救援新聞福岡県版 2004年12月5日号

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★  目 次  ★
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 ■2004年 年末救援統一募金へのご協力のおねがい
 ■無実の人を無罪に 高裁判決12月10日
  痴漢えん罪北九州長野二丁目事件
 ■一日も早く大崎事件の再審開始決定を
  大詰めを迎えている大崎事件再審請求審
 ■「表現の自由」の弾圧は戦争への一里塚
  戸別訪問は憲法と国際人権B規約が保障する「表現の自由」
  弁護側立証が始まった豊後高田・大石事件
 ■福岡支部,北九州総支部が支部大会
 ■新潟中越地震,台風被災者へ募金を送ろう!
 ■パンフ「憲法を読もう」を活用して,憲法改悪反対の声をひろげよう!



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■2004年 年末救援統一募金へのご協力のおねがい

 2004年11月 日本国民救援会福岡県本部 会長
 日頃から,救援会の運動にご支援,ご協力いただきありがとうございます。
 今年も年末救援統一募金をお願いする時節をむかえました。 昨年は,福岡県内で多くの団体や有志のみなさんから167万円を超える募金をお寄せいただきました。 ご協力に心から感謝申し上げます。 募金は,事件関係者に激励金として渡すとともに各事件の勝利をめざす運動に活用させていただきました。 ありがとうございました。
 この一年県内では,自交総連福岡西鉄タクシー労組のGさんの不当解雇事件は地裁,高裁で勝訴し1月から職場復帰しました。 また,ミキサーセンター不当解雇事件のKさんは3月に勝利和解しました。 3月には学資保険裁判が4月には筑豊じん肺訴訟が長年のたたかいのすえ最高裁で勝利しました。 TOTO釘宮裁判は4月に,野村證券の女性差別裁判は10月にそれぞれ勝利和解しました。
 一方,痴漢えん罪北九州長野二丁目事件は地裁で4月に不当な有罪判決,福岡市職労過労死裁判は4月に高裁で不当判決が,若松国家賠償裁判では9月地裁で不当判決が出されています。 救援会は,これらの事件の勝利のために奮闘してきました。 また,県警の「裏金疑惑」の解明を求める運動にも取り組んできました。
 憲法をめぐって重大な情勢をむかえているなかで,憲法や国際人権規約が保証している基本的人権をまもり,一つひとつの事件を勝利することがますます重要になっています。
 それぞれの事件の「事実と道理」を大きな世論にして,地裁勝利をめざして事件関係者やみなさんと力をあわせて奮闘する決意です。
 経済状況の厳しい中ではありますが,みなさまが,諸事件の勝利のために,年末統一募金にご協力いただきますよう重ねてお願いいたします。

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■無実の人を無罪に 高裁判決12月10日
 痴漢えん罪北九州長野二丁目事件
 今年4月19日,女性供述の矛盾と不自然性を解明することなく有罪判決をだした地裁判決に対し,Aさんは,ただちに控訴していましたが,高裁での判決が12月10日10時10分ときまりました。 みなさんのさらなるご支援・傍聴をお願いします。

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■一日も早く大崎事件の再審開始決定を
 大詰めを迎えている大崎事件再審請求審
 高裁宮崎支部は,夏休み明けにも再審請求にたいする決定をだすのではないか,といわれてきましたが,いまだに決定がだされていません。 この間,鹿児島県本部と宮崎県本部は裁判所への要請をつづけ,4万筆を超える署名を届けています。
 鹿児島地裁の再審開始決定をまもり,検察の即時抗告を却下するよう,みなさんが裁判所へ要請されるようお願いします。

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■「表現の自由」の弾圧は戦争への一里塚
 戸別訪問は憲法と国際人権B規約が保障する「表現の自由」
 弁護側立証が始まった豊後高田・大石事件
 10月から弁護側立証に入り,大石さんの戸別訪問や文書配布の正当性を立証します。 署名と傍聴をお願いします。
 裁判日程 12月17日午後1時30分から 大分地裁

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■福岡支部,北九州総支部が支部大会
 第29回福岡支部大会は,11月9日農民会館でひらかれました。
 第22回北九州総支部大会は,11月18日戸畑生涯学習センターでひらかれました。
 それぞれの大会では事件関係者の訴えとともに憲法改革阻止や諸事件の支援運動を旺盛にすすめ救援会を拡大・強化することを決定しました。

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■新潟中越地震,台風被災者へ募金を送ろう!


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■パンフ「憲法を読もう」を活用して,憲法改悪反対の声をひろげよう!

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