えましょう。

(1) 会費の納入をお願いします。 連絡いただければ集金に伺います。
 滞納があり一度に解決できない方は、1カ月分でも結構ですので納入をお願いします。
(2) 援統一募金へのご協力と取組みをお願いします。
 困難を抱えながらたたかっている諸事件の勝利のために、みなさんの温かい募金をお願いします。 裁判で勝利するのは多大な経費がかかります。 みなさんの募金が事件勝利につながります。 身近な人にも協力をお願いして募金を広げてください。

(3) 会員拡大にご協力をお願いします。
 来年の創立80周年をめざして会員拡大に取組んでいます。 人権抑圧とたたかい、人間の尊厳をまもるかけがいのない組織です。 小さな力も集まれば大きな力になります。 まわりの人に入会をすすめてください。

(ア) 3月5日に裁判をむかえるえん罪・引野口事件の署名にご協力ください。

(イ) 5人の青年がアルバイトで生活費を稼ぎながら、解雇撤回裁判をたたかっている建交労九州定温輸送分会の、解雇撤回を求める10万署名にご協力ください。

(ウ) 最高裁で無罪をめざす大石市議事件の署名にご協力ください。


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■ご支援ありがとうございました
 引き続きご支援を

◆国民金融公庫不当差別事件(申立人・19人)
 07年9月、最高裁で和解

◆福岡・NTT不当配転取り消し請求裁判
 福岡地裁で06年12月、勝利和解

◆福岡・引野口事件(被告人・片岸みつ子)
 04年、北九州市八幡西区引野口の殺人・放火事件で、犯行の物的証拠はないのに、警察が送り込んだ留置場同房者の供述で片岸さんを起訴。 現在、福岡地裁小倉支部。 判決08年3月5日。

 母は、叔父さんを殺していません。
 母を助け出すためにお力をお貸し下さい。
 判決まで残された時間はわずかです。
 母と私達を信じてください。
  長男  片岸和彦


◆福岡・九州定温輸送不当解雇事件(原告5人)
 会社が労働条件の改善を求めてきた労働組合を嫌って解散。 別の会社に業務および労働者を引継がせたが、組合員だけを排除し解雇。 現在、福岡地裁小倉支部。

◆福岡・佐藤学園T先生不当解雇事件
  佐藤学園を事実上買収した新経営陣が、「旧佐藤の学生も教職員もいらない」と学園を変質させ、39年間勤務したT先生ら組合員5人を07年2月に指名解雇。 現在、福岡地裁。

◆福岡・生存権裁判(原告・41人)
 北九州市の生活保護受給者が、老齢加算の減額、廃止により「健康で文化的な最低限度の生活が出来ない」と、減額・廃止決定の取り消しを求め、福岡地裁に提訴。

◆福岡・玄海タクシー正木不当解雇事件
 07年4月、労働組合を結成し、Mさんが執行委員長として活動を始めようとしていた矢先、組合結成を嫌悪する会社がMさんを不当解雇。 8月、解雇無効の仮処分決定。 現在、福岡地裁で本訴。

◆福岡・現代ビルサービス不当解雇事件
 07年1月、労動組合を結成。 3月、労動組合を嫌悪する社長が勤務状態不良を理由に組合役員を解雇。 6月、仮処分で解雇無効の勝利決定。 現在、福岡地裁大牟田支部で本訴。

◆福岡・薬害肝炎九州訴訟(原告18人 1陣)
 病院で投与された止血剤によりC型肝炎に感染した患者が国と製薬企業の責任を求めて提訴。 06年、福岡地裁は、国と企業の責任を認める(一部請求棄却)現在、福岡高裁(1陣)、2陣は福岡地裁。

◆福岡・西日本石炭じん肺訴訟
 これまで救済の手が届いていない炭坑夫のじん肺患者が国と企業の責任を求め訴訟。 福岡地裁で07年8月に勝訴。 日鉄鉱業のみ控訴。 現在、福岡高裁。

◆福岡・同和教育ヤミ専従糾明裁判(県同教裁判原告団)
 県教委が県立高校の教師に、同和教育団体の活動に専念できるよう便宜を図り、給与や出張旅費を支給。 公務と無関係な活動への公金支出の返還を求め提訴、05年一審で勝訴。 現在、福岡高裁。

◆大分・選挙弾圧大石市議事件(被告人・大石忠昭)
 03年のいっせい地方選挙で豊後高田市の日本共産党大石市議が、選挙前に後援会ニュースを配ったことを戸別訪問・違法文書配布・事前運動として逮捕・起訴。 一審で罰金15万円・公民権停止3年。 07年9月、二審で、罰金15万円、公民権停止をはずす判決。 現在、最高裁。

 福岡高裁での大きなご支援ありがとうございました。 最高裁で無罪をかちとるために引き続きご支援をお願いします。
  大石忠昭


◆東京・葛飾ビラ配布弾圧事件
 04年、葛飾区内のマンションに共産党の都議会報告などを配布したことが住居侵入罪にあたるとして逮捕・起訴。 06年8月、一審で「マンションでのビラ配布を処罰することは、社会通年として確立していない」として無罪判決。 現在、東京高裁。

◆東京・国公法弾圧堀越事件
 03年の総選挙の際、休日に自宅近くで共産党の機関紙号外等を配布したことが、国家公務員法に違反するとして04年に逮捕・起訴。 06年6月、一審で罰金10万円・執行猶予2年の判決。 現在、東京高裁。

◆東京・世田谷国公法弾圧事件
 05年総選挙投票日前日、世田谷区の警察官舎に共産党の機関紙号外を配布したとして住居侵入罪で逮捕。 国公法違反で起訴。 現在、東京地裁。


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