救援新聞福岡県版 2005年1月5日号

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★  目 次  ★
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■2005年新年おめでとうございます
 ■野村證券”女性差別裁判”和解
   男女平等へ輝く大きな一歩
 ■安川電機パート解雇争議勝利和解
 ■大崎事件に再審開始を取り消す不当判決
 ■痴漢えん罪北九州長野二丁目事件に不当判決
 ■大石議員は豊後高田市になくてはならない人
  豊後高田・大石事件 地元の人たちが証言
 ■北九州市議選 自由にのびのびと選挙に参加しよう
 ■年末救援統一募金へのご協力ありがとうございました

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■2005年新年おめでとうございます

 昨年中の救援会の運動にお寄せいただいた,ご支援,ご協力に感謝もうしあげます。
 憲法改悪・「戦争をする国」づくりの動きは,司法の分野でも,最高法規である憲法を無視し「事実と道理」にハンする判決や表現の自由への弾圧などとして現れています。
 05年は,憲法をめぐって重大な年となります。 憲法と国際人権法を拠り所に運動をすすめている救援会は,憲法改悪阻止に運動に全力をあげます。 また,人権侵害の犠牲者の救援運動に全力をあげる決意です。 今年も,ご支援,ご協力をよろしくお願いします。
 2005年1月
 日本国民救援会 福岡県本部 会長他役員一同

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■野村證券”女性差別裁判”和解

  男女平等へ輝く大きな一歩
人生をかけたたたかいでしたが,自分の生き方としてこれが一番だったと思います。

 (元野村證券女性差別裁判原告(元北九州支店勤務)Kさん)

 野村證券女性差別裁判の和解報告集会が12月18日北九州市でひらかれました。
 集会には,元原告4名と弁護団が,提訴から11年,それ以前の19年の30年にわたるたたかいを報告。
 11月22日定年退職した元北九州支店のKさんは,11月22日に「総合職」に発令され,退職前に解決できたことにお礼をのべられました。 また,11年間支援を続けたきた「北九州支援する会」の代表のKさんがあいさつされました。
 集会には,11月30日パート労働者の差別的解雇とたたかい,安川電機と勝利和解したKさんもかけつけ,Kさんと喜びの握手。

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■安川電機パート解雇争議勝利和解

 安川電機のパート労働者解雇争議は,地裁小倉支部で「解雇権の乱用であり解雇は無効」解雇は「不法行為を構成するので原告に慰謝料を支払え」と原告の全面勝訴の判決が下され,会社が控訴していましたが,11月30日福岡高裁で一審判決を前提に和解が成立しました。 原告のKさんは「あきらめずにたたかって道がひらけた」同じくHさんは「3年間の苦労が報われました」と勝利の喜びとともに支援に対するお礼をのべられています。 県本部に礼状が届けられました。

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■大崎事件に再審開始を取り消す不当判決

 12月9日高裁宮崎支部は,02年3月鹿児島地裁の再審開始決定を「(鹿児島地裁の)判断のあり方は,判決が確定したことにより動かし得ないものとなったはずの事実関係を,事後になって,それ自体としては証拠価値の乏しい鑑定や新供述を提出することにより,安易に動揺させることになるのであり,確定判決の安定を損ない,ひいては,三審制を事実上崩すことになるのであって,現行刑訴法の再審手続きとは相容れない」として取り消しました。 この決定は,再審制度を否定するもので許されるものではありません。
 原口アヤ子さんは「私は無罪を勝ち取るまで身体に充分気をつけて頑張りますので,全国の救援会員の皆様にも大変でしょうが今まで通りご支援ご協力を頂きますようよろしくお願いします」と訴え,12月13日最高裁へ特別抗告しました。

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■痴漢えん罪北九州長野二丁目事件に不当判決

 12月10日,福岡高裁は,地裁小倉支部の有罪判決の矛盾を指摘し,Aさんの無罪を主張する弁護団の主張を何一つ採用することなく,Aさんの控訴を棄却しました。
 判決後,Aさんは「悔しい,何も調べないで棄却したことに腹が立ちます。 納得できません」とあいさつしました。 Aさんは「やってないことをやったとは言えない」と最高裁に上告してたたかう決意を表明されています。

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■大石議員は豊後高田市になくてはならない人
 豊後高田・大石事件 地元の人たちが証言

 弁護側立証に入った大石事件の裁判は,地元の人達の証言がはじまりました。 これまで2回の裁判で,自民党の役員や元校長など6名が,豊後高田市での買収選挙の実態や大石さんの日頃の活動の状況,大石さんが市民にとってなくてはならない議員であることを具体的に証言しています。 次回は1月28日午後1時30分 多数の傍聴を訴えます。

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■北九州市議選 自由にのびのびと選挙に参加しよう

 弾圧・妨害は直ちに救援会に連絡を

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■年末救援統一募金へのご協力ありがとうございました


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