救援新聞・福岡県版  2007年9月5号

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 ■第41回県本部大会を成功させよう!
  積極的な参加を心から呼びかけます。
 ■第51回中央委員会で、会員3名以上拡大で、本部から4名が表彰
 ■会員を増やそう!  救援会を大きくしょう!
 ■引野口事件「同房の女」違法捜査を自ら暴露
 ■参加しょう、参加を呼びかけよう!
 ■夏期募金へのご協力ありがとうございます
 ■9月7日(金)公選法弾圧・大石市議事件  福岡高裁判決
  判決公判と判決報告集会への参加のお願い


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■第41回県本部大会を成功させよう!
 積極的な参加を心から呼びかけます。

   日本国民救援会 福岡県本部常任委員会

 日本国民救援会福岡県本部第41回大会を下記のとおり開催します。
福岡県本部は、公選法弾圧・大石市議事件、冤罪・引野口事件、生存権裁判、不当解雇撤回事件などいまの情勢を反映した諸事件の勝利めざして全力をあげています。
 大会で、これら諸事件に勝利する運動と組織の拡大強化について大いに討論しましょう。 会員ならびに事件関係者の方々の積極的な参加をお願いします。

 と き:9月16日(日) 10時30分〜16時30分
 ところ:戸畑生涯学習センター
     戸畑区中本町7−30 電話093−882−4281
 ※大会には、会員ならびに事件関係者はどなたでも参加できます。


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■第51回中央委員会で、会員3名以上拡大で、本部から4名が表彰
 8月4日、5日にひらかれた第51回中央委員会は、昨年8月から今年の7月までの間に会員を3名以上拡大した会員を表彰しました。 福岡県からは、浜地竜男さん、大島浩一さん、渡辺宏さん、藤元共広さんの4名が表彰されました。 中央委員会は、この間の運動を総括し、来年むかえる創立80周年をめざす方針を決定しました。
 (8月25日号参照)


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■会員を増やそう!  救援会を大きくしょう!
 会費・月600円 (新聞代含む)


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■引野口事件「同房の女」違法捜査を自ら暴露
 8月25日朝日新聞夕刊は、「冤罪を訴えている片岸みつ子被告の公判で、警察の留置場で被告から『犯行告白』を聞いたなどと証言した女が、自分の弁護人に『警察に協力したから(私には)今回も執行猶予がつく。 大丈夫』と話していたことが25日わかった」と報じました。
 検察は、片岸さんからの犯行を裏付ける直接証拠をなにも出していません。
 この女が、同房中に片岸さんから聞いたとされる「犯行告白」とそれに合致するように変更された鑑定を起訴の決め手にしています。 女の「告白」は、片岸さんの「犯行告白」とされるものは女と警察が協力してつくったもので、「女は警察が計画的・組織的に送り込んだスパイ。代用監獄を悪用した違法捜査だ
」(弁護団)ということを自らが暴露したものです。
 裁判所は、違法捜査で得られた、女の証言と女の供述をもとにした検察の鑑定結果などを証拠から排除し、片岸さんに無罪判決をだすべきです。

◆えん罪・引野口事件支援  シンポジュウム
 えん罪はなぜ生まれるのか

 最近えん罪が明らかになった事件関係者と、えん罪を研究されている諸者とパネルディスカッションを開き、えん罪について考えます。 多くの方の参加を訴えます。

 と き:9月22日(土)午後1時30分〜
 ところ:八幡市民会館  資料代500円
 コーディネーター:
   テレビでおなじみのキャスター・Nさん
 パネリスト:
   松本サリン事件・Kさん
   鹿児島志布志公選法(踏み字)事件・Kさん
   富山氷見事件・Yさん
   国際人権活動日本委員会議長・Sさん
   北九州市立大学法学部教授・Pさん
   引野口事件弁護人・Yさん


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■参加しょう、参加を呼びかけよう!
◆九州定温輸送不当解雇事件公判
 9月13日 10時
 地裁小倉支部
◆生存権裁判公判
 9月19日 13時30分
 福岡地裁301法廷
◆ふくおか合唱発表会交流会
 9月23日 13時30分
 早良市民センター
◆映画「新あつい壁」
 らい予防法廃止10周年記念
 ハンセン病国倍訴訟勝利5周年記念映画
 上映に関する問い合わせは、「九州シネマ・アルチ」へ


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■夏期募金へのご協力ありがとうございます


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■9月7日(金)公選法弾圧・大石市議事件  福岡高裁判決
 判決公判と判決報告集会への参加のお願い

世界が注目する判決
 03年4月の市議選で後援会ニュースを支持者に届けただけで、公選法違反(戸別訪問、法定外文書配布、事前運動)とされ、大分地裁で罰金15万円、公民権停止3年という不当な有罪判決を受けた、大石忠昭豊後高田市議にたいする福岡高裁の判決が9月7日に言い渡されます。
 世界では、戸別訪問や文書配布など自由な選挙があたりまえです。 日本も批准している国際自由権規約がそれを保障し、推進しているからです。
 大分地裁では、元国連人権委員のエリザベス・エバットさんが「自由権規約にてらして大石市議の行為は正当で、制裁をうけるべき行為ではない」、福岡高裁では、国際法学者のシルビア・ブラウン教授が、「すべての選挙人に接触し、政策を伝える戸別訪問や選挙文書の自由な配布は国際自由権規約が保障している」と証言しています。
 言論表現の自由、政治選挙活動の自由という最も尊重されなければならない権利について、日本の裁判所がどんな判断をくだすのか世界が注目しています。
 憲法にも、国際自由権規約にも違反をしている公選法で起訴されている大石市議には、無罪判決しかありません。

豊後高田市民の民意を尊重した判決を
 今年2月、合併にともなう豊後高田市議会議員選挙がおこなわれました。 豊後高田市民は、大石さんにたいする「裁判で議席が無くなるから死票になる」などの攻撃のなかで、前回より得票を増やして大石さんをトップ当選させました。
 これは、豊後高田市民の「大石さんは市議会に絶対必要」で「公民権停止による議席の剥奪を許さない」という民意であり、後援会ニュースを配布しただけの大石さんの行為を犯罪とする社会的通念はない、という良識による審判です。
 福岡高裁は、豊後高田市民の民意を尊重した判決を出すべきです。

判決公判の日程
 12時10分  裁判所門前で事前集会
 12時40分  傍聴整理券発行のために整列
 12時50分  傍聴券抽選(傍聴できない人は門前で待機)
 13時30分  判決言い渡し(主文言い渡し後、門前で報告します。)
 判決報告集会  中央市民センターホール
  15時30分〜16時40分
 ※判決公判の時間によって開始時間が早まることがあります。

全国各地から福岡高裁へ要請は60回、約9万筆の署名提出
 手元にある署名は急いで送ってください。 最後まで署名にご協力をお願いします。

憲法と国際自由権規約に照らせば大石市議は無罪!


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