救援新聞・福岡県版  2005年12月5号

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★  目次  ★
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 ■まもろう!言論・表現の自由
  大石事件の無罪を求める署名をひろげよう!
 ■支部大会ひらかれる
 ■山田善二郎会長が「年末組織財政強化期間」の成功をよびかけ
 ■ビデオ「黙ってはいられない」言論弾圧とのたたかい



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■まもろう!言論・表現の自由
 大石事件の無罪を求める署名をひろげよう!

 戸別訪問や文書頒布による選挙運動は、言論表現活動のひとつとして世界では常識となってます。 大石さんがおこなった、後援会ニュースを届ける選挙運動は弁論表現の自由として、憲法と国際自由権規約で保障されています。
 憲法を改悪し「戦争をする国」づくりの動きが激しくなるなかで、言論表現の自由をまもることが極めて重要になっています。
 これまで、多くの会員や団体、個人から署名の協力をいただきました。 しかし、いまの情勢のなかで、裁判所が勇気をもって、大石さんを無罪にするには、さらに多くの署名で裁判所を包囲しなければなりません。 みなさんのさらなるご協力をお願いします。
 11月7日に福岡の「支援する会」が、11月21日には北九州の「支援する会」が、大分地裁への要請行動に参加し、大石さんへの「無罪判決」を要請しました。

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■支部大会ひらかれる
 11月9日に、福岡支部と北九州総支部が、11月19日に若松支部がそれぞれ支部大会をひらきました。
 大会では、憲法改悪をめぐる情勢と言論弾圧とのたたかい、大石事件をはじめとする諸事件の勝利をめざず運動、会員拡大に取組み組織の拡大強化をすすめる活動など活発な討論がなされました。特に、若松支部は有権者比目標まで数名になっており、早急に達成することが確認されました。

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■山田善二郎会長が「年末組織財政強化期間」の成功をよびかけ
 山田善二郎中央本部会長は、「年末組織財政強化期間」を成功させるために、支部、班および会員への訴えをだしました。
 この訴えに応えて、年末募金や会費の納入、会員拡大へのご協力をお願いします。

年末組織財政強化期間
あなたの会費が救援会の組織と運動を支えます
日本国民救援会会長  山田善二郎


 みんなの力で「年末組織財政強化期間」(11月〜12月)を成功させよう

 全国の支部・班のみなさん、会員のみなさん
 総選挙で国民をごまかして多数の議席を獲得した小泉連立政権が、悪政にいっそう拍車をかけています。 憲法改悪を許さず、国民の生活破壊とたたかうために、いまこそ、国民が怒りの声をあげ、労働組合や各分野の組織がたたかいに打って出ることが求められています。 これにたいし、国民監視を強めている警察による様変わりした弾圧、国民の言論表現活動の抑圧を狙った事件が各地で引き起こされています。 弾圧とたたかう救援会の役割が、いつにも増して重要になっています。
 裁判所では、警察・検察の違法行為や真実に目をそむける裁判が横行するなかでも、4月の名張事件の再審開始決定に続いて9月に布川事件で再審開始決定をかちとりました。 桜井さんは、「救援会がなかったら今の自分はなかった」と述べています。 多くの会員が、一つひとつの署名活動など救援会の運動が確実に裁判所を動かしていることに確信をもって事件・裁判支援にとりくんでいます。
 また、この夏に完成したビデオ「黙っていられない」は、大変好評で各地で上映運動が進められています。 憲法をよりどころに弾圧とたたかい裁判勝利をめざす救援運動の一つひとつが、人権と民主主義を発展させる上で、また憲法改悪を阻止する国民的闘争の中で、重要な役割を果たしているのです。

 全国の支部・班、会員のみなさん
 わが国の未来にとってかってない重大な情勢に直面しているこの年の終りに、「年末組織財政強化期間」が取組まれています。 この「強化期間」に全会員が力を寄せ、大きな成功をおさめるならば、それは、きたる年を躍進の年にする上で、強大な土台を作ることになります。 どうぞ、この「強化期間」の運動に参加してください。
 事件の署名、年末カンパの訴えと、そしてカンパ袋あるいはミニ募金帳を持って、周辺の人々に支援を呼びかけて下さい。 そして、今日の情勢と権力の様変わりした実情を話し合い、救援会への入会を訴えてください。
 さまざまな事情で集金が遅れたり、会費の滞った会員の皆さんは、是非ともそれを克服してください。
 この中で、既に発表された「綱領・規約改正案」を読み、討議し、意見を寄せて下さい。
 日本の人権闘争史の中で、77年の輝かしい歴史と伝統を有する救援会が、さらなる歴史を創るべく、新しい羅針盤である立派な綱領を作るために、ぜひ、皆さんの英知を結集して下さい。

 全国の支部・班、会員のみなさん
 来年は、1月12日に大分・選挙弾圧大石事件の判決を迎えます。 たたかいは、まさに年明けとともに新しい展開を示します。 この裁判で勝利判決を勝ち取り、言論弾圧事件や冤罪諸事件、全ての裁判の勝利に向けて、そして国民的課題である憲法改悪阻止のたたかいの前進にむけて、強力な踏み台をつくるために、「年末組織財政強化期間」の運動に力を寄せてください。
  2005年11月

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■ビデオ「黙ってはいられない」言論弾圧とのたたかい
 大石事件や東京でのビラ配布弾圧事件の実態がよくわかり、言論弾圧とのたたかいの重要性がわかるビデオです。 少人数でも上映されるよう呼びかけます。(36分)

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