救援新聞福岡県版 2005年2月5日号

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★  目 次 ★
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 ■許すな!ビラ配り弾圧 表現の自由への弾圧
 ■人権と民主主義の前進のための新春のつどい
 ■志なかばで倒れられた方々の遺志を引き継ごう
  第58回解放運動無名戦士合葬追悼会を成功させよう!
 ■パンフ「憲法を読もう」を活用して、輪読会をひらこう!
 ■参加しよう、参加を呼びかけよう!


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■許すな!ビラ配り弾圧 表現の自由への弾圧

 昨年12月23日、東京・葛飾区の誰でも自由に出入りできるマンションで、各戸の郵便受けに、「都政報告」「葛飾区議会だより」を配布し、住居不法侵入罪で逮捕、勾留されていたAさんは、1月11日に起訴されました。(詳細は救援会新聞1月25日号参照)
立川自衛隊宿舎ビラ配布事件では無罪に
 同じような形態でビラ配布し、起訴されていた、立川自衛隊宿舎ビラ配布事件で東京地裁八王子支部は、「その態様も相当性を逸脱したものとはいえない。結果として生じた居住者および管理者の法益の侵害も極めて軽微なものに過ぎない」「被告人らが立川宿舎に立ち入った行為は、法秩序全体の見地からして、刑事罰の処するに値する程度の違法性があるとは認められない」として無罪を言い渡しています。

「表現の自由」への弾圧は戦争への道
 逮捕した警察、起訴した検察、さらに逮捕状、家宅捜索令状を発行し、勾留を認めた裁判所の姿勢は、憲法遵守義務(憲法98条)を逸脱したもので厳しく責任が問われなければなりません。基本的人権のなかでも優位的地位にある「表現の自由」への弾圧は、断じて許されません。恐れず、侮らず堂々とビラ配布など表現活動を行うとともに、表現の自由への弾圧とたたかう、豊後高田・大石事件、東京・国公法弾圧事件、葛飾のビラ配布事件の勝利のため奮闘しょう!

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■人権と民主主義の前進のための新春のつどい
 にちじ  2月9日(水)18時30分〜
 ところ  農民会館ホール
 福岡市中央区今泉1−13−19  電話092−741−2001
 かいひ  1000円
 楽しく、元気が出るつどいです。誘い合ってご参加ください。
公選法弾圧とたたかう豊後高田市議の大石忠昭さんも参加の予定です。

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■志なかばで倒れられた方々の遺志を引き継ごう
第58回解放運動無名戦士合葬追悼会を成功させよう!

社会の進歩、革新と平和をめざして活動し、志なかばで亡くなられた方々を顕彰し、その遺志を引き継ぐことを誓い合い、ご遺族を励ます「解放運動無名戦士合葬追悼会」が、今年も3月18日に行われます。
 この行事は、困難ななかで奮闘された故人を顕彰し、後に残った私たちが故人の遺志を受け継ぐ場所でもあります。

追悼募金へのご協力をお願いします
 この行事の経費は、すべて心ある団体、有志のみなさんの募金で賄われています。合葬追悼会の成功のためにみなさんに追悼募金へのご協力をお願いいたします。

犠牲者追悼カンパについて(1948年3月1日救援会新聞より)
渡辺政之輔、市川正一、岩田義道、野呂栄太郎、小林多喜二・・これらは日本の革命運動の宝としてだれにも知られている。しかし同じような宝でありながら、埋もれている無名戦士が沢山いるのである。天皇制の下においては、私たちは同志を葬ることすら禁じられていたので、これら無名戦士の中には、かって一度も労働者農民によって追悼されたことのなかった人々もあるのである。
 そこで私たちは何らかの形で埋もれている尊い犠牲者に対して、私たち後につづく者の階級的な感謝と敬意を表することを考えていたところ、山崎今朝弥氏、藤森成吉氏ら細井和喜藏遺志会が、細井氏の名遺著「女工哀史」の印税により細井氏その他の人々のために「無名戦士墓」を建て、保管していることを知ったので、1947年12月15日の労農運動救援会第2回大会は、この墓を「解放運動無名戦士墓」として、ここに運動の犠牲者を合葬し、毎年3月18日(パリ・コンミューン記念日)を犠牲者追悼日として、全国的に追悼カンパをもつことを決定したのである。

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■パンフ「憲法を読もう」を活用して、輪読会をひらこう!
一部150円注文は各支部、県本部まで

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■参加しよう、参加を呼びかけよう!
〇 守ろう!くらし・雇用・平和 福岡県民1万人集会
   2月27日(日)13時〜 福岡市博多区 冷泉公園
○ 「九条の会」発足記念 福岡講演会
   3月19日(土)13時開場、14時開会、福岡市博多区 サンパレス
   講師 奥平康弘、鶴見俊輔、小森陽三(九条の会事務局長)

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