痴漢えん罪・長野二丁目事件に控訴棄却の不当判決

 01年8月、ぶつかった自転車が転倒したので、近づいて「大丈夫ね」と声をかけただけなのに、「強制わいせつ罪」として、約2年間も勾留され、今年4月一九日福岡地裁小倉支部で懲役3年執行猶予5年の不当な判決をうけ、控訴審をたたかっていた北九州長野2丁目事件の控訴審判決で、福岡高裁第一刑事部・虎井寧夫裁判長は,何らの事実取り調べをすることなく控訴棄却の不当判決をしました。
 この間,全国各地から5000筆に及ぶ署名と募金のご支援をいただきました。心から感謝申し上げます。
 Aさんは,「くやしい、納得がいかない。何にもしていないことをしたとされて裁判にかけられた。何にもしていないから控訴したのに,何も調べないのなら控訴した意味がない。裁判が信用できなくなった。これからのことはよく考えて決めたいと思います。いままでのご支援ありがとうございました。」とくやしさと怒りをこめた挨拶をしました。
 これまでのご支援に感謝するとともに,今後の対応について決まり次第連絡させていただきます。

2004年12月10日
 
激励先
〒802-0016
 北九州市小倉北区宇佐町1-7-36     日本国民救援会北九州総支部

抗議先
〒810-0043
 福岡市中央区城内1-1   福岡高等裁判所第一刑事部  裁判長 虎井寧夫(トライヤスオ)殿


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