救援新聞・福岡県版  2005年04月05号

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★  目次  ★
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 ■第58回解放運動無名戦士合葬追悼会ひらかれる
 ■震災お見舞い申し上げます。
 ■「改憲」の企てを阻止するために一人ひとりが努力しよう!
 ■公選法の禁止規定は国際人権規約違反
 ■衆議院福岡二区補欠選挙(4月12日公示 24日投票)
 ■「えん罪事件」の調査について
 ■参加しょう、参加を呼びかけよう!
 ■選挙弾圧 大石市議事件

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■第58回解放運動無名戦士合葬追悼会ひらかれる

 県内から20遺族27名が参列
 3月18日の第58回合葬追悼会には県内から54名の方々が合葬され、式典には20遺族27名と救援会、いしずえ会の付き添い6名の33名が参列しました。

 お   礼
 合葬追悼会にあたり、多くの団体や個人の皆様に温かいご協力をいただきました。
 ご協力により、式典には、県内から20遺族の27名と救援会、いしずえ会からの付き添いが参列することが出来ました。
 ここに厚くお礼を申し上げます。

式典に参加して (合葬者のご遺族からの感想)
 日本青年館大ホールで行われた追悼式典では、日本の平和を愛し、自分や家族を犠牲にしてでも平和の為、国の為、人の為に戦い続けて生涯を捧げた人達をしめやかに追悼後、遺影を胸に青山墓地まで小雨の中、整然と葬送行進し、今回1144名の方の名前と活動を刻んだ銅版が無名戦士の墓に合葬されました。これは大変意義ある事と感動しました。
 翌日は日本共産党中央本部に行き、合葬された先輩の人達が平和と民主主義、革新を築いた結果として、今後の日本の平和を導く為の日本共産党中央本部が新設された姿を見ることが出来たことを大変うれしく思います。私も今後父の遺志を引き継ぎ微力ながら頑張りたいと思います。
 今回の追悼会をお世話された救援会の方々本当に有り難うございました。
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■震災お見舞い申し上げます。

 会員のみなさんの被害は如何でしたか。事務所は、共産党中南地区ボランティアの協力で無事跡片付けも終わりました。
 会員のみなさんの被害状況をお知らせください。
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■「改憲」の企てを阻止するために一人ひとりが努力しよう!

 「9条の会」講演会に3000名が参加
 3月19日、「9条の会」の講演会が福岡市でひらかれ、「会」の奥平康弘(東大名誉教授)、鶴見俊輔(哲学者)と事務局長の小森陽一東大教授が講演しました。
 講演会に参加した会員は「改めて、憲法の素晴らしさが確認できました。「改憲」の企てを阻止する世論を広めたい」と語っています。この間、3月12日には若松支部が「憲法輪読会」を開催し、23日には福岡支部が2回目の「憲法輪読会」を開催しました。
 県本部では、6月5日(日)に救援会会長を講師に憲法学習会をひらきます。具体的な内容は別途お知らせしますが、多数の会員の参加を呼びかけます。
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■公選法の禁止規定は国際人権規約違反

 3月24日、公選法弾圧・大石豊後高田市議の裁判が行われ、北九州から5名と県本部から傍聴に駆けつけました。裁判は、申・ヘボン青山大学助教授が「市民的及び政治的権利に関する国際規約」の成立過程と批准国の義務についてわかりやすく証言し、裁判所に「規約は日本を拘束している国際法規。(公選法の禁止規定の)規約違反を正面から受け止め、規約にもとづく判断を」と要請しました。
 次回は5月9日11時から、救援会会長が警備警察の実態を証言します。
 裁判はいよいよ大詰めをむかえ、6月27日の裁判ではオーストラリアから元国際規約人権委員のエリザベス・エバットさんを証人にたて、公選法の禁止規定が国際人権規約に違反していることを明らかにします。そこで、エバットさんの来日経費や支援運動をひろげるため募金を訴えています。ご協力をお願いします。
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■衆議院福岡二区補欠選挙(4月12日公示 24日投票)

 弾圧を許さずのびのびと政策を訴えよう!
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■「えん罪事件」の調査について

 04年3月24日午後5時過ぎに、八幡西区引野2丁目で発生した「殺人・放火」事件について、被告とされているKさんの家族及び弁護団から「Kさんは殺人・放火事件とは関係なく冤罪」として救援会に支援の要請がありました。
 県本部常任委員会は、「えん罪事件の支援の手続き」にもとづき中央本部と共同して、「えん罪」との確信を得られるかどうか、の調査活動に入ります。
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■参加しょう、参加を呼びかけよう!

 ◆大石さんを支援する福岡の会結成準備会
  4月6日18時30分
  千鳥ビル
 ◆斎藤喜作救援会顧問を囲む懇談会
  4月8日14時
  福岡第一法律事務所会議室
 ◆若松支部再建20周年記念集会
  4月9日14時
  若松市民会館
  講師斎藤喜作顧問
 ◆若松事件国賠訴訟
  4月14日13時
  福岡高裁
 ◆救援会九州ブロック交流会
  4月16日〜17日
  豊後高田市
 ◆日野町事件現地調査
  4月16日〜17日
  滋賀県日野町
 ◆裁判勝利をめざす全国交流会
  4月24日〜25日
  伊東市
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■選挙弾圧 大石市議事件

全国の支援のみなさまへ  緊急 ご協力のお願い
 去る、3月9日、大分県守る会の第7回世話人会が開かれました。
 国民救援会中央本部の清水副会長も参加していただき、これから迎える重要な裁判を前に「大石さんを守る会」が取組む活動方針を再確認し、具体的に全国のご支援くださるみなさまに、ご協力のお願いを発信することがきまりました。
 いよいよ、今年末か来年はじめは判決の見通しです。重要な局面を迎えた今、全国の皆さんに次の3つのお願いを致します。

(1) 緊急カンパにご協力下さい
 いよいよ6月には、オーストラリアから、元国際人権委員のエリザベス・エバット証人を迎えます。この裁判は、日本の政府が未だ、公職選挙法を見直そうとしない、その誤りを明らかにする、最も重要な位置づけの裁判です。
 日本でも初めての、公選法を見直すという画期的な意味をもつ裁判です。これを準備するために、エバット証人を迎える費用、また、スイスのジュネーブにある国際人権委員会に直接代表を送る費用など、まだ不足しています。 
 各支部、地域でカンパを訴えていただき、ご協力をお願いします。
* できれば、4月いっぱいを目標にご協力をお願いします。

募金・署名の送り先
振込み口座番号(郵便振込)
01720−8−111099
〒870−0934
大分市東都留1−11−24
選挙の自由をひろげ大石さんを守る会


(2) 最終盤の署名を広げてください
 今までの約50000筆の署名で、
(1) 小法廷から90人が傍聴できる大法廷に変更を認めさせました。
(2) 弁護側証人のほとんどが採用の見通し。
など、裁判を攻勢的にすすめることができています。
最終段階の署名用紙ができました。
「控訴棄却ないし無罪判決を求める要請書」です。
 今までの数を上回る広がりを作り、大石忠昭さんの無罪を勝ちとり、選挙の自由をひろげましょう!!

(3) 冒頭陳述の販売にご協力を
 100冊以上のご注文で、2割引きで販売致します。裁判支援の活動費として使っていただければ幸いです。
 捜査、起訴の不当性、裁判の内容がきっちりわかる資料です。学習会に使ってください。
 これも裁判を支える費用になります。ご協力をお願い致します。


「大石さんを支援する福岡の会」の結成 準備会のご案内
 裁判は、9月で結審の予定で、年内にも判決が予想されます。
 高裁所在地の福岡市で「大石さんを支援する福岡の会」を結成し、支援運動を大きくするための準備会をひらきます。

日 時:4月6日(水)18時30分〜
ところ:千鳥ビル3階会議室

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