救援新聞・福岡県版  2005年11月5号

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★  目次  ★
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 ■公選法弾圧・大石市議事件の判決日は06年1月12日
  無罪要請署名を広げてください
 ■誤った裁判はやり直しを!の声を最高裁に届けよう!
  大崎事件現地調査行われる
 ■憲法違反の危険な法律「共謀罪」を廃案に
 ■支部大会に参加しょう!
 ■自由な選挙の保証こそ 暮らしと平和の礎(いしずえ)です
   「暗闇選挙」は もうおしまいにしましよう
 ■よみがえれ有明海訴訟
  漁民原告支援募金にご協力ください
 ■参加しよう! 参加をよびかけよう!
 ■ビデオ「黙ってはいられない」言論弾圧とのたたかい


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■公選法弾圧・大石市議事件の判決日は06年1月12日
 無罪要請署名を広げてください

 大石事件は、10月14日の第25号公判で弁護側の最終弁論が行われ結審しました。 裁判所は、判決日を来年1月12日午後1時30分からと指定しました。
 判決日まで、毎週裁判所へ要請します。 裁判官に無罪を求める国民の声を届けるために急いで要請署名を広げてください。 ご協力をお願いします。
 「赤旗まつり」に大分守る会から駆けつけ署名行動620筆の協力が寄せられました。
 10月24日、秋晴れのもとおこなわれた、福岡県赤旗まつりに大分守る会から4名が駆けつけ、署名と要請かがき、エバット証言と申ヘボン証言パンフの普及への協力を訴えてまわりました。 署名620筆、はがき120枚、パンフ100冊の協力がありました。
 救援会は治安維持法同盟などと共同でテントをだし、署名を訴えました。 署名は、大石事件の署名を入れて、22事件で4730筆が寄せられました。


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■誤った裁判はやり直しを!の声を最高裁に届けよう!
 大崎事件現地調査行われる

 10月15日、16日に大崎事件の現地調査がおこなわれ、50名(県内から3名)が参加しました。 弁護団も補充書を提出し、最高裁で本格的な審理が始まっていると考えられます。 調査で、改めて有罪判決の誤りを確認しました。 最高裁に、「誤った判決を再審で正せ」の声を集中することを申し合わせました。


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■憲法違反の危険な法律「共謀罪」を廃案に
 犯罪行為がなくても、話し合っただけで犯罪にされる「共謀罪」が三たび国会に提案されています。 日弁連をはじめとする反対世論で、今国会での成立は見送られましたが、通常国会で成立をねらうことは必至です。
 「内心の自由」を処罰する治安立法に反対する運動を広げるために、若松支部は10月8日、北九州総支部は10月25日、県本部は11月2日にそれぞれ学習会をおこないました。 共謀罪の危険な内容を広げ、廃案をめざす運動をつよめよう。


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■支部大会に参加しょう!
 県本部大会が終り、いま各支部大会開催の準備がすすめられています。 支部を基礎にした救援運動をすすめるために、多くの会員が支部大会に参加し、討論に参加しょう。
 ◆福岡支部大会    11月 9日18時30分〜  農民会館
 ◆北九州総支部大会 11月 9日18時30分〜  戸畑生涯学習センター
 ◆若松支部大会    11月19日15時〜      若松市民会館


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■自由な選挙の保証こそ 暮らしと平和の礎(いしずえ)です
  「暗闇選挙」は もうおしまいにしましよう

 選挙は、国民の大切な主権行使です。
 投票意思をきめる自由や、そのための情報を得る権利・情報を提供する権利=運動の自由などが保障されなければなりません。
 ところが、こうした運動は取り締まりの対象として、買収や企業ぐるみ選挙などは野放し。 正に「暗闇選挙」であり梅遊寺の仁王ならずとも怒るというものです。
 21世紀になって、もう、こんな時代遅れの選挙は、おしまいにしようではありませんか。

世界は「自由な選挙」 日本国憲法も保証しています
 世界では自由な選挙があたりまえです。
 「国際人権規約(自由権規約)がそれを保証し、推進しているからです。」 
 大石さんの裁判では、国連で、各国におけるこの規約の実施状況を審査していたエリザベス・エバットさんがオーストラリアから来日して、日本の公職選挙法は、規約に違反していると証言しました。
 憲法にも国際規約にも違反する法律で起訴されている大石さんに、無罪判決しかありません。


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■よみがえれ有明海訴訟
 漁民原告支援募金にご協力ください

 佐賀地裁が工事の差し止め決定を出したにもかかわらず福岡高裁、最高裁ならびに公害調停委員会が、政治に翻弄され、自らの役割を果たさなかった態度に、有明海沿岸漁民は更なる怒りを覚え、このまま人任せにはできない、自分たちの力で有明海を再生しなければと、たたかいに立ち上がり、当初の200名の原告から1800名を超える裁判参加者(原告)となり、その勢いは3000名に届く見込みとなっています。
 しかし、公害差し止め裁判では、損害補償裁判と異なり、たとえ勝訴したとしてもどこからもお金が入ってくるわけではありません。 それゆえ、弁護団は全員、手弁当で取り組んでいます。 しかし、漁民原告の増加にともない、現在約500万円の印紙代が不足しています。 弁護団は、九州各地の金券ショップを回り、割引印紙をかき集めるなど努力しています。 有明海再生のたたかいを推進していくために、みなさんの募金の協力をお願いします。
 (よみがえれ!有明海訴訟弁護団、同支援する会の訴えより)
 郵便振込先
 記号 17710 番号 13349581
 名前 アリアケサイセイキキンノカイ
 住所 〒840−9825 佐賀市中央本町1−10 ニュー寺元ビル3F
              佐賀中央法律事務所 代表者 岩井三樹


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■参加しよう! 参加をよびかけよう!
11月 7日  大石事件 裁判要請 11時45分 大分地裁前集合
         なお、判決(1月12日)まで毎週月曜日に要請行動をおこないます。
11月 9日  福岡県支部大会 18時30分 農民会館
11月 9日  北九州総支部大会 18時30分  戸畑生涯学習センター
11月 9日  引野口事件 裁判 被害者の妻の証人尋問 13時30分 地裁小倉支部
11月11日  安川争議勝利5周年記念集会 18時30分 ウエル戸畑
         講師 坂本修弁護士・自由法曹団団長
11月16日  中国残留孤児裁判 13時30分 福岡地裁
11月17日  県本部常任委員会 18時30分 県本部事務所
11月17日  前進座公演 今日われ生きてあり 18時30分 ももちパレス
11月20日  福岡県人権問題研究集会 10時30分 志免町民センター
        記念講演 小森陽一(9条の会事務局長)11時〜12時30分
11月23日  被爆60年 福岡県非核のつどい 10時 グローバープラザ(春日市)
        講演 高遠菜穂子    コンサート 梅原司平


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■ビデオ「黙ってはいられない」言論弾圧とのたたかい
 大石事件や東京でのビラ配布弾圧事件の実態がよくわかり、言論弾圧とのたたかいの重要性がわかるビデオです。少人数でも上映されるよう呼びかけます。
 上映事件は26分 注文は県本部まで(2000円)、貸し出しもします。


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