救援新聞・福岡県版  2006年4月5号

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 ■第59回解放運動無名戦士合葬追悼会に県内から32名が参列
  故人の遺志を引き継ぐ決意新たに
 ■解雇を撤回させ職場復帰を勝ちとる
 ■あやまれ、つぐなえ、なくせじん肺 
  三井松島炭鉱がついに原告と和解調印
 ■北九州市は、パート看護師の解雇を撤回せよ
 ■大石市議事件の学習集会と全国活動者会議に参加しょう!
 ■警備警察の違法なビデオ撮影に抗議


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■第59回解放運動無名戦士合葬追悼会に県内から32名が参列
 故人の遺志を引き継ぐ決意新たに

 3月18日におこなわれた第59回解放運動無名戦士合葬追悼会には、福岡県から58名の故人が合葬されました。式典には、新遺族15名と同伴者10名、旧遺族2名、付添として救援会、いしずえ会から5名の32名が参列しました。
 参列されたご遺族から「立派な式典でした。故人もさぞ喜んでいることでしょう」「すばらしい式典に感動しました。救援会には大変お世話になりました」などの感想がよせられています。なお、式典を記録したビデオが4月に完成します。注文は県本部まで。

お 礼
 第59回解放運動無名戦士合葬追悼会の開催にあたり、福岡県では過去最高の58名に及ぶ推薦活動や新遺族の参列費などの式典経費を賄う「追悼募金」に、多くの団体と有志の方々にこころ温まるご協力をいただきました。
 お蔭様で、無事終了することができました。ここに厚くお礼を申し上げます。
 救援会は、今後ともこの行事を心を込めて取組んでまいりますので引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 2006年3月
 各   位
 日本国民救援会福岡県本部 会長


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■解雇を撤回させ職場復帰を勝ちとる
 U先生は、34年間筑紫丘幼稚園で幼児教育に精一杯とりくみ、あわせて労働組合の委員長として、福岡県の幼稚園全体の教育条件や教職員の労働条件の改善のために頑張ってきました。04年6月、湯川先生は癌が発見され入院・手術を受けました。手術は成功し、医者から「職場復帰は可能」と太鼓判をおされていたのに、園側は、04年12月に「就業規則の休職期間5カ月を過ぎた」として病室で解雇通告をしました。
 U先生は、県労働委員会で解雇撤回をもとめていましたが、3月17日付けで県労働員会は園側に、解雇を撤回し原職復帰を命ずる決定をだしました。 園側は、3月27日の団体交渉で、4月からの原職復帰を表明しました。 U先生よかったネ!


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■あやまれ、つぐなえ、なくせじん肺 
 三井松島炭鉱がついに原告と和解調印

 地裁で敗訴し、控訴していた三井松島炭鉱が、原告らの本社(福岡市)要請行動などの運動によって、3月22日に原告勝訴の和解に調印しました。


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■北九州市は、パート看護師の解雇を撤回せよ
 Fさんは、12年間北九州市立門司病院のパート看護師として働いてきましたが05年3月に「嘱託期間満了」を理由に解雇されました。
 Fさんは、北九市職労病院評議会、北九州市病院局パート嘱託職員労働組合の幹部として活動してきました。 一方、市病院局とパート嘱託職員労働組合との間には、「60歳を過ぎても働いても結構」「特段の理由がない限り継続更新とする」という労使合意が1985年に確認されていました。 県労働委員会で解雇撤回ををもとめています。


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■大石市議事件の学習集会と全国活動者会議に参加しょう!
△ 福岡高裁で勝利をめざす学習集会
 日時:4月15日(土)13時30分
 場所:福祉プラザ501
△大石市議事件全国活動者会議
 日時:4月16日(日)13時30分
 場所:福祉プラザ602


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■警備警察の違法なビデオ撮影に抗議
 3月26日の県民大集会のデモ行進をビデオで撮影している警備警察に「違法な情報収集であり直ちにやめよ」と強く抗議。 警察は撮影は「右翼対策」などとウソぶいていましたが、Y共産党県議のハンドマイクによる抗議などで撮影を中止しました。


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